素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

仮面ライダー3号の映画と牙狼ゴールドストーム翔を観て来た。

2015年03月28日 16時50分53秒 | 日記
結論から言うと「騙されました」
仮面ライダー3号。

まぁ、最初の大集合、ディケイドの映画よりは遥かにマシでしたけどね。

牙狼ゴールドストーム翔は良かったんですけど。
話の方はまぁ、よくある話でしたが。

機械ゆえに、人が良かれと思って命じた事を曲解し、破滅的な結論を出して破壊行動を実行しようとする、みたいな。
デビルガンダムしかり、電童のガルファ皇帝しかり。

でもアクション面白かったし、流牙と二人旅状態の莉杏が「私は流牙のお母さんの波奏さんみたいな立派な魔戒法師になる」「そして黄金騎士を支える」

え?何この爆発しろ状態?
これはテレビ放送編が楽しみやで~!!

しかも莉杏、前作よりグラマラスになってるし。
胸周り、太ももからお尻にかけて。

映画終わった後、パンフ買ったら「撮影に向けてトレーニングし、ウェイトを6キロ増やした」らしい。
ああ、筋肉がついた分、グラマラスになってるように感じたわけね。
気のせいではなかったのか。

テレビ本放送時は、全裸視聴決定ですな!!

流牙役の栗山さんは、元々肉の量が多く、立派な身体を持った俳優さんでしたけど。
ヒロインもそれに合わせてきた感じですな。意識たけぇ。

次の道外流牙編は、総監督を雨宮カントクがやるみたいなので。
陰我ホラーも口クパァだけじゃなくて、全身変態もあるみたい。
口クパァ入れたの、最初の道外流牙編を撮った横山カントクの顔を潰さないためじゃないかなと思いました。
それを入れておかないと、「お前の考えたホラーの演出は全然ダメだよ」みたいなメッセージに見えてしまうんじゃないかなと思うんで。
正直、私はあの口クパァオンリーの陰我ホラーは面白いと思えなかったから、こういう全身変態を入れてくれたのは嬉しいんですけどね。
それでも、人の顔を潰すようなメッセージは嬉しくはないですな。(リアルでそういうのを喜ぶ趣味は無いので)
だからまぁ、口クパァが入ったのにはちょっとホッとしました。

で、非常に良い気分で仮面ライダー3号の上映に臨んだのですが。

……嫌いなものを存分に語ってこそのオタク、って言葉を某所で読んだことがあり、それについては「なるほど」と思ったことあるのでね。
ちょっと語りますわ。

……1800円も払ったわけですからね。

まぁ、仮面ライダー3号は良いんですよ。呼び名は。
設定は「V3出現前に、1号と2号を倒すために生み出されたショッカーの最強怪人」ってことですので。
ショッカーライダーの失敗から、さらに研究を重ねて、満を持して「3号」の贈り名をつけた、ってのならまぁ納得はできるんで。

でもさぁ~。

ライダーマンをぶちのめして「これで仮面ライダー4号とは笑わせる」
エックスライダーに馬乗りになり、ボコボコに殴る。まるでチンピラを殴るみたいに。

リスペクトの欠片も感じられないんですが。
いくら相手がショッカーに完全に洗脳されたショッカーライダーとはいえ、本人って設定ですじょ?

話自体は破綻してなかったし、一個のテーマはあったんですけどね。
過去ライダーに対するリスペクトがほとんど感じられない;

そんな状態で、V3が、ラストに「キミこそ仮面ライダー3号だ!」
……それ、言わせたらイカン台詞なんじゃないの?それはつまり、V3が自分よりずっとスゴイライダーだと認めたってことだよ?
(脳の血管プチーン)

活躍してたライダーはそれなりの扱い受けてましたけど(仮面ライダーBLACK、仮面ライダー555、仮面ライダーゼロノス)その他のライダーの扱いが最悪でしたわ。

特に最後。
必要性の良く分からない理由で、詩島剛死去。
彼、殺す意味が全く分からないんですけど。

そりゃさ、戦いだからさ。
一瞬の油断で死ぬことはあるだろうけど。
(不注意で敵の粘液攻撃を受け、機動性を殺されて怪人軍団にタコ殴り→死亡)

その死に、全く何の意味も無い;
これ、物語だよ?;

先日最終回を迎えた艦これの如月ちゃんだって、一応「死んで彼女は神になり、見えないところから艦隊のみんなを支えてくれていたのかもしれない」と思えるような死の意味を与える演出あったわけですが。

それすら無い。
何のために死んだの?

あかんやん。犬死やん;
酷すぎるわ;;;

で、スタッフロールを見ていたら、監督はやっぱり「米村正二」

アンタ、ホントいい加減にしろよ;;