メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『ターン』

2007-04-06 11:42:14 | 映画
『ターン』(2000)
監督:平山秀幸 原作:北村 薫『ターン』(新潮社)
出演:牧瀬里穂、中村勘太郎、倍賞美津子、北村一輝 ほか

Aさんから借りたこの1本。牧瀬の表情のアップのジャケが印象的で
公開時やビデオショップでも気になってて、今回観る機会ができた。

世界中に自分ひとりだけ。
そんな夢を見たり、想像をしたことがある。けっこー楽しそうv
ちゃんと一日の移り変わりがあって、しかも過ごしやすい6月のある晴れた日で
止まっている今作のような設定なら申し分ない。
わたしならいちいちお金を置いたりせずにw、行きたいところに行き、
食べたいものを食べ、着たい洋服を着て、読みたい本を読んだりして
いろいろ探検してるうちにあっとゆうまに10年くらい過ぎていそうw
でもやっぱり人恋しくはなるんだろうなあ!こんな顔の怖い殺人犯に会うくらいなら
ひとりで十分だけど(北村一輝の顔がコワイ・・・

当時18歳ってのが信じられないくらい落ち着いた雰囲気の中村勘太郎は、
わたしの好きな演技派韓国俳優イ・ジョンジェ(『イルマーレ』はおススメ)に
似てなくもない淡々としたいい味出してるけど、
ヒロインは正直、牧瀬じゃないほうがよかったなあ~(単なる好みの問題

今作は時間の狭間に捕らえられたってゆうより、事故のショックで身体と魂が
離れてしまった話みたいだな。
なにかのSF小説で、時間と空間は一定の方向に流れているもの、
固定的なものではなくて、複雑に交錯して同時に存在しているために
なにかのキッカケで違う次元に入り込んでしまった状態を「神隠し」などと呼ぶとか。
バミューダ・トライアングルで突然消えた船や飛行機とかもそう。
こうゆう『ムー』みたいな話しはじめると止まらなくなるからね/爆

最近のDVD特典によくあるメイキング映像って必要だろうかっていつも思う。
たとえば牧瀬ファンが彼女の撮影時の素の顔を見たいって目的ならわかるけど、
「このシーンはこんな合成でできてます」え~~~っ?! みたいなのって、
夢の世界に浸りたいディズニーファンに「ミッキーの中の人はこんな人です」
って見せるようなものw
映画はあくまで夢であってほしいって思うから。
それにしても、レストランから雪が降る外を見るなんて何気ないシーンまで
CGで創ってしまえるってすごい技術だな~・・・


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1 コメント

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こんにちは (ウサギ大好きさん)
2007-04-06 17:34:10
はじめましてこんにちは!

突然のコメント失礼いたします。

私のブログ
「ペット(小動物)と楽しく暮らすお役立ち情報」で
こちらの記事を紹介させて頂きましたので
ご連絡させていただきました。

該当記事はこちらです。
http://blog.livedoor.jp/batman21/archives/50983087.html
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