しるばにあの日誌

プリキュアシリーズレビューやいろいろな事について語るブログです。

獣神演武 第弐拾壱幕悲憤の白衣(びゃくえ)

2008-02-29 13:58:00 | アニメ感想
 岱燈くんは、史明に付きまとわれたのに耐え兼ね、追いかけるが偶然慶狼と遭遇する{%びっくり1webry%}慶狼は毎年、欠かさずある人の墓前の前で冥福を祈っていた。その墓前には慶狼の波乱な過去が隠されていた{%!?webry%}

<主な登場人物>
岱燈くん、劉煌さん、慶狼、孔凋、史明

慶狼が賢嘉爛舞を抜けたことに・・・
将鶴:かつては抜くことが出来なかった物が何故、今になって…。賢嘉爛舞を抜きし者、
   天下を治むる。天が望んだのか、それとも力尽くで天意を変えたのか…
将鶴からの一言で動揺する劉煌さん。将鶴も慶狼が賢嘉爛舞を抜けた事に驚きを隠せなかった{%びっくり2webry%}


 夕暮れ、岱燈くん不機嫌になりつつ史明を追いかけてるね{%大変webry%}

岱燈くん:くそー! なんにゃろ! 毎日X2オレにまとりつきやがって、何がしてえんだか?
      フン捕まえてはかしてやる!! (°□°#)!!X100
史明:ボウヤに任しとくとトロくさくっていけねえ 破軍と貪狼は激突するのが星の宿業そいつ
    をオレがお膳立てしてやるぜ
史明は慶狼を合わせるため岱燈くんの周りを、付きまとい誘い出そうという策略だった{%!?webry%}史明の罠だと岱燈くんを止めに追いかける鳳星くんと虎楊さん。


 霧が濃い夜。史明を探し出す岱燈くんは、偶然慶狼と遭遇し・・・

岱燈くん:ヒゲヤロー! ヒゲヤローじゃねえか!?
慶狼:破軍!!
岱燈くん:ここで会ったが100年目 今日こそ決着つけてやるぜ <(°□°#)!!
岱燈くん、この前あったのは本放送から2ヵ月前なんだけど・・・{%汗webry%}
それは置いといて・・・早速慶狼に右手一撃で攻撃するが慶狼の右手のひらで防がれる。
慶狼:今宵は殺生はせぬ
岱燈くん:な、なんだと!
本来、岱燈くんと即対決するはずが、今回は戦う気がないと。岱燈くんは慶狼が着ているものを見て意味を知り、戦うのを失せた。それは、死者を偲ぶため祈り装束に身を包む際、人や生き物の殺生を断ち切る習慣だった{%!?webry%}

岱燈くん:誰の墓だ?
慶狼:我妻の墓・・・16年前、賢帝国の軍勢に殺された
慶狼は毎年欠かさず、慶狼の愛妻(=ちょうすう)の墓で拝んでた{%びっくり2webry%}
慶狼の意外な発言に驚く岱燈くん。慶狼に連通寺を二度も襲い、曹栄を殺すよう命を下したのかと問いだす。

慶狼:あやつが・・・大義なき殺生を・・・
曹栄が死んだ事自体初耳で、少なくても命じた覚えがないと。
慶狼:破軍よ・・・かつては私も曹栄と同じように帝国の圧制から民を守って戦ってた
慶狼自ら、自分の半生を語る。同じ頃、慶狼を途中まで送った孔凋も劉煌さんに慶狼の過去を語る。それは22年前にさかのぼる{%びっくり1webry%}


慶狼は賢帝国のはずれ、豊かな土地を統治する御陵主の家に生まれた。慶狼の父慶とうに引き継がれ、人望の厚さに民から信頼されていた。
 ところがあるとき、帝国直属の太守がその地を横取りしようと慶狼の故郷を焼き払った。瀕死状態の慶とうは慶狼にこの地を焼き払った太守を操気法内伝で討てと言い残し息を引取った。慶狼は数日後、父の遺言で太守を崖に追い詰め、内伝で仇を討った。この出来事が賢帝国に届き、慶狼は身を隠しながら流浪の旅に出た。
 自分の故郷を守れなかったという悔しさに心の傷を癒してくれたのは慶狼の愛妻であるちょうすうだった。旅の途中、悪党を倒したとこを群衆の中から見てたちょうすうは慶狼の勇敢さに惹かれてた。その後、一緒に旅し、途中で慶狼のもとでついていく者が増えて、難民救済のため隠れ里を作った。隠れ里の民を守るため玄狼党を結成し、頭となった。 慶狼としょうすうとの間に子供が生まれ、慶狼はその子供を天高く掲げながら・・・

慶狼:慶こう・・・お前の名は慶こうだ! 強く正しく、心豊かに育て、慶こう!!
と願いを込めて慶狼の子息である慶こう(=劉煌さん)に言った
若き頃の慶狼は、民を救いたい気持ちが曹栄と一緒だったんですね{%キラキラwebry%}玄狼党の本風もおそらく青龍党と同じ。
 不正な役人たちを粛正し、賢帝国を変えようとしているが、帝国からしてみれば、反逆行為だと見なされ、慶狼が作った村が帝国軍勢に襲われた。
慶狼:私の考えは間違っていた 賢帝国は枝葉が腐っているのではない、根元から腐って
    いたんだ
丘の上から見た慶狼は変わり果てた村に唖然とする{%びっくり2webry%}
 ちょうすうと慶こうが気になると自分の家に駆けつけてみるとちょうすうが慶こうを必死に守る姿を炎の中で発見する。ちょうすうは愛夫が来てくれたと穏やかに微笑み、そのまま力尽きた。

慶狼:私は嘆き、怒り、呪った・・・賢帝国を・・・そして妻すらも守れなかった己の無力を・・・
    その時だった 私の貪狼の星の宿業が目覚めたのだ
村や民家族さえも守れなかったと自分を責める。慶狼の慟哭が北辰天君の1つである貪狼の力を覚醒させた。慶狼は権力と武力で賢帝国を正すようにと貪狼の意味を知った{%!?webry%}
 慶狼はちょうすうの墓を建て、慶こうを自分の星の宿業に関わらせまいとどこかに置いていき、賢帝国に降伏し、将軍となっていつしか権力を我がものにしようと企んだ{%びっくり2webry%}
 慶狼のおい立ちを聞いた岱燈くんは・・・

岱燈くん:テメエのやってることにテメエなりの大義があることは認めてやる 
      けど、力による統制ってのが気にくわねえ!! (°□°#)!!
慶狼の武力で民の犠牲に省みず帝国を正すことに猛反対し、この場で引き上げるが、慶狼が目前で賢嘉爛舞を抜いてたのを見て動揺した{%びっくり2webry%}

慶狼:次に貴様が会うのは皇帝となった私だ、破軍!!


劉煌さんは慶狼の悲痛な過去のほかに幼かった自分を捨てた事と侘姫の実父が慶狼ではないと孔凋から聞かされた{%びっくり2webry%}
 岱燈くんはみんなのとこに戻ろうと平地に入ったとたん、趙香の指示で忍び者が岱燈くんの周りに松明を分投げ炎上させた{%びっくり2webry%}
慶狼は賢嘉爛舞を抜くことができたので、岱燈くんを消すよう趙香に命じたものだった。
岱燈くん:テメエの手を汚さなきゃ禁を破ったことにはなんねえってかよ!
      汚ねえ・・・汚な過ぎるぜ、ヒゲヤロー!! <(°□°#)!!X100
慶狼がやったものだとすぐに察し、岱燈くんに青いオーラが立ちのぼり、破軍の紋様が青く光りだした{%びっくり2webry%}
右手に地面を当てて操気法内伝で大きな円を作り、その反動で上空へ脱出した。様子を見に来た劉煌さんは・・・

劉煌さん:破軍の力に飲まれなかった 岱燈は成長している 父上と五分の力を持つほどに・・・
と岱燈くんが破軍の力を物にしたと成長振りを実感する{%びっくり2webry%}


 夜が明け、麟盟ねえさんは牢屋に閉じ込められ、将鶴は口から血を吐き、命尽きる事を予感していた{%びっくり2webry%}
 
史明:エヘヘヘ・・・あがけX2、所詮人間は星の宿業に操られる人形 人の命には限りがあるんだ せいぜい頑張ってオレを楽しませてくれよな・・・
史明は不気味に微笑みながら、岱燈くんたちの星の宿業を楽しんでた{%びっくり2webry%}
賢帝国の波乱が今始まろうと・・・


脚本:関島 眞頼 絵コンテ・演出:神原 敏昭 作画監督:奥野 浩行
原画:12人、2社(計5人) 動画:3社


 慶狼の若き頃、曹栄と同じ考えを持ち、民から信頼され賢帝国を何とかしてやろうと頑張ってきたが、賢帝国に反感を買われ、慶狼の故郷と影から自分を支えてくれるちょうすうを失ったという2重の悪夢を味わう羽目になったのに痛感しました。その悲劇で慶狼の中に眠っている貪狼を引き出してしまったんですね。かけがえのない者を奪った賢帝国そのものを恨み秘め、宮廷内部に入り込み、力による統制にたちあげようと考えてた。帝国の座を手に入れるため蓮通寺に隠してあった賢嘉爛舞を手にし、自らの手で抜こうと。
 慶狼の根の部分は賢帝国をなんとかしたいという気持ちが昔から変わっていなかったと実感。


<獣神演武グッズ>
HERO TALES

次回、第弐拾弐幕帝都錯綜
慶狼が汰臥帝ならびに大臣の前で宮廷にある賢嘉爛舞が偽物だと言いふらし、本物の賢嘉爛舞を抜くのを披露する。それを見た宮廷中の反応は

コメント
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