今や飛ぶ鳥落とす勢いの百田尚樹氏のテレビ化。
主演は「ボックス」の市原君(モデルのファイティング原田のイメージとは違うが。。)
さてこの作品、かなり昔の作品でして、昔は「リング」というタイトルでした、で数年後に作者がブレイクしてタイトル変えて再出版したものであります。
ストーりティングが命の作者ですが、この作品はルポ形式だったと記憶していたけど読み応えがそれなりにあったような。
残念ながらテレビでは「黄金のバンタムをやぶった男」という割には家族中心のストーリーであり、ジョフレからみは最後の10分ほどの登場で、あまり意味ない扱いでした。
これが映画だったら「金返せ~」だな。
ボクのウル覚えでは、ブラジル人ボクサーのエデル・ジョフレ。 50戦近くして敗戦は2敗だけ。
なにを隠そうその二敗は日本人ボクサー原田からなるものであります。
個人のキャッチフレーズが何故「バンタムの黄金」にならず「黄金のバンタム」になったのかは不明ですが、(マンガ明日のジョーではバンタム級の事を黄金のバンタムと例えています)私生活でもジェントルマンであり政治家にもなったと思います。
が、引退後の十数年後に母国でなにか国レベルの催しで原田とのエキシビジョンマッチが組まれたのです。
原田も喜んで呼ばれます。
が、噂によるとなにやらジョフレ側は本格的なトレーニングしてたらしい。
それを聞いた原田側は危険を感んじ、丁重にお断りしました。
友情は芽生えても、遺恨は消えないのですよね~いい話だ!
僕も20年ほど前にKO負けした相手は名前も覚えているし、「今やったら勝てるかな~」と思いますからね。
こんな気持ちは無くしたくないものです。
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