素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

よるのないくにの話。

2015年10月15日 20時14分52秒 | 日記
前々から言ってますが、よるのないくにをプレイしてます。

話の方なんですけどね。

まぁ、面白いといえば面白いですよ。
百合要素が強すぎるので、それが合わない人には苦痛かもしれませんが。

今ちょうど半分くらいまで来たと思うんですが、現段階。

作中の世界は、世界を滅ぼす妖魔の王「夜の君」を封印するために、度々「聖女」という生贄が選ばれて、その命で夜の君を封じ続けて来た、という設定でして。

主人公アーナスの親友リュリーテスは聖女に選ばれ、教皇庁のエージェントであるアーナスは、親友を死なせるために親友を守り、そして親友の死に場所である「蒼き祭壇」を探すために戦い続けているという状況。

ここのところの心情描写が面白いんですわ。双方の。

アーナスは教会の言うがままに祭壇を探し、親友を守り続けているけど、本心は「世界と引き換えに親友の命を差し出すのはイヤだ」と考えてて。

リュリーティスは、死にたくないけど、自分がこれまで存在してきたこの世界が、多くの聖女の犠牲の上に成り立っていることを考えると、自分だけは死にたくない、イヤだ、とは言うべきではない、と考えている。

アーナスに関して。
何言ってんだ、世界が無くなればお前の大事なリュリーティスも死んでしまうだろ、とお思いの人も居るかもですが。
それに関してはアーナス「他の子が聖女をやればいい」

鬼畜?
いやいやいやいや。

自分に近いところから大事にしていくのが人間ってもんだと思うんですよ。

正直で良い、とまではいかんけど、気持ちは分かる。
ここで彼女を非難できる奴がいるとしたら、偽善者ではなかろうか。
そう思いますわ。


リュリーティスに関して。

こっちも気持ちは理解できる。

自分のこれまでを与えてくれたのは、その礎になった多くの聖女の存在がある。
だから、自分がそのお役目に相応しい、と言われたのなら、拒否するべきではない、っての。

これを「気持ち悪い」とかいう奴が居たら、てめえの利己主義を正当化してんじゃねぇよ、と言いたい。

なかなか選べる選択肢では無い以上、その選択には敬意を払いたいもんですね。


半ばまで進んで、聖女を生贄に捧げる以外に、夜の君を倒すという方法があるとか。
いや、夜の君は夜の化身だから、夜を倒すなんて不可能だ、夜という現象を倒そうとするようなもんだ、絶対無理だ、とか。

色々ネタが出てきましたが、果たしてどうなるのやら。
ゲーム部分も楽しいですが、話の方も先が気になりますね。