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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』 第19回 「箱根駅伝」

2019-06-03 16:50:55 | ドラマ
大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』 第19回 「箱根駅伝」

脚本:宮藤官九郎
音楽:大友良英
ナレーター:ビートたけし(噺) / 森山未來(語り)


【内容抜粋メモ】

四三は「もう日本に走る所がない」と言い、アメリカ横断を思いつく 4000km!
(こうなると、マラソン走者というより冒険家に近いね マラソンハイ状態



四三:駅伝方式がいい
明治大学・沢田英一(東京⇔札幌間を22日で走破した):予選会を開いては?



野口:ロッキー山脈を越える予選を平地でやっても仕方ないしな
四三は窓から見える箱根を思いつく みんな富士山と間違える ほんとよく似てる



正月の風物詩「箱根駅伝」は、「アメリカ横断大駅伝レース」の予選だった


昭和36年



正月は他の門の弟子もみんな志ん生のところに挨拶にくる
五りんは「駅伝落語」の稽古中 1つの落語を駅伝形式で3人でやろうという趣向
落語って目線の角度まで決まってるんだ!

志ん生:てめえが作って演ったらどうだ 古典ばかりじゃなく、自分でネタ作ってみろ

五りんは「駅伝落語」の創作落語をもう書いている




箱根駅伝に乗り気なカノウとカニ
金は寺田さんに依頼したらぜひと請け合ってくれた



カノウ:
箱根駅伝の運営やってみるか? 時期的にオリンピックの予選といっても過言じゃない
1920年夏オリンピック開催のニュースを四三に伝える ベルギーが自国開催を直訴した

(ベルギーオリンピック? 聞いたことない

ベルギーIOC委員 ラトゥール:
戦争被害を受けたアントワープを世界の人々の記憶に残して欲しい!
(『フランダースの犬』の国だあ!

四三:今度こそやってみせます!

岩松了さんの渋い顔!爆




四三:オリンピックには金が要る
前回の渡航費1800円は、寄付+実家の田畑を池部家に売って工面した

四三は帰れそうにないという手紙を書いたが帰省する
池部家の正月はさすが豪勢






「大日本体育協会」緊急理事会
オリンピック種目からマラソンが外されていた
カノウ:日本がメダルを狙える数少ない競技なのに

岸:前回死者が出たからか?
カノウ:それでもやると誓ったんだ!

ベルギーの市街地の写真を見せるトクヨ




箱根駅伝に四三は走らないのか?
イクエ:結婚して6年 まだ一緒に暮らさんてスヤが不憫

息子・正明は夜泣きがひどく、スヤと義母で夜中も交替で世話をしている

四三:
今度のオリンピックに勝ち、オレは引退する
指導者として後輩を育て、家族1つ屋根の下で暮らす



何人連れていくか検討する

岸:選手7 監督1が予算的に限界かな
今回は「大日本体育協会」の名誉理事から金が出る

マラソンをやらないことをまだ四三に伝えていない
カノウ:8年間努力した金栗くんに言えるか? クーベルタンに直談判する!


四三:
マラソンの枠を6人に増やしてほしい
ここにいる5人と私が出れば、金・銀・胴 夢ではありません!




「箱根駅伝落語」
第1走者は志ん生ww

予選に集まったのは4校だけ
東京高等師範、明治大学、早稲田大学、慶応大学



コースは、有楽町→鶴見→戸塚→平塚→小田原 箱根山で折り返す217km 箱根に1泊 2日がかり


第2走者 五りん




2月14日午前8時スタート
永井・トクヨ:学生の本分は勉強 授業を休んで駅伝など言語道断!



→それぞれ授業を受けて、午後1時からスタートってw


大正9年2月14日午後1時 第1回箱根駅伝



当日 観る人は少ない
みんな播磨屋のマラソン足袋を履いている
審判長&スターターは四三→クルマに乗り伴走

第3走者 今松
(良々の落語は初聞き 顔が面白いからズルいw



今松がどんどん脱線するし、3人しかいないところに
なんと、朝太そっくりな長男の美濃部清が来る 真打ち・金原亭馬生



第4走者として出て、さすがに上手い しかも本を1度読んだだけなのに/驚
チョウタは誰と結婚したんだろう?

うわ、チョウタが増殖!
第5走者 次男・美濃部強次 二つ目 古今亭チョウタ
役者も演ってて、テレビのドラマにも出ている






明治大学・沢田は、箱根の山へ下見に行き
近道の目印をつけておいたが真っ暗で見つからない

地元の青年団が「イノシシが出るから、人がいたら空砲を鳴らせと言われている」
中学生ランナーが松明を持ち、案内する

沢田が1位で芦ノ湖に到着 7H30:36
2位東京高等師範 3位早稲田大学 4位慶応大学

2日目は一面雪
中止を検討しては?と言われるが、青年団、湯治客までが雪かきをしてくれている
四三は足袋のゴムを彫刻刀で削り、滑り止めにする



7時 続行
クルマがエンコし、四三は学生を追って走り出す/爆(昔って面白すぎるな



雪が激しくなると沿道のみんなが傘のトンネルを作ってくれた

清:なぜ箱根駅伝なの?
五りん:うちのオヤジが若い頃出たらしいんです 戦争で死にましたけど

カニが速報を持って来ると、カノウと岸らまでが現地に向かった後
トップは明治の西岡 足が痛くて、後ろから高師・茂木が迫る
ずっと選手に檄を飛ばし続けながら走ってる四三さん、無意識!ww

第8走者はまた今松
第9走者は五りん

茂木:オリンピックは結構です 自分は金栗さんにはなれません!

最終地点に大きなカーブって! 明治がまさかの転倒
高師・茂木が1位 15H05:16

今松に声援する岸は明治出身? こういうのは感動する



岸:
カノウさん! マラソンやりませんかねえ?
絶対やるべきでしょう こんな感動的なレースなら
日本が勝つとか負けるとかは問題じゃない
アントワープでやるべきだ これを直訴しましょう 泣いて感動している
(四三に)必ずアントワープに行かせてやるからな!


カノウはクーベルタンに手紙を書いた

「我が国においてマラソンは、今や国民的スポーツである
 世界に通用するランナーの育成に全力を注いでおり
 韋駄天を筆頭にメダルを狙える選手が育っておる

 マラソンの起源は、古代ギリシャのマラトンの戦い
 マラソンの歴史はすなわち、オリンピックの歴史である
 ご一考されたし」


五りんはサゲを考えていなかったことに気づいて止まる

志ん生:マラソンのないオリンピックなんて、黒豆のないお節みたいなもの
(志ん生は黒豆が大好物



正月の風物詩「箱根駅伝」のトロフィは、羽田の国内予選会のものを再現した
金栗四三杯が最優秀選手に送られる(へえ/驚






最優秀選手賞を3年連続受賞し、元祖「山の神」の愛称で知られた今井正人さん





今井さん:
自分は、大学時代、箱根駅伝でしか結果を残せていないと思っているので
それがなかったら実業団にも進めてないでしょうし

東京オリンピックを目指す今井選手(! やっぱり歳は関係ないな

自分たちがどういう走りをするかによって、次の走者が走りやすいかとか
逆に自分の結果によって、後ろの走者にすごく迷惑をかける
足し算ではなく、掛け算になるのも駅伝

富士登山をはじめ、四三は駅伝を日本中に広めた





金栗さんの想いを賞を頂いて走る一人として責任を感じていますし
それをやり遂げた時の達成感はすごく大きいと思う




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