メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(2018 全10回 1~5話)

2019-02-07 13:49:06 | ドラマ
ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(2018 全10回 1~5話)
原作:柏木ハルコ
主題歌:♪Tomorrow/AAA
オープニング曲:♪Sunny/安田レイ






出演:
東京都東区役所生活課
須永吉次 - 佐伯新(第6話・第7話)課長
京極大輝 - 田中圭 係長

義経えみる - 吉岡里帆 新人ケースワーカー
栗橋千奈 - 川栄李奈 新人ケースワーカー
七条竜一 - 山田裕貴 新人ケースワーカー
後藤大門 - 小園凌央 新人ケースワーカー
桃浜都 - 水上京香 新人ケースワーカー

半田明伸 - 井浦新 ケースワーカー
石橋五郎 - 内場勝則 ケースワーカー
南英里佳 - 安座間美優 ケースワーカー
向井里香 - 谷まりあ ケースワーカー
川岸彩演 - 鈴木アメリ 面接相談員

青柳円 - 徳永えり アオヤギ食堂店主
阿久沢正男 - 遠藤憲一 受給者 アオヤギ食堂
片岡麻里 - 阿部純子(第4話 - 最終話)阿久沢の娘
ほか


井浦新さん出演とのことで観てみた

「井浦新さん出演作まとめ その2」に追加します

福祉のことで知らないことがたくさんあることが分かった
もっといろんな手で掬える人がいる

いろんな事情を抱えて暮らしている人々がいて
それを支える人たちもいる濃い人間ドラマだった

それぞれのキャラクターがしっかりあって見応えあり
井浦さん演じるハンダさんもとてもステキ

これまたマンガ原作のドラマ化
もともと人気マンガだから、ストーリーにハズレがないのが
テレビ局側の狙いでもあるよね



【内容抜粋メモ】

第1話 生活保護の裏に人間ドラマ…新人公務員が奮闘! CASE1

【東京都東区役所】

東区職員入庁式




義経えみるの父は高校教師、母は専業主婦 子どもの頃は映画が好き
大学では映画サークル いつか人の人生に影響を与えたいと夢見たが
結局、平凡から抜け出せず、安定思考からの区役所に就職 辞令で生活課勤務となる
(自分で選べないのがおかしいよね 向き不向きってあるのに





生活課に新人ケースワーカーとして入ったのは、エミルほか全部で5名
栗橋千奈、七条竜一、後藤大門、桃浜都




係長・京極大輝:
血税で成り立ってるので責任重大
生活保護は本当に困っている人たちに利用してもらうのが目的
よって働ける人には働いてもらう
扶養家族がいる場合は扶養してもらう

「生活保護」(日本国憲法第25条の規定
生活に困窮するすべての国民に対し、最低限度の生活を保障し、自立を助長することを目的とした制度





ケースワーカー・半田明伸:
すべての国民が有する健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を前提としている制度です
国民にとって最後の砦


「働いたら元気になるかもしれない」と言われている男性・平川




エミルの担当は110世帯!




「ケースワーカー」
生活上の困難を抱える利用者の相談に乗り、
必要な支援を行うとともに、自立の手助けをする職員

ハンダ:
ケースワーカーの仕事は、利用者にお金を渡し、
必要に応じて適切な援助をし、自立の手助けをすること
ひと通り目を通してください

(最初から荷が重過ぎる・・・物理的にムリな数 社会の根っこのシステムが疑われる

ファイルには、覚せい剤取り締まり違反で逮捕、
夫の暴力から逃げるように別居、虐待などなど 理由は千差万別

さっきの平川もエミルの担当の一人
妻ががんで他界→退職→保護申請

(いきなり新人に相談窓口はムリでしょう/驚
 一人ひとり育てる時代は終わったのね 学生からすぐ即戦力が求められる

平川:これから死にます と電話がくる

面接相談員・川岸彩演:ときどき超マイナス思考になるから気にしなくて大丈夫
京極:近所に親戚がいるから、念のため行ってもらって
親戚:いつものこと 年がら年中なんでww

ハンダと一緒に自転車で訪問に行く




ハンダ:
今日は忙しくないほう 全国で約213万人が生活保護を受けている
福祉にはあまりお金が回らない
訪問は大切 住まいは暮らし 心して見るように

丸山宅
脳梗塞で足が悪い75歳のおばあちゃん+孫・小学4年生はるか 両親は離婚

シンクの中は洗ってないお皿 焼け焦げもある
ハルカに声をかけるが「大丈夫じゃないって言ったら助けてくれるんですか?」

(児童相談所のレベルじゃない?

ハンダ:
訪問宅の前ですぐに話さないように(メガネが時々キラ~ンてするのね
認知症かも 排泄処理も上手くいってない
もし自分の母親だったらと想像することが必要

(これは介護申請につなげるべきでは?

もう2軒目へ移動して引き継ぎ作業

また平川から電話 「なんでも聞きますから」

1日目から夜まで残業

アオヤギ食堂で夕食を食べながら、本で勉強






調査では男性単身世帯の約40%が貧困

店主・青柳円:そうのに限って、ビール飲んだりしてるからいい気なものね


部屋に巨大スクリーン! しかも『風と共に去りぬ』!






エミル:おばあちゃんが施設に入ったら、ハルカちゃんどうなるんだろう?

京極:平川さんが死んだ ビルから飛び降りた 君のせいじゃない

面接相談員・川岸彩演:
自分が抱える1ケース減って良かったじゃん それくらいで考えないと

ハンダと平川宅に入る
ハンダ:通帳やカードは親戚の方に渡さなければならない

家の中はキチっとしている バイト冊子、花の写真 妻との笑顔の写真

ハンダ:ケースワーカーは残念ながら命を守れない時があります

エミル:私、ケースワーカーの資格ないや

栗橋千奈:自転車に油さしたから 次乗る時もう音鳴らないから




2ヵ月後 同僚同士でランチ

七条:母子家庭で苦労したから、甘っちょろい人見るとムカつくんだよね
(なんでも母に電話する 親思いなのか、マザコンなのか

受給者・阿久沢正男と面談




求職中だが見つからない 咳が酷い 1日1食
利用者の中には世間体を気にしてスーツで来る人もいる

ハンダ:他にお金を使ってる可能性がある
キョ:酒とかギャンブル

ハンダ:使っていけないことはないが、食事をおさえてまでとなると話は違う
キョ:まずは家庭訪問で徹底調査

アクサワは毎日のように映画館前で人を探している様子





お金の使い道を聞く
冷蔵庫はカラッポ 催告書が見つかり、借金が月々5万円 月3万円で暮らしていた

アクサワ:借金があると保護を受けられないと聞いて
エ:借金があっても受けられます 「法テラス」で債務整理をしましょう
アクサワ:後で電話します

「法テラス」
無料で法律のプロが相談に乗る所

(いろいろ勉強になる てか、みんなこういうサービスがあることを知らないっておかしい


職員:不幸慣れ 気力が奪われ、動かなくなる

アクサワは通報があり職質を受ける
アクサワ:ちょっと似てる人がいて

区役所に来たが引き返したアクサワ

エミル:逃げないでください

アクサワ:
緊張すると咳が出る
情けなくて恥ずかしくて 見下してますよね いい加減にしてください!




ハンダがコーヒーのCMのように登場 話を聞く

(なぜ人を励ます=コーヒーなんだろう←カフェイン避けたい

アクサワ:
前は印刷業をしてた その後衰退
設備投資したが借金して、妻と娘に迷惑かけたくなくて離婚した
娘と15年以上会っていない 過去のことは忘れました 全部私の責任です

ハンダ:ここが人生の分かれ目

アクサワのファイルを読み込み、「似てる人」は娘マリだとひらめく
エ:まだやり直したいってこと 人生いっしょに考えますから

「法テラス」に2人で行く(1人にこんなに時間かけられるのかな




「過払いが発生している 利息制限法を上回る金利で返済されてます
 もう返済は済んでいる 余計に払った分は戻ってきます」


(戻る額は150万円て、悪徳業者か 警察沙汰では?

アクサワ:
なんでもっと早く教えてくれなかったんですか(ほんとだよ
信じられません この15年間ずっと借金のこと考えて ありがとう




泣いたり、笑ったり、ハイタッチ

エミル:この仕事なんとかやっていけそうです
キョ:優しすぎる奴はこの仕事向かないから長続きしないかも

エミル:これが返れば、保護廃止です
職員:打ち切っても、また受ける人も多いよ

クリ:
全然就労活動してない山田さんは、指示に従わなければ打ち切ると指示書を出しました
だらだら暮らすなら打ち切られて当然

エミル:「健康で文化的な最低限度の生活」の本当の意味を私はいつ理解できるだろう

こうして愚痴を吐ける風通しのいい職場ならいいけど
最初の話から濃い 知らないこともたくさんあるし

受ける側も含めて世間の無知からくる偏見が大きいことも分かる



第2話 不正受給疑惑! 高校生の秘密 CASE2
日下部聡美(あ、江口のりこさんだv
寝たきりの父を介護して、パートもして、2人の子どもがいる
お茶もらっちゃいけないの? お茶くらいいいじゃん

中2の娘リナはファミレスで友だちと話す
「お金ないならグループから外そうw」

高2の息子キンヤは音楽に夢中
キンヤ:毎週金曜、路上ライブやってます




ハンダ:デスク上の乱れは心の乱れ
(教師みたい 自分のデスクも乱れてるw

アオヤギ食堂に行くとアクサワが働いている




マドカはアクサワが元受給者と知る
マドカ:ちゃんと働いてて大したもんだ

サトミはリナのスマホを覗き見て驚く
「お小遣いで頻繁にこういう所行けないと思う」




キンヤ:(リナに)おふくろ、お前のSNS見てるぞ 金を渡す


佐藤権三はチナに大声出して激怒「新人は話にならん!」(いるよね 相手が女性+年下だと余計大声を出す人
チナ:65歳から「老齢基礎年金」が出る
佐藤:あんた、誰の味方なんだ?

七条:オレたちってほんとに利用者の味方なのかね

生活保護=保護費+就労による収入
それを超えると「無申告」=「不正受給」
課税課で調べて、全額返すor一部徴収→罰金→刑事告発

キョ:ごく一部の人のせいで、みんなが疑いの目で見られる

そのリスト内にキンヤの名前がある
回転寿司屋でバイトしているが「収入申告」がない

「不正受給者」
年間約4万件 利用数の3%未満 収入の無申告がもっとも多い
(政治屋より全然少ないでしょう


また自宅訪問して、サトミに事情を話すと知らない
課税調整で所得収入合計が29万超え

帰宅したリナに聞いても知らない
キンヤが帰宅して聞くととぼけるためルールを説明し
全額返すことになると話すと親子ゲンカになる

サトコ:
キンヤは中学時代はもっと荒れてた 原因は夫婦ゲンカ
知らずにバイトしていた 返さなくていい方法はないですか?

第63条を思い出す
やむを得ない理由がある場合、控除で免除されることもある




エミル:減らせるかもしれません!

キョ:
不正は不正 全額徴収 役所が認めた場合は免除
かつては免除していたが、平成24年 未成年者のバイトでも78条で厳しく対応するよう
厚労省から通知が出ている
(国は国民には厳しいからな

「不実の申告」
不実の申告がある場合は、不正の意思がなくても、78条で申告漏れが度重なる場合は
「不実の申告」と福祉事務所に判断される場合がある

「確認書」にキンヤのハンコがあるため、バイト先に事実確認が必要

ハンダ:
申告さえすれば、バイト代の半分以上は手元に残せたのに
今も働いてるとなると29万では済まない

落ち込んで食堂に行くと、エミルがトンカツの端っこが好きだから
「端っこ定食」を出すアクサワ いい人!

アクサワ:ヨシツネさんなら大丈夫ですよ
マドカ:なんの根拠もなく大丈夫なんて言うもんじゃないの(そこで悩んでるのよね

バイト先に行くとハンダがいるw マグロ祭りでものすごい皿!
奥にキンヤがいて目が合う




キンヤはバイトを認める 交通費+社会保険料は必要経費として控除
それ以外は全額徴収
! 今年の分も合わせて60万円ほど

サトミ:すぐに全額はムリ そんな大金何に使ったの?! ギター買ったの?

部屋からCD、スピーカーなど出て来る ノートに歌詞を書いてる

キンヤ:
どうしても納得いかない そんなに悪いことしたんですか?
バカで貧乏なら夢見るなってことかよ!
ギターを壊してしまう



第3話 夢と金…家族の絆を取り戻せ CASE3
南:今回のことでまたグレなきゃいいですね
エは再度、キョに63条でと掛け合うが「感情に巻き込まれるな」と一喝

コンビニに行くとアクサワはキンヤにおにぎり取られて、一緒に小銭を数える

アクサワ:
若いと夢があっていいな ジャニス・ジョップリン知ってます?(!
亡くなる時、握りしめてたのが4ドル50セント
私も数百円握りながら死ぬのかな

キンヤ:
遺体の横にあっただけ タバコと一緒に
だから深い意味はない(より詳しかったw

キョが実家に転がってたギターをくれる
キンヤはその後帰宅していない

ハンダのひと言:
改めてまたここに来てもらえるよう関係を作ること 説明は後日でも出来る

七条がみんなでゴハンに行こうと言い、アオヤギ食堂に誘う

路上ライヴ仲間にやめると告げるキンヤ
昔のバイク仲間のところに戻るのを見るリナ(居場所がないんだもんね

リナがエに相談に来る

リナ:
私、お兄ちゃんからお小遣いもらってた クラスのコにいじめられるから
私のせいで家族バラバラになっちゃう


ギターを背負ってあてもなく探し、見つけてギターを渡すが
キ:バンドやめた 夢も見ないことにした
エ:もう一度だけ話を聞いてください 次がきっと最後のチャンス 何か伝えたい

約束の日 サトミが来る その後にキンヤも来て面接 ハンダも同席
謝り、来てくれたことに感謝し、音楽を続けてほしい旨を話す

ハンダが一から説明し、バイト代の給料明細が必要
サトミ:これお母さんが悪いね ちゃんと説明しないでキンヤにサインさせて

ハンダ:
でも高校生を応援する制度もたくさんあります
運転免許取得費用、資格取得のための大学、専門学校への入学費用

バイトを続けたいなら、手元にお金を残す方法もある
夢を諦める必要はありません

私たちは人が人らしく生きるために何が出来るか考えています
夢を追うことは人間らしい生き方だと思います
そのための支援をしていきたいと思います

ようやくギターを渡すエ 母も許す

キョ:
返済は月1万ずつってとこかな 次また不正しないよう見張ること
中には懲りない人もいるから

マドカは父の体調が悪いと施設から連絡がある
アクサワ:僕はまだ会う資格がない

マ:
人って単純よ 欲しいモノを手に入れて、
会いたい人に会って、愛する人を守る
あんたの思いはフツーだから




今度はハンダらもみんなで夕食(こういうのが苦手 公私混同
昔、映画を撮った話をするエ フツーの火星人の話(観たい

石橋は「宇宙の謎」て本を出す「気が合うかも」
ハンダさんは飲んでも変わらない




リナは友だちの誘いを断る勇気を持つ

アクサワは部屋で家族写真を見て、手紙を書こうとすると娘から手紙が届く
母が闘病の末に亡くなったという(連絡先は知ってたのか





第4話 頑張るシングルマザーの孤独 CASE4




シングルマザーの受給者・岩佐朋美は娘サキとともに担当・七条と話す
「遊びたい」というサキを見てあげるというハンダ
「怖くないですよ~」てw これまでになかった井浦さん!
で、なぜイメージキャラクターがなまず?
ちゃんと育児スペースもあるんだな






1年前に離婚 理由は夫からのDV サキは6歳
就活している 近所に妹もいる 笑顔だが何か隠している様子のトモミ

サキとままごとをすると




サキ:
食べたらちゃんと片付けて みっともない
あんたさえいなければ! お母さんはいつもこう言うの

親子仲は良さそうだが、靴下には穴 心配になるエミル
七条:イワサさんなら大丈夫 オレも母子家庭だから分かる

アクサワは妻の他界がショックで仕事をミスってばかり

「稼動能力」の徹底指導を強調するキョ
働ける人には働かせろという意味

七条が電話するとトモミは就職先が決まったとウソをつく
友に会い、保育園も決まったとウソをつく
友:シングルマザーは優遇されるってラッキーじゃんv

保育園でも明るいサキ 靴のサイズが小さすぎると保育士から指摘されるトモミ


七条:オレを育てる上で一番大変だったのは何?

母:
一番も二番もない すべてが大変なの 今でも思い出すとゾッとする
自分から助けてって言えないお母さんは多いのよ

七条はトモミと連絡が取れなくなり、訪問に行くがいないためメモを入れる

クリ:
結婚、出産、子育て それって世の中が勝手に敷いたレールでしょ
私はその上を進みたくない


トモミをスーパーで見かけて逃げられる

キョ:保護費が要らないってことでは? その方向で動くように
ハンダ:係長も本気か分かりませんよ


トモミの妹・ユリコ:
仕事は不採用 姉は責任感が強い性格
バリバリ働いてたけど、子どもが出来て、DVもあって喪失感があると思う
力になりたいが、私も派遣で余裕がなくて

トモミが面談に来る

七条:
苦しいのはイワサさんだけじゃないです もう一度就職しましょう
頑張ってほしい 負けてほしくない

トイレに行き、窓から下を見ているトモミに声をかけるエミル
トモミ:私は大丈夫です 私は生活保護をもらうような人間じゃないんです!

エ:
あまり追い込まないほうがいいかも 今働ける状況じゃない
今にも飛び降りそうだった DVとかちゃんと考えてあげなよ
人って簡単に死んじゃうんだよ
この仕事を始めるまで、人の死がこんなに身近だと思わなかった





ハ:精神科の先生をすすめてはどうですか?

(いろんな機関につなぐのも大事な仕事だ
 でも、精神科はさらに偏見があるよな

トモミに強く拒否される

エミルはハルカのことを思い出し、訪問する
ハルカ:祖母は時々変なことを言う いつもおしっこ漏らしちゃうし

(ただでさえ大変な介護を子どもがしてるって、どう考えてもおかしい
 児童相談所に回すと引き離されちゃうのか?

アクサワはやっとマドカに手紙を見せると号泣
娘に会いに行かないアを叱る

夜中までトモミの資料を読む七条に声をかけるキョ

キョ:
オレの母ちゃんが出来たんだからってやつだろ
今、君がイワサさんの気持ちにならないで、誰がなる

ハンダも話を聞いていた この2人の微妙な関係性も興味深い

夜中に買い物に行くというトモミ

七条から電話:
気持ちに全然寄り添えてなくてすみませんでした
子どもの頃、頑張ってない母親のほうがもっと好きだった
そのほうが一緒にいられて嬉しかったから
だから今は頑張らないで欲しい




クリニックに行くとイワセはうつ病と診断される
医師:就労も非常なストレス 自死の可能性もありました

区役所にきたトモミらは笑顔で手をつないでいる

トモミ:
七条さんの言葉で気持ちがラクになりました
しばらく通院します 就活はしません
あの子を守らなきゃならないから
(こんなに笑顔のうつ病患者いるかな

エ(
世の中には目には見えないものがある
それは豊かさの中に埋もれている

(食べ物でストレス解消、幸福感を感じられる人はいいなあ

アクサワのアパートに娘・片岡麻里が会いに来る
マリ:超久しぶりじゃない? 15年ぶり? ヤバくない?
ア:ほんとにマリかい?





第5話 親子の謎を解け! 半田vs京極 CASE5




生活課に来たバックパッカーのような青年
小銭を落として触られると大声を出して驚き去る

エミルは帰省 あ、お母さんはふせえりさん!→義経道子
私もこうして帰省した時に母にクルマで迎えに来てもらったな






祖母・喜代は見合い話を持って来る
祖母:のんきなこと言ってるとすぐにババアになるよ!
エ:人の気持ちが分かるようになるまではまだ仕事頑張る

(親は子どもを公務員にさせるか、公務員と結婚させるのが好きだよね
 公務員・正社員=幸せと信じ込んでる

カッパのオブジェ?が気になる・・・2人いるし




エ(
いろいろな家族がある 人のつながりが薄くなったと言われる今
家族だけが確かなつながりを感じさせるものかも

でもいたらいたでやっかいなのも家族だったりして
よくも悪くもそのしがらみから逃れるのは難しい

私たちは知らぬ間に囚われているのかもしれない
“家族のあるべき姿”に



島岡記念病院 病院長の息子は、冒頭の青年






エミルが土産に納豆を持ってきて
キョ:職場に納豆持ってくんなよ!(マジギレww
ハンダは納豆にまで詳しい この博学さ、熱さは井浦さん本人にも通じるかもw




またあの青年・島岡光が来て「生活保護を受けたい」と言い、川岸が面接する
(面接官が「1人減ってよかったじゃん」てゆってた人はイヤだな

所持金は43円 寝泊りは公園、ネカフェ 無職 うつ病
母は他界 父とは何年も会っていない

川岸:今日から「あおい荘」で寝泊りしてください(そんな宿泊施設もあるのか/驚
光:個室ですか?





川岸:なんですかあの態度 答える気ゼロっていうか
学歴はある クリニックに通うお金がなくて半年通えていない

(住所も連絡先も空欄は問題? そういう人を救う所じゃなくて?

キョ:「扶養照会」不要とあっても、家族がいるならそちらを優先すること

「扶養照会」
申請者の親族に、援助できるか確認すること 強制力はない
実際、扶養すると言うという家族は少ない

担当がエミルになる

桃浜の担当している水原典子
昔別れた息子がいるが何年も会ってない




水原:面倒みてくれるはずない これ以上息子に迷惑かけたくない
モモ:戸籍で居場所は分かります 離れていても絆は変わらない
頑なに断る水原

ハンダ:
話したくないことがあるんでしょう
まずは本人が一番しんどいことを共有するが最優先

エは「あおい荘」へ島岡を訪ねる
いい家! 緑いっぱいで 1部屋広い! 2面の窓好きv
食堂もあるから食事付き? 終始落ち着かない島岡








光:親から仕送りはない 父はサラリーマン
エ:親族に確認し、出来ないならそれでも申請できる
「扶養照会」を頑なに断る光


モモ:本当は会いたがってるはず 私は会わせてあげたいと思う
モモは爬虫類顔が好きなのに、職場で言えばハンダさん(え?

すごい納豆をかき回してるハンダ




ハ:
うつで音に敏感になることはある 「扶養照会」は保留でいいのでは
「扶養照会」は家族関係を悪化させかねない

父は島岡記念病院の島岡雷と分かる
キョ:親に収入がある以上、監査で通りません
ハと意見が対決する


エ:理由を聞かないと父に聞くしかない そういう決まりですから と電話を切るエ

モモは水原の戸籍謄本をもらうと息子の名は「悟」とある(職員ならもらえるの?

ハンダがアオヤギ食堂に来る また納豆! どこ産か聞く
マドカにイケメンと言われて喜ぶw




アクサワが娘のことを報告する
娘からおやじと呼ばれてすごいデレデレ

モモが息子のことを水原に話す
モモ:12年前に結婚して子どももいる 一度会って話してみては?
「扶養回答書」を送る手続きをする

雷の元にも「扶養回答書」が来る




雷はすぐに窓口に来て迷惑をかけたと謝る

雷:
光はウチで面倒みます 本人と話したいので、今から案内してほしい
大学中退後、音信不通になってて見つかって本当に良かった(なんか怖いよ

エ:連絡先は家族でも個人情報で教えられない、と面接室で待たせる




光に電話するとまたパニックを起こし「止めてください!!」と叫んで切り、荘を飛び出す

事情を雷に話すと
雷:昔から人の気を引こうとするクセが抜けてない と謝る

キョが案内しろと指示する
ハンダ:あの親子のことまだ何も分かっていませんよね

エ:光は会いたくないというので、まずは私一人で会ってから
雷:大丈夫ですよ、親子ですから

同居人に「出て行った」と言われる
光を探し回るエ 雷も探す 脅えながら走り回る光
光は電車ホームに入り、来た電車に飛び込む

警察から電話がくる
また死んじゃうなんてないよね!?

悟から返事が来るが、用紙はぐちゃぐちゃで
「援助できません!」と大きく書いてありショックのモモ





コメント

ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(2018 全10回 6~最終話)

2019-02-07 13:48:06 | ドラマ
ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(2018 全10回 1~5話)


第6話 親子の謎解明! 迫る父の恐怖 CASE6
光は自殺未遂 駅員がすんでで助け、鎮痛剤で眠らされ、体中拘束されている
ハンダ:あの親子の間にはなにかあるのかも

雷から電話 光が事故に遭ったと言うと病院を聞かれ、答えられないと怒る

雷が生活課に来る
雷:とにかく話をさせてくれ

悩むキョと話すハンダ 意見が合わない
ハ:もう少しで人が死ぬところだったんですよ




課長・須永吉次に注意されるエ
最後まで責任をもつというキョ

モモは水原を訪問
悟の手紙には母への恨みが書いてあった




「あの人のことを考えると気が変になる
 この10年、ささやかながら自分の人生をもちました
 今後、あの人のことで二度と私に連絡しないでください
 死んでも連絡をよこさないでください


ノリコ:分かってた 息子は私のこと恨んでる 母親失格

光のことで会議を開くキョ

ゴロウ:医者だから、息子が無職で否定的に思ってるのでは?
七条:普段は温厚でも、お酒で人が変わったりするのかも

ゴロウ:昔はフツーでしたけどね テストの点が悪いとオヤジに殴られましたよ

ハンダ:
日常的な暴力は虐待ですね
1つたしかなのは光さんは申請してきた 彼なりに生きようとした
だから窓口に助けを求めにきた
彼は死んでいたかもしれない これは我々のミス
ここで命が守れなければ、生活保護は一体何のためにあるのか

エ:お父さんに関することは全部イヤだって言ってました

意識が戻ると暴れる光 夢でも「許して、お父さん」と言う

モモも残業 クリは毎日残業してる

モモ:
私、家族の絆って絶対だと思ってた 過去に何かあっても切れないって
逆に利用者を傷つけた

光が面会可能になり、医師から父からの「性的虐待」の報告を受けたと言われる
これまでのパニックも「PTSD」だった

医師:
普段は冷静、厳格、仕事熱心な父だが
8歳の時からおしおきと称して虐待があり、10代半ばまで続いた
一度縁を切らないと、次は未遂では済まない より確実な方法をとります

キョ:
命が助かって心から良かった 気持ちを知らず申し訳ない
あなたの父は支援を申し出ているが受けたくないことで間違いないですね

光:あり得ないです

キョ:これからは私たちが光さんをお守りします

(毎回なぜ、刑事事件にならないのかフシギ
 知り得ても、本人が望まないからか 立派な犯罪なのに

これまでずっと気づけなかった自分を責めるエ

エ:
重くて身動きがとれません これ以上背負いきれない
人の人生がこんなに重いなんて
これ以上人を傷つけるのが怖い もうムリです!


悟の妻・マナミがモモに会いに来る

マナミ:
主人から母とは音信不通だと聞いていた でもずっと気になっていて
生きてることが分かって安心しました
私はできるなら主人と会って欲しいと思います

光は保護決定になる


泣いてしまうエと河原で悩みを話す






エ:なんでこんな使えないんだろう

ハ:
義経さんは頑張っていると思います
ヨに救われた人はいっぱいいる
利用者と一緒に悩んで、悲しんで、腹を立てて、喜んで
伴走するからできることがある ヨはそういう人だと思います

モモは悟の妻が会わせるために悟に話をしてくれていると伝える
息子が初めてホームランを打った時の球を今でも持っていて、
それを渡してほしいという水原


マリと妻の墓参りに来るアクサワ
マリ:いろいろあったから 私もお母さんも・・・




雷は光の病院を見つけて入るところを七条が見て、エにLINEする

「面会制限」がかかっていると言うと
キョの名刺を見せて生活課を名乗る!(頭良すぎ/怖×5000
閉鎖病棟にいるため待合室に案内されるが勝手に探し始める

エは病院に向かう 電話したほうが早いじゃん
キョは電話すると、別人だと分かる
看護婦:光には医師による面会制限がかかっています とギリ止める エも間に合う

雷:私は父親だ!
エ:親子だからってしちゃいけないことだってありますよ
キョ:自立できるよう支援するのでお任せください

雷:息子のウソに騙されたのか これは厚労省に報告する

キョ:
ならば、我々も報告します 身分を偽って入った建造物侵入罪、
ヨを突き飛ばした公務失効妨害罪で医師免許にも影響しますが

光に保護支給開始を伝える
エ:今後、父に連絡はしない 連絡先も教えない

光が退院で後藤に引き継ぐ
アパートを変えて、その担当地区が後藤
(あの親なら探偵使っても調べそうだよ・・・

PTSD専門の医師に通うことを決めた
エ:治療大変でしょうけれども、味方ですから

水原のもとにマナミから手紙が来た
ホームランボールを持つ孫の写真が入っている

エ(このほんの少しを 日々を重ねていこう



第7話 笑わない鉄の女vs働かない男 CASE7
同僚から誘われても、「学習支援ボランティア」の日だからと断るクリ

クリ(
私は小さい頃から愛想のない子と言われてきた
利用者と笑顔で話すエみたいにはなれない
笑う人はいい人、笑わない人は悪い人 そんな単純に決められても困る

仕事の後に「東区公所児童会館」に行く(こういう場所もあるのか
生徒:もっと優しく教えてくれたらいいのに




中林吉徳の「求職活動報告書」はすべて空欄で意欲がないとみなされる
職場を転々としている ずっと同居していた姉が亡くなった
(クリはすぐ保護を止めようとするな





次の面談 ハロワにも行かない理由を聞く
「変化がないため指導指示書を出す」とキョに許可を求めるクリ






中林が来てもクリがいないためエが声をかける
保護がないと厳しいというナ
「指導指示書」を読んだかと聞かれて黙るナ
ナは字が読めないとクリに伝えると驚く

ナ:
今まで書類はすべて姉に書いてもらっていた
姉が死んでからは、人と接するのも・・・
文字がぼやけて、見るだけで苦しい

課長:
もし気づかないまま保護を廃止していたら、
大きな問題になっていたかもしれませんよ と叱られる

ハ:
「識字障害」はとても分かりにくい 気づかないのも仕方ない
苦労されて、人に言えなかったんだと思います

トム・クルーズ、スピルバーグも識字障害
他の人が台本を読んで、1回で覚えるってスゴイ!
有名人がカミングアウトすると急に認めるヒトの意識もフシギだ

エ:人それぞれ「フツウ」って違うのかもね

ナが働いていた頃、給料が少ないと上司に言うと
「能力によって違う 契約書に書いてあったろ 読んだ?」と
字が読めないことで笑われたことを思い出す


マリは父と住むと言い、大喜びのアクサワだが、なにかワケありげ


クリは病院で識字障害について聞くが
学習障害が世間に知られるようになったのは2000年代から
小さいクリニックでは診断出来ない場合が多い

臨床心理士がいる病院で診断してもらい
「障がい者手帳」の取得が可能になる
取得後、「障がい者職業支援センター」につなぎ
就労先が見つかるかもしれないと動くクリ

ナと共に病院に付き添うクリ
診断がおり、センターにも付き添う

日程を決めようとすると、毎回、野球選手の話になるナ
阪神タイガースに関してなんでも答えられる
「障害」って「天才」と紙一重 病気じゃないのかも





センターで、字は読めないが記憶力がスゴイとアピールするクリ
職員:勉強が苦手とかじゃなくて?
キレたクリはハローワークには自分が付き添うといって出る

ハロワにもかけあうがやはり難しいと言われる

クリ:
どんな場合でもその人に合った仕事を探すのがハロワの役目でしょ!?
一般企業は、2.2%の障がい者を雇用する義務がある ものすごいキレるクリ

クリ:あの担当者、全然分かってない!

ナ:
今のままじゃダメですか? 急に働けと言われても・・・
障がい者って言うのやめてくれ!
あんたが一番分かってないよ、オレの気持ち!

(共感して寄り添うのが一番必要 自分でなにもかも進めるのじゃなく

また課長に呼ばれて、ハロワから苦情が入ったと叱られ、ナの担当は後藤にされる
(あれだけで苦情って・・・

クリ:私、ナを傷つけちゃった サイテーだ
エ:私と同じこと言ってる クリちゃんに救われたから私は今がある

クリ:正直みんなが羨ましい 利用者と笑顔で話してて

エ:
作り笑いしてるよ 自分の意見言えないし 流されてるし 案外苦しいよ
だから私はクリちゃんが羨ましい 自分の考え貫く力があるし


朝いちに来ているクリ 後藤に完璧に引き継ぐ
後藤:事情がありますし、ハロワには行ける時に行ってください
クリがいないことを心配するナ

ハロワに行くと、クリが謝っている

クリ:
ただ、自分が間違っているとは思っていません
ナにも就労する権利がある いい加減な態度をとったら許しません(すげー!

思わず笑うナ

ナ:
なんか姉を思い出しました どこか似てる
姉は勉強も出来て、正義感の強い女性で
「あんたのことは私が守る」って言ってくれて
数年前、寝たきりになり、字が読めず、何も出来なかった

嬉しいです 子どもの頃からバカだって言われて
姉以外、僕のために怒ってくれる人にもう出会えないと思ってた
行きたい所がある 一緒に来てくれませんか?

書店に入る 字を書くのが苦手な子のためのひらがなの本があるのね!




クリのいるセンターで子どもと一緒にひらがなから学び始めるナ
ナ:もう少し優しく教えて みんなにも言われる

生活課に来たナにひらがな問題を出して、自然と笑顔になるクリ
クリ:字を書くことだけがすべてじゃないですよ




クリ(この仕事はまだまだ奥が深い

ナに工場勤務が決まる 社長が熱狂的な阪神ファンだったから
クリにナからひらがなのハガキが届く





第8話 死の病と戦え! クズ男の真実 CASE8

2019年春
エらは勤務して1年後 最近この仕事を面白いと思い始めている

受給者の赤嶺岳人が救急搬送される
診断は急性膵炎 ICUでも大暴れした 原因は酒の飲み過ぎ



(だから、鼻に管って本当に止めて欲しい/懇願×∞


アカが勝手に退院したと看護婦から電話
看護婦:アルコール依存症の疑いがある 膵炎は重症化すると死に至る

自宅も酒ビンだらけで酔っ払っている
(これは入院+グループワークレベルだよ




アカ:
昔は家族がいて頑張ってた やっと就職したが、社長が夜逃げした(娘もいる写真を見せる

エ:禁酒しましょう
アカ:あんた目元が娘に似てる 止めます

(そんな簡単なものじゃないから いろんな病気の知識も必要だと思う 心療内科的な知識も

自宅で禁断症状が出て、やはり酒を飲んでしまう
大家:壁を殴ったり手に負えない と苦情が来る

訪問すると、また酔って暴力的
アルコール依存症の本を読むエ

ハから金森恭子を紹介され、「関東断酒会」に行く
自分の体験談を話す人たち 家族に暴力をふるったこともある




金森:
酒を買う金がなくなり、旦那の財布から金を抜き取りました
10歳の子どもからもお金を抜いて、アルコール依存症だと自覚しました

アルコール依存症は病気だから、お酒に対して無力になる 完治はないが回復はする
お酒を飲まなければ、普通の生活ができる
アカに伝えて 一人で戦っても勝てないよって

ハ:
断酒につながるきっかけを与えてあげられるのはヨだけ その覚悟はありますか?
まずは正しい知識を伝える 本人が状況と向き合い、介入のチャンスを逃さないこと

自宅を訪問すると倒れていて、また救急搬送
ハ:ここから治療につなげるんです!

看護婦に伝えると診察につなげる
精神科でアルコール依存症だと伝える

アカ:オレ、アル中じゃないですよ
医師:そういって入退院を繰り返す人がいます 次は命がありませんよ

アルコール専門病院に転院させたエ

「アルコール医療センター」ソーシャルワーカー・永田貴美子が説明
入院期間は3ヶ月
アカ:アルコール依存症てなんすか? 全然やる気のない様子




キョから器用なハにエのフォローを頼まれると、メガネを外して
ハ:自分も・・・不器用なんで まさかのモノマネ?!w
ちょこちょこ笑いをとる役なのね 貴重v







ゴロウ:
私もかつてアルコール依存症の人を担当した
誓約書を書かせたり、自助グループに連れて行ったりしたけれども死んでしまいました

正直、肩の荷が下りてラクになった
でも、あの時どうすればよかったのか

飲んで死ぬか、飲まずに生きるか 二択なんです
それ以降、利用者に感情移入するのやめました もたない
でも、ヨならできる気がする

3ヶ月後
アカは飲まずにもうすぐ退院

ハ:
ここからが重要
退院後、ストレスが飲酒欲求を生み、再飲酒するのはよくあること

『酒とバラの日々』 エなら知ってるのでは?

酒ビンだらけの部屋を片付けるエら ものすごい数
子どもが描いた家族の絵を見つけるエ それを飾り、すっかり片付き感謝するアカ

アカ:心入れ替えて頑張ります いつか娘に・・・
エ:次は自助グループ ここが正念場


うわ! 加藤がここにも!→支部長・八代孝






ヤシロ:
ミーティングは午前・午後の2回 飲まない習慣を作る
まずは自分がアルコールに対して無力だと認めるところから

アカ:今飲みたいと思わないし、早く働きたい
ヤシロ:そういう人ほど100%飲んじゃう

アカ:自助グループなんて何の役に立つんすか?
ヤシロ:その意味が分かるようになるまで通ってみてください


よりによって居酒屋でバイトするアカ
アカ:自助グループにも通ってる 絶対大丈夫だから

自助グループでは落ち着かないアカ
居酒屋で飲み残しのビールを捨てる




夢でうなされ、娘ミヤに起こされる
妻ユミコ:あんたまた飲んだんでしょ 覚えてないんだ
振り向くと、顔にものすごいアザ
ユミコ:絶対許さない

アカが自助グループに来てないと電話が来る 自宅にもいない
キョ:次の配給日に来なかったら、「失踪廃止」を検討する

大家と一緒に部屋に入ると前の状態に戻ってる
エ:あんなに多くの人が支えてくれたのに、また飲んでしまうなんて

河原で飲んでるアカを見つける エを見て逃げる

アカ:
オレをクズだと思ってるでしょ? どうせ娘と再会なんて出来ない
完全に絶縁されてる 酒以外何もない! 生きてたって・・・




エ:
私は信じてました 生きてほしいから
まだまだこれからですよ

アカ:もう一度やり直してみます(まず居酒屋やめようよ

ヤシロも同じ依存症だった
ヤシロ:またやり直せばいいよ この人のお蔭だよ

アルコール依存症だと言って居酒屋をやめ、自助グループでも話す

エ(寄り添い、希望をもって待つ それが私たちの仕事である

マリはマリンとしてホステスをしている
アクサワにマリが店で倒れたと携帯に電話がくる





第9話 娘より金 育児放棄の母と対決 CASE9




マリは妊娠初期 未受診だったと医師に言われたアクサワ
マリの入院の準備をマドカに手伝ってもらう
マリの荷物から「借用書」などがたくさん出て来る(また借金!?

丸山宅でボヤ騒ぎがある
コンロ周りが真っ黒に焦げている

ハルカは無事 中から母親・梓が出てくる(母親いたのか 育児放棄か
名刺を見せるとガラっと態度が変わるアズサ 6年前離婚 3年前に家出




アズサ:
これからは私が育てていきたい
私も生活保護受けられますよね? シングルマザーだし、母の介護もあるし
先週引っ越してきて一緒に住んでます

申請書を渡すとすぐ書く 調査があり、判断する

ハ:
何かあってからでは手遅れです
「家庭支援課」と連携して見守る必要がある
(なんだ、あるんじゃん なぜこれまで放っておいた?

祖母の寝床の掃除はハルカにやらせて出掛けるアズサ


マリ:子どもを産むつもり
アクサワ:おめでとう 旦那に会わせてくれな

流産の危険があり、出産まで入院が必要 相手のことは何も話さない


アズサが窓口にくる 保護決定を伝えると喜ぶ

エ:4年前、家出した理由を教えてください

アズサ:
言いたくないです あんた子どもはいる?
産んだことないあなたに何が分かるの?
母のお金も私の口座に入れてくれる?
ボケちゃってるから私が管理しないと

エは口座を変更

ケアマネ野中に認知症が進行してることを確認するアズサ
野中:施設へのショートステイなら保護費は減らさずに済みますよ





マリ:
相手とは別れた どこにいるかも分からない
だからもう聞かないで 産むかも分からないし

アクサワ:母親の自覚あるのかよ

マリ:
あんたは父親の自覚あるの?
あんたの借金のせいでお母さんは苦しんで死んだの 今さら父親面しないで!
1年前に来たのも、償ってもらいたかったから


凹むアクサワと話すハとエ
また借金清算してもらえば?

ハ:
私は産まないという選択肢もあると思います
産んだら終わりではない
親はその責任を背負わなきゃならない(彼にも過去が?

ハルカはパンを買おうとしてもお金がなくて店を出る
ハルカもクリの元で勉強している
家に帰ると母も祖母もいない


ケアマネ野中から丸山はショートステイしていると電話が入る(こういう連携はあるのか

ハ:
子どもが貧困になるのは親が原因
子どものサポートも大事だが、親のサポートも一層大事なんです
 と力説

キョ:
仕事には誰にも辛い思い出がある ハにもある
ケースワーカーになりたての頃、
担当してた40代女性利用者に20歳の娘がいて妊娠した

産まないと言うと、説得して産む決断をした
出産1ヵ月後、娘さんは幸せそうだったが、
その1年後、幼児虐待で逮捕された






1歳の息子は重体と新聞で読むハ
異変に気づけなかったと自責する

ハルカはお金もなく、ジャムを舐める
エからもらった名刺を思い出す

警備員:女の子がこんな夜中に来て、終わったと行ったら帰った
アズサに電話するとつながらない

キョ:この時間に1人で行くな
みんな一斉に動いてくれる

自宅に行くと外で座っているハルカ 母が1週間以上帰らないと言う
エ:よく頑張ったねと抱きしめると泣く

キョは「児童相談所」に向かうよう指示



(なぜ、ここまで放っておくんだ?
 子ども一人で介護してる時点でおかしいよ

ハルカ:会いに来てくれる?
エ:ここはハルカちゃんを守る場所だから、私たちは会いに来れないの
(変なルールがたくさん この後はどうなっちゃうの?




エ:保護費を窓口支給にしたい 振り込みがなければきっと来るはずです

アズサが男・洋介と一緒に来て、大声出して「振り込まれてないんですけど!」とものすごい怒りっぷり





最終話 命守る最後の砦…私たちができること CASE10
エ:生活状況が確認出来なかったため、窓口支給に変更させていただきました
生活していると訴えるアズサ
洋介:金もらって行こうぜ

エ:ハルカちゃんがどこにいるかは気になりませんか?

キョ:
児童虐待防止法に基づき、児童相談所で一時保護しています
1週間以上の放置は重大な虐待です
今後は児相から「児童養護施設」への入所のご案内があります

洋介がキレて警官に連れて行かれる


マドカがマリの見舞いに来て、いろいろ聞き出す
カレシの名はマサノリ 連絡が取れない

マリ:
母が病気で働けなくなり、生活保護の相談に行ったら
病気でも働けますよね 親戚はいないですか?」と言われた

諦めた時にアクサワの「扶養照会」が届いた
置いてった人がお金もらえて、置いていかれた私たちはもらえなくて
あんな貧しい思い、この子にはさせたくない





「児童相談所」担当・北尾心:
ここはあくまでも一時的保護が目的
親元に帰るのか、施設に入れるか判断が必要
施設に行くには親の説得が必要
(虐待してる親の許可が必要???


アズサはハルカの施設入所も断固拒否
ハと自宅訪問すると、また態度が全然変わってるアズサ
生活感を見せて、金を無心

洋介:金もらったら連絡して と去る

(まず母親のサポートが必要だ

アズサが施設入所同意書にサインしたと連絡が来る
施設に入るとケースワーカーに会えるんだ 変なの

アクサワは、夜は定食屋、昼も働こうと面接に来たのは保育園!
顔が怖い・・・いやいや


児童養護施設「ひだまり学園」を訪ねるエ




担当者・桑田美希:
男子19名、女子24名いて、子ども7、8人に対して職員1名がみている





ハルカ:まだ帰れないんですか? なんで帰っちゃダメなの?
エ:ハルカちゃんを守りたいから
ハルカ:私はお母さんに会いたい

クワタ:
ここに来た子は親にどんな酷いことされても会いたいって言う
笑顔は頑張ってる証拠 本当に心から笑える子は少ない
子どもなりに対応しようとしているだけ
ここは親子にとってのスタートの場所 けしてゴールではない

ハに相談 アクサワのことも心配で事情を聞きハは会いたいと頼む
キョから事情を聞いたと話すと
重体だった子は、来年就職が決まったと手紙が来た

マリに会うハ
ハ:借金対策として、別の世帯になれば保護を受けられる
アクサワは提案を断る

アクサワ:
もう一度チャンスくれないか
マリがいたから、生きる意味を見つけられた
マサノリくんとちゃんと話そう


アズサも幼児期に児童養護施設にいたことを調べるエ
今のハルカと同じ育児放棄が理由だった

ハルカが学校に行って帰らないと連絡が来て同僚全員で探す
ハルカは自宅に帰るがカギが開かず、職員が来て逃げる

エ:アズサさんに会いたくて逃げたんです
アズサ:私は母親失格だし 私、幸せって何か分からないから

エ:私はそばにいます なんでも相談に乗ります
ハルカが見つかったと伝えると泣き出すアズサ


マリは子どもを産む決心をしたことをアクサワに伝える


施設に来たアズサとハルカは再会
ハルカ:お母さん、ご飯ちゃんと食べてる? 来てくれてありがとう
泣いて謝るアズサ 泣くハルカを抱きしめる


マサノリが食堂に来るのを待つアクサワとマドカ
時間ピッタリに来るマサノリ なんでこの人がずっと連絡不通だった?


朝礼 ハが新しい自転車を持ってくる 最初に乗るのはエ

エ(
私はこれからもいろんな人生と出会う
一歩ずつ一人ひとりと前へ進んでいきたい
生活保護は命を守る最後の砦


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