今一番のお気に入りの監督、園子温の最新作「地獄でなぜ悪い」
実際にあった事件とか、最近は原発を扱ったりと一見社会派との見方もあるけど根底は「エログロナンセンス」の塊みたいな映画ばかりと僕は思う。
「凄いもの見た~」と思っても後でストーリー考えたらおかしいとこだらけだし、あまり深いテーマもないような気がするのですがね。
さてその新作、監督が若い時に描いた脚本らしい。。。
ストーリーはヤクザの組長が奥さんの出所祝いに娘の主演の映画を一日で撮るという単純なもの。
深作欣二+ブルースりー+安い青春映画+監督の感性+(いつものごとく)役者の異常すぎる熱演で出来上がった映画は。。。
凄かったです~日本映画でここまで振り切った作品もないと思いますよ。
タランティーノ監督も深作+ブルースリーの「キルビル」というのを撮ってますが、軽く凌駕してると思うな。
テレビでは放送しないと思うので是非レンタルでご鑑賞しましょう!