メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

大仏と紅葉

2010-11-21 18:57:20 | 日記
図書館に行くついで?に、近所のお寺さんにひさびさ参拝しに行ってきたv
入り口からもうイチョウが覆うようにまっ黄色に色づいててキレイ!!!
着物でオシャレした女児を連れた家族連れや、老夫婦、法要の黒服の人たちやらでけっこう賑わってたな。
本堂でも浪々とお経の声が響いてたし。

いつものようにお線香を買ってたむけてから、大仏さまにご挨拶。
で、大好きなおみくじをひいたら「中吉」だったけど、「親類まで災いをして思うに任せず心痛する事多し。
何事も時の来るまで天にまかせて、静かに身を慎んで居れば、雪の朝日に消える様に楽しい時あり。
今は何も控えよ」とのこと。まあ、親類とのいざこざはいろいろあって、今始まったことじゃないから、
それは本当に成り行きに任せるしかないのだけどね


そいえば、勝手の武藤さんてあんなに大仏好きだったなんて全然知らなかった/爆
ツイッターで全国津々浦々の大仏の写メを載せててスゴすぎっ!

そのほかの紅葉写メはフォト一覧でご覧ください~♪

コメント

ロッシーニ歌劇『セビリャの理髪師』

2010-11-21 18:42:16 | 演劇・オペラ
ジョアッキーノ・ロッシーニ歌劇『セビリャの理髪師』(全2幕)
出演:
 キャスリーン・バトル(ソプラノ:ロジーナ)
 ロックウェル・ブレイク(テノール:アルマヴィーア伯爵)
 レオ・ヌッチ(バリトン:フィガロ)
 エンツォ・ダーラ (バス:バルトロ)
 フェルッチョ・フルラネット(バス:バジリオ)
 メトロポリタン歌劇場管弦楽団
 ラルフ・ヴァイケルト(指揮)

 収録時期:1989年2月
 収録場所:メトロポリタン歌劇場

オペラ・ブッファ(喜歌劇)。特徴としてはレチタティーヴォ・セッコ(渇いた叙唱)、パルランド唱法(早口の歌)。
序曲は♪風変わりな誤解 じっくり聴くと、弦楽器の速い手の動きや、ほかの楽器もピッタリ揃って、まったくブレがない演奏ってスゴイ!
回り舞台という日本の伝統的な手法が西洋にも取り入れられた」って解説に書いてあったから、日本発祥なのかな?驚
喜劇は観ていて晴れ晴れとした気分になってイイ。オペラ映画もいいけど、やっぱり舞台劇は舞台で観ないとね。

ヒロインは黒人女性。純情そうでいて抜け目ないロジーナ役を表情豊かに歌いあげている。
男女共に細かい音の上がり下がりが延々と入ってる曲ばかり。ノドと腹筋が鍛えられそう?!
昔はこんな風に本当に歌声だけで恋に堕ちるなんてことがあったのかなあ???
お医者さんは滑稽な役で早口の歌も面白い!

あらすじ
伯爵は町で見かけた美しい女性が忘れられず家までやって来て、ウロウロしてしまう。
楽隊を呼んでカンツォーネを歌うが現れず。そこへ自称「何でも屋」な理髪師フィガロが「商売が順調で忙しい!」を連発して歌う。
伯爵は「知恵を借りたい」と頼み、「金貨のためなら何でもします」と抜け目ないフィガロ
金貨をもらうと、「彼女はロジーナといって医者の娘です。医者は父親ではなく後見人です。
兵隊の扮装をして、酔っぱらって入っていきなさい。宿営の許可証を見せればいい」と知恵を貸す。

家の中では医者が資産狙いでロジーナと結婚しようと悪戦苦闘。
いつも見張られ、苦言を言われているロジーナは辟易している。
窓から聴いた歌声を忘れられず、兵隊として入ってきた青年がその人と分かると大喜び!
だがひと騒動となって警備隊が押し寄せ、隊長に伯爵の称号を見せると退散。

1幕の終わりに並んで無表情に「こんな騒ぎになって」と繰り返す歌を歌って幕が閉じ、
まるで終わったかのようにカーテンコールにこたえてるのがフシギ。

2幕。今度は音楽教師に化けた青年が入ってきて、伯爵との仲を裂いてあげようと医者に吹き込む。
ロジーナに真夜中に逃げ出す計画を託すが、すぐに医者に扮装を見破られてしまう。
伯爵からの手紙を見せられたロジーナは騙されたと勘違いして、医者に真夜中の脱走計画を話してしまう。
医者は窓にかけられた梯子を外し、急いで婚礼を挙げるため公証人を呼ぶ。
フィガロは機転を利かせて、その公証人の立会いで伯爵とロジーナの婚礼を挙げてしまう。


Kathleen Battle- Leo Nucci - Dunque io son - Il barbiere di Siviglia


Il barbiere di Siviglia -Rockwell Blake "Cessa di più resistere..." - Finale



気になるオペラ用語
カヴァティーナ:
は楽式の一つ。元来はイタリア語で、「楽器が奏でる音色」を意味するカヴァータ(cavata )の縮小形であり、元々は第2部や反復部のない、素朴な性格の短い歌曲と意味であったが、現在ではアリアやレチタティーヴォ等々と区別して、素朴な旋律をもつ歌謡的な声楽曲という意味に使われる。また、ロマンスと同じく、抒情的な旋律を表現の主体とする小品という意味で、さまざまな作曲家によって器楽曲のカヴァティーナが作曲されてきた。

コロラトゥーラ:
クラシック音楽の歌曲やオペラにおいて、速いフレーズの中に装飾を施し、華やかにしている音節のこと。具体的にはトリルが多用される。(♪今の歌声は(Una voce poco fa))

コメント