メランコリア

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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』 第42回 「東京流れ者」

2019-12-13 16:30:03 | ドラマ
大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』 第42回 「東京流れ者」

脚本:宮藤官九郎
音楽:大友良英
ナレーター:ビートたけし(噺) / 森山未來(語り)

鈴木清順監督作品のタイトル


【内容抜粋メモ】

昭和36年
高度経済成長期の日本
暮らしぶりもずいぶん変わった
交通渋滞も酷かった








タクシー運転手・森西栄一:いつ出来るんだ空中道路!(SFみたいな呼び方
森西は渋滞に辟易してタクシー会社を辞め、聖火リレー踏査隊の一員となる






聖火をアテネから日本まで運べるのか
タバタの希望で2万km 13カ国の道のりをたった2台のジープで横断する






テレビのニュースに女子バレーボールが映る
昨年の世界選手権決勝戦で強敵ロシアに負けた日紡貝塚

繰り返し「これは虐待ではありません」(いやいやいや




大松:
次の世界選手権まであと2年
仕事が終わって8時間練習
盆と正月以外休みなし

大松は河西の実家にまで行き「2年間貸してくれ」と両親に頭を下げる
河西も土下座してやらせてくれと頼む




父:
マサエが望むなら貸しましょう
ただ、花嫁姿だけはどうしても見たい
女の2年間を棒に振るんですからなんとかしてください


(妙な時代だ・・・

大松は全選手の親元を訪ねて説得した
河西は日常生活でも右手の使用を禁じられ、左右どちらでも打てるよう練習した


志ん生は脳腫瘍の後遺症で右半身の麻痺が残った
家で噺の練習をするがうまくいかない


選手村はやはり朝霞に建設すると発表する津島

平沢:
今、軍施設を日本に返還し、オリンピックの選手村を建てるアメリカ側のメリットとは?
日本人の反米感情の緩和

日米安全保障条約により米軍は引き続き国内に駐留することになった
それが日本国民の反感を買った 連日のデモ行進
アメリカはこれ以上日本との関係を悪化させたくない




平沢はアメリカ大使館で中日米大使ラシャワーと交渉する




平沢:
都心を返してこそのアピールです
それで安保闘争も収束するでしょう

東:
道路工事も始まってる 埼玉県民はオリンピック道路って呼んでるよ
(マラソンで急に北海道に移したのとかぶってきた

ワシントンハイツの立ち退き料を60億請求して来た
今暮らしている兵士の数800世帯分の住居を新たに建設するのが条件
(占領ってそういうことか




タバタが説得するとカノウからの激励の声が聞こえてくる




津島:池田くんを紹介しようか? 私の秘書をしてたから

首相官邸


内閣総理大臣 池田勇人と会う
「経済のことは池田にお任せください」と宣言「所得倍増計画」を打ち出し
高度経済成長期を牽引した






池田:
60億は出せない 放っておけば、代々木は5、6年で空き地になる ただで
体育館もプールも朝霞に造る 立ち退き料がかからない

タバタ:朝霞でやったら「埼玉オリンピック」だろうが(ww

(なぜ、政治屋はそんなにお金を勝手に動かしているんだ? 全部税金なのに

川島からパワハラを受ける東

マリー:この「カラー」て文字 いつになったらカラーになるの?



岩田:カラーテレビを買わなきゃ見られませんよ(デジタル放送の時と同じ

タバタ:オリンピックが終わった後も国のために使えればいいのか?

すぐに考え始めるとまたカノウの声が聞こえる
亡くなって22年だから今100歳

カノウ:
案外早く来たな 2回目のオリンピック
お前ならやってくれると託したんだよ ストップウォッチを

タバタ:第1回は返上しました 戦争で

激怒するカノウ 天から全部見てるんじゃないの?

カノウ:
政治とスポーツは別だと口を酸っぱくして言ったろ!
今度のオリンピックを国民はどこで観るんだ?

タバタ:
競技場か、それ以外はテレビで観るんじゃないすか?
オリンピック終わっても使えるものあるじゃんねえ!


タバタは池田に交渉

タバタ:
NHK放送局を建てるとカラーテレビが売れる
競技場のそばにあれば、鮮明な放送を確実にお茶の間にお届けできます

皇太子御成婚の際に白黒テレビがバカ売れして莫大な経済効果を生んだ
(夫婦の会話をやってみせる阿部ちゃんww
1台60万円もする! 1万台で60億 元がとれる

カンタンに代々木に決まった

(金に置き換えれば、話が通じる生き物なのね、政治屋って
 にしても、どの国もこんなにすったもんだして突貫工事でやってるのかねえ






四三は出版記念のサイン会をやってる@大塚
五りんも会う 小松金治と聞いて驚いて倒れる
五りん:父がお世話になりました






志ん生は一人境内で座っている
五りんが背負って歩く






志ん生:
オリンピックが来るまでに私は高座に上がれないような気がするな
諦めたほうがいいかな

五りんは「富久」を始める(泣ける・・・


昭和37年
ポスター第2弾が完成
短距離選手のスタートダッシュをとらえたポスターは大評判となる




しかしまったく無関心の日本人に呆れるタバタ
森西がボロボロになって帰って来る




森西:
砂埃と砂漠で全然前に進めねえよ! 車で半年かかったよ
あんなとこで松明もって走ったらミイラになっちゃうよ!(ww
ウイグル語で「タクラマカン」は「帰れない場所」または「死」だってよ

タバタが帰国を祝って酒盛りを始めるとボランティアも参加して盛り上がる
酔って歌うのはやっぱり軍歌なんだね、この世代

そこにオリンピック担当のシェフが来て、各国の料理を運んでくる
ケバブ、トムヤムクンなどビュッフェ形式で食べ放題


川島は池田を説得
川島がオリンピック担当大臣となる

川島:
僕はトトカルチョの代わりですよ オリンピックに200億円がかかる
道路を造るのは建設大臣、運ぶのは運輸大臣、選手強化は文部大臣
それを総合的にまとめるのは僕です

笑顔で手をつないで写真撮影は政治屋の得意技
それが歴史として残る




川島はタバタに「津島が会長だとやりづらいのでは?」と囁くが
大した問題じゃないと否定するタバタ

川島:
津島さんではオリンピックをやり遂げられんだろうってね
金を出したら口を出すのが政府でしょ

孤立している津島を見て複雑なタバタ

タバタ:政治家は恐ろしいことを考える

東:まーちゃんは欠かせないと言ったらニヤっと笑って
川島:津島はどうだね?

東:背筋が凍ったよ
タバタ:津島さんはオレが守る 断固立ち向かうよ

テレビ寄席で五りんが落語をしている
「ホップステップジャンプ」で爆笑

タバタ:
無関心じゃない若者がいるじゃんよ
こいつをオリンピックの広告塔にしよう!
(ええ!?

岩田は寄席まで行く



亀倉雄策らは「ピクトグラム」の製作に取りかかる(出た、ピクトさん!
目で見て理解させる案内表示






「ピクトグラム」の製作のため、当時のデザイナーが集結

一番の若手だった版画家・原田維夫さん:
原田くんも呼ばれてるよって言われて、え?と思って嬉しくて行く、行くって言って
行ったら、いろんなデザイナーがいてビックリしました

横尾忠則ら当時、新進気鋭のデザイナーも参加




原田:
ひと目で分かるのがテーマなので
今日は電話室とシャワー室とお題が2つ出て





机の真ん中にわら半紙が置いてあって
テーマに合わせてラフを考える
名誉なことだと思っていた気がします

目で見て一番分かりやすいものが選ばれた

これを機に私たちの生活に欠かせない存在になった





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