しるばにあの日誌

プリキュアシリーズレビューやいろいろな事について語るブログです。

かみちゃまかりん 第17話霧火先輩の告白だしー

2007-07-31 16:16:00 | アニメ感想
 前回からの続き、謎の指輪(黒くってルビー色の指輪)の力が暴走した後の話からスタートする。
花鈴ちゃんたちの行動はいかに・・・{%exquesmark%}


 花鈴ちゃんは、霧火の手当てをしようと持ち上げる。すると何か柔らかいものを触ったと霧火の胸元を見ると・・・

花鈴ちゃん:まさか、霧火先輩って・・・女の人~!? w(☆o◎)wガーン!!
大声で言い、大ショーーック{%exmark2%}
 草むらから、和音くんが現れる。その反応で花鈴ちゃんは、アタフタとする。和音くんは、霧火の指をみるが、謎の指輪がなくなってた。ケガで倒れている霧火に近づくが・・・

花鈴ちゃん:せっ先輩に近づいちゃダメ~! (`▽´#)
怪訝な表情で花鈴ちゃんを見る和音くん。花鈴ちゃんは、ケガがひどいかもしれないと和音くんに言う。霧火の唸り声を聞いて納得する和音くんは、すぐに病院に連れて行こうと言い出す。花鈴ちゃんは、病院で診察する時、和音くんに霧火の胸を見せたくないと思い断固拒否し
霧火の心がわかるからと和音くんにごまかす。

花鈴ちゃん:ボク、霧火、病院嫌いなんだ―
霧火の手を使って腹話術する。ってか、花鈴ちゃんの1人芝居になってるよ・・・{%sweat%}
花鈴ちゃんは、私に任せてと霧火を抱えてどこかへ行く。
 和音くんが神化の副作用で苦しむ。ミッチーは、自分の指輪の光を頼りに歩くと偶然和音くんと接触する。和音くんは、ミッチ^の持っている指輪が光ってたのは謎の指輪の影響だと見る。和音くんがそのまま倒れるところをミッチ―がしっかりと抱える。


 数音くんの家の花鈴ちゃんの部屋で霧火を寝かせる。九ちゃんが、手当してくれたおかげで命に別状はなかった。花鈴ちゃんは、ニャケに赤い柱が出たとき以降の出来事を話す。
 霧火が意識を取り戻したとき、九ちゃんとニャケは部屋を出る。花鈴ちゃんに自分が女である事がばれ、霧火は胸元を隠して背を向ける。

霧火:驚いた?
花鈴ちゃん:えっ?
霧火:それとも、とっくにバレてたのかな?女って
花鈴ちゃん:すっごく驚きました 全然気づかなかったから、先輩が女の人だったなんて・・・
霧火:やっぱり無理だったのかな 女が男として生きるなんて・・・
花鈴ちゃんは、女だと分かってても、霧火と素直に話す。
 霧火のおい立ちによると。霧火の両親が小さいときになくし、たった一人の兄キリオと一緒に烏丸家に引き取られ、新しく出来た妹と幸せな生活が始まるかと思えば、神化の指輪の存在を知ってから翻弄された。霧火の父親は学者で九条教授(数音くんの父親)と一緒に研究をしていたこともあった。
 さらに、ニュクス(黒女神)の正体は自分だと花鈴ちゃんに告げ、男に成りすました理由を言う。

霧火:兄は自分の存在価値を指輪の力に見出した 両親が死んでから見失っていた自身を
    取り戻したんだ でもボクはそれが怖くて・・・たった1人の兄に置いてかれるようで・・・
    指輪が兄を別人にしてしまうような気がして、だから男のふりをしてついていこうと
    思ったんだ
 キリオは、両親がなくしたことをきっかけに自分を強くなろうと必死だった。指輪の力と出会い、今の自分でいられた・・・。いつしか指輪の力に頼りすぎて兄をだめにするのではとそんな兄を霧火は追いかけようと髪の毛を切り、霧火自身の女との決別した。
 花鈴ちゃんは、霧火の話を聞いた花鈴ちゃんは・・・

花鈴ちゃん:私は・・・そんな先輩が好きでした
兄のために尽くす霧火に感銘し、涙がこぼれる。そんな花鈴ちゃんを優しく抱きしめ、霧火も・・・
霧火:ボクも、花鈴ちゃんが好きだったよ キミはボクと違って女のままで男の子と堂々と
   渡り合ってさ・・・ずっと憧れていたんだ 同性として ありがとう、花鈴ちゃんは世界一
   ステキな女の子だよ
とありのままの自分で人とぶつかり合う花鈴ちゃんの姿に感銘する。
花鈴ちゃん:先輩の腕の中・・・あったかくて優しい
そして静かに、霧火との恋に別れを告げた{%bubble_a%}


 公園でキリオは、自分の指輪の光を頼りにたどってみると謎の指輪を見つける。拾った瞬間、霧火がドアの先で赤い光の中で見たものから霧火自ら指輪をはめるまでの記憶が映し出された。キリオは謎の指輪をハンカチで覆いポケットにしのばせる。キリオのメガネが光る{%kirakira1_a%}まさか、キリオ謎の指輪に操られたのでは{%quesmark%}


 霧火を寝かせた後、花鈴ちゃんは自分の部屋を後にする。するとニャケから公園で和音くんが倒れてたと聞かされ、和音くんの部屋へ・・・
和音くんは現在、昏睡状態{%exquesmark%}花鈴ちゃんは、霧火を止めるため、神化したと見抜く。和音くんが神化するに連れて疲労がたまり、眠っている時間も長くなった。このまま続けると・・・・

九ちゃん:和音様は死に至る可能性も・・・
それを聞いた姫香ちゃんは、和音くんが死ぬくらいなら、自分のために神化しない方がましだと泣きながら言う。姫香ちゃんにとって和音くんはたった1人の家族だから・・・


 和音くんの部屋を出て、廊下にあるソファーに腰掛ける花鈴ちゃんと姫香ちゃん。姫香ちゃんの両親は、小さい頃なくなり両親の事は奢侈でしか知らないと姫香ちゃんは写真をとりに階段に上がる。花鈴ちゃんも両親の事は写真でしか知らない。その間、花鈴ちゃんは部屋に入るとそこにはミッチーがいた。和音くんをここまで運んできてくれたのはミッチーだった。ミッチ―に和音くんの容態を告げる。ミッチーは和音くんが意識を取り戻したら指輪の事で聞きたいことがあると。
 姫香ちゃんが入ってきて、花鈴ちゃんに1枚の写真を見せるすると・・・

花鈴ちゃん:この写真ってもしかして、私の両親の写真と同じ・・・
何とミッチーも花鈴ちゃんの手から写真を取り上げ、見てみると・・・
ミッチー:これって九条教授じゃないの?少し若いときの写真だね
花鈴ちゃんが持っている両親の写真とミッチーの一言に疑問を抱く花鈴ちゃんは思い切ってきっチーに問いだす。
花鈴ちゃん:九条教授って和音くんのお父さんだよね
ミッチ―の顔に一筋の汗が・・・それは何の意味が{%quesmark%}
姫香ちゃん:私と和音ちゃんいとこ同士だからお父さん同士も似てるのかな
姫香ちゃんも疑問を抱く
この場では、いえまいとさっさと帰り支度して逃げるように部屋から出る。
 引きとめようと花鈴ちゃんは後から追いかけ、夜道を歩くミッチーのとこにたどり着く。
花鈴ちゃんは、あの写真は姫香ちゃんの両親の写真だと言い、自分の両親もあの写真と同じだったと告げる。ミッチーはあくまで整然とした態度を取る{%exmark2%}花鈴ちゃんは改めて、九条今教授は和音くんの父親なのか問い出す。ミッチーは黙って行こうとしますが、花鈴ちゃんに腕を捕まれ
花鈴ちゃん:お願い何か知っているなら教えて! どうして私たち同じ写真を持ってた・・・
話の途中、口止めにミッチーは花鈴ちゃんに・・・
しばらくして、ミッチーはまた明日とこの場を去った。ミッチーの行動に立ちくすむ花鈴ちゃんは

花鈴ちゃん:なっなな~何をする~!! ギャ<<(>へ<)>>―ッ!!
ミッチー、大胆にも花鈴ちゃんの唇を奪うとは・・・(≧∀≦)


 翌日、花鈴ちゃんは昨晩の事で全く眠れなかった{%exmark1%}ベッドから起き上がり、意識を取り戻した和音くんに会う。和音くんに倒れて以降のいきさつを話す。
 和音くんも霧火とと対決したとき、謎の指輪の力の暴走で、霧火はその指輪を使いこなせなかったと告げる。
 花鈴ちゃんは、霧火が自分の部屋で寝ていると言い、ニュクスの正体は霧火だと・・・。元気な表情する花鈴ちゃんに和音くんは・・・

和音くん:元気出せよ
花鈴ちゃん:もう、何言ってんの?元気出さなきゃいけないのはそっちでしょ!倒れてたんだから!
叱る代わりに、はっぱかけられた和音くんはそうだなと複雑そうに答えた。
花鈴ちゃん:あんまり心配かけないでよ このまま神化し続けたら・・・
と花鈴ちゃんの脳裏に九ちゃんからの言葉にのどを詰まらせる。和音くんは、花鈴ちゃんの頬つねりながら言う。
和音くん:知ってるよ オレ、やばいんだろ?神化し続けたら・・・
和音くんもかま科するに連れて命が危ないと薄々と感じてた。和音くんが生まれる前、より強力な神化するために作られた。まだ不完全で、花鈴ちゃんたちみたいに平気で入られなかった。花鈴ちゃんが再び元気を無くし、頬をつねたり、頭グリX2としたりと元気付ける。
和音くん:大丈夫、オレは、死なない だから余計な心配すんなアホ
和音くんの発言に花鈴ちゃんは・・・

花鈴ちゃん:不思議~和音くんといると勇気が湧いてくる 和音くん強いんだな
和音くんの一声で自分を支えてくれると実感する。


 霧火が目覚めると和佐がおかゆを持って部屋へ入る。霧火がなぜ和佐がこの家にいるのか聞き出す。

和佐:霧がはれたようですね
とにっこりと答え、おかゆを置いて部屋に出る。何か遠まわしな言い方してますが・・・
 霧火は自分の指輪を見て、キリオ、妃路ちゃんと3人並んで歩いていた時の事を思い出す。霧火にとっては楽しかった頃のようだ。そして、雫が落ち、何か思いつめるようにうつむいた。


 花鈴ちゃんの教室にいるミッチーに何か聞き出すチャンスを作ろうと花鈴ちゃんは様子をうかがう。って、なんで泥棒の格好するの{%sweat%}しかし、昨晩、ミッチーに唇を奪われたせいで、ミッチーが誰かいる気配を感じた反応で、廊下でどこか走り去った。花鈴ちゃん、情けない{%sweat%}
 廊下の階段前で和音くんと姫香ちゃんが話し掛けているのを見かけ、柱の影から様子を見る
和音くんの体調を気遣う姫香ちゃんに和音くんは神化できなくても姫香ちゃんを守ると言い出す。ところが・・・

姫香ちゃん:和音ちゃんは神化が好きじゃないけど心の底では、それをササエにしてる
        とこあるから
和音くんは、姫香ちゃんの目をそらす。姫香ちゃんは和音くんが斜め下にうつむきっぱなしのときのウソのクセだと見抜く。もう、自分の不安をごまかせないと姫香ちゃんを抱きしめて
自分が、神化するにつれて、いつしか死ぬのではと打ち明ける。
 花鈴ちゃんの前では、気丈に振舞っていたが長年一緒に付き添っている姫香ちゃんに自分の弱さをさらけ出さざるを得なかった。
 花鈴ちゃんは、外で空を眺めながら何も出来なかった自分に無力さを感じた。


脚本:柿原 優子 演出・絵コンテ:長尾 粛 作画監督:宮下 雄次、栗原 基彦


 前回の続きで霧火メインの話で見てみましたが、単刀直入で言えば、完成度は低いし、期待はずれだった{%exquesmark%}
 霧火が大きく目立ってるのは、なんと前半のみ。えっ、たったのこれだけ{%quesmark%}そんだったら、後半以降に回した方が良いのではとわたしは思う。ちなみに後半は、和音くんの神化副作用と花鈴ちゃん、和音くん、姫香ちゃんの両親それぞれが同一人物の疑い。ミッチーの表情にも何か意味があるし・・・どうなるのかが気になる (?_?)
 ニュクスが霧火が神化した姿だったなんて。驚きました。神化するとあんなに髪の毛が伸びるとは・・・霧火が、指輪を自分の糧として生きるキリオのソバに付くため女である自分を決別する。ここが、霧火のすごいとこだと思う。指輪を支えに生きているとこは、和音くんと同じ考え。何かを守るべきものも花鈴ちゃんたち、キリオたちもそれぞれ同じ考えだった。もし、霧火が女のままだったら、学園一の美少女になってたのかもしれない。花鈴ちゃんに助けられ、おたがいにないものに憧れを抱く。
 話変わって、この話に疑問に思ったことを挙げる

①謎の指輪の暴走をどうやって止めたか
 意識を取り戻した和音くんは、指輪が暴走して、霧火には指輪を使いこなせなかったといってるがその後の事は触れていない。霧火が謎の指輪の力でけがを負ったときは、指輪はすでになくなってたし、花鈴ちゃんが霧火の手当てをしようとしたとき和音くんが元の姿で現れたりとつじつまが合わない。指輪の行方はキリオが草むらで落ちていたの拾ったで終わってた。暴走後のシーンを一部でもいいからつけて欲しかった。

②和佐の一言『霧がはれたようですね』の意味
 霧火の心の霧。私は、妃路ちゃんのためなら手段を選ばないキリオとせっかく仲良くなれた花鈴ちゃんといずれ敵対してしまうのではという狭間ではと思う。皆さんは、どのように考えますか{%quesmark%}


次回第18話ライバルは和音王子だしー
花鈴ちゃんは、和音くんと演劇でバトルロワイアルする。ギャグ話になりそう~{%sweat%}














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おおきく振りかぶって 第16話あなどるな

2007-07-31 09:09:00 | アニメ感想
 今月最後のおお振りです。前回の話ちょうどいいタイミングで放送終了されたので、本話に入るまで楽しみでした。では、早速入ってみましょう{%baseball%}


 三橋くんが2塁を進む事を考えるあまり、ベースから離れてしまった{%exmark1%}河合くんからのサインで高瀬くんは、1塁手に送球する。ミットの音を聞いた三橋くんは、大慌て、完全に挟まれた。三橋くんは1・2塁間を行ったり戻ったりと往生する。その間、花井くんは三橋くんをおとりにして、バックホームへ走り出す。一方の三橋くんはパニクった顔になり、ボールを捕った島崎くんに押しつぶされ、タッチアウトに・・・。同じ頃、花井くんは3塁から帰ってきたとこ。審判の判定は・・・

主審:スコア・ザ・ラン!!
西浦は、この回で先取点を取った。 ヤッ\(≧◇≦)/~タッー!!
モモカンは、編み下げが勝手に上がるくらい興奮状態{%exquesmark%}
西浦応援スタントから演奏とともに歓喜が上がる{%exmark1%}
スコアボードを見る高瀬くんは・・・

高瀬くん:何やってんだオレ、サードランナーいることを忘れてた?いや、忘れてはいなかった
      でも、ファーストランナー挟んだら、もうこれでスリーアウト目だと思って、サード
      ランナーが頭から飛んじゃって・・・何だオレ、緊張してたのか
高瀬くんは、河合くんの掛け声『サードランナーが、こっちに向かってるからボールをよこせ』を耳に入れてなかった。先取点取られて初めて自分が緊張しているのに気づいた。河合くんに肩を叩かれ、我に返る。
 スリーアウトチェンジでベンチに向かうとき、河合くんは、高瀬くんになんて声をかければいいか迷ってた際、高瀬くんがクスX2と笑ってた。それは、挟まれたときの三橋くんのパニクった顔があまりにもおかしかったからだ。
あの顔を見たら、誰だって笑っちゃいます (^О^)X10
 河合くんは、先取点取られたのをきっかけに、高瀬くんの緊張が取れたと見る。
三橋くんのあの顔も緊張を解いたきっかけなのでは{%quesmark%}と私は思う。
 アナウンサーより三橋くんの治療のため、いったん試合を中断をする{%exquesmark%}
それを聞いた三橋くんのあの表情を再び思い出し、クスX2と笑い出す。
河合くんがあきれてて・・・

河合くん:そろX2止めないと怒れるぞ
監督が浮かび上がり、笑止する高瀬くん。
河合くんに1塁コーチャーを務めてた田島くんに自分のモーションを盗み、ランナーに指示を出してたことを告げる。河合くんが、三橋くんを挟んだと言ったら、高瀬くんが口を抑えながら、笑いをこらえる。高瀬くん、三橋くんとにらめっこ対決したら、あっさり負けるわよ・・・{%sweat%}
 河合くんは、信じられない表情を見せる。もし、盗めたとしても、三橋くんにも盗塁できたのではと問いに対し、高瀬くんは、投手であり、1塁ベースを踏んだときこけて、どこかけがしていると想定して走らせたくなかったと推測する。
 河合くんは、ベンチから田島くんを見て、けん制2つ見ただけでモーションを盗めるとはと驚きを隠せなかった。


 西浦ベンチで三橋くんのケガをみる志賀先生は、どこもけがしているかしょうがなく大丈夫だと判断する。三橋くんを心配そうに付き添う阿部くんは・・・

阿部くん:あんなにすっ転んだのに
志賀先生:人とぶつかったんじゃないからね 三橋くんは体が柔らかいんだよ
じゃ、田島くんと一緒だね{%diacritic_a%}似た者同士が{%exmark1%}
その後、篠岡さんが三橋くんの熱を測りに耳穴に体温計をさす。
三橋くん、ビビりながら、顔全体にたらX2と流す。
 三橋くんと阿部くんはグランドに入る。グランドに入ると応援スタントから三橋くんが戻ってきたことで歓声を上げる。栄口くんらも三橋くんを心配してた。
 ベンチで三橋くんの体温は37,8だった。

モモカン:耳温にしてもちょっと高いけど熱中症ではなさそうですね
志賀先生:遠足の日に熱が上がるあれかな?
モモカン:注意はしておきましょ
志賀先生の発言に気になります。一体どんな症状だろう・・・ (?_?)
三橋くんの体調に不安が募る{%exquesmark%}
 三橋くんの様子を見た阿部くんは・・・

阿部くん:いくら平気って言われてもな、相変わらず汗すごいし、あんだけ走りまわった後
      だからなるべく楽させたいけど、どっちにしろこの打順じゃごまかし利かねえんだよ
三橋くんの体調を気にしながら、それでも真剣勝負をすると・・・


 2回の裏桐青の攻撃は4番ショート青木くん⑭左打
青木 毅彦。去年のスタメンで唯一の1年生選手だった。今年で8番サードから4番ショートに出世{%exquesmark%}素材的には桐青一のバッター。
 1球目インコース低め、スライダー外振りかぶってストライク{%exmark2%}
阿部くんがこの打者を警戒すべきなのはバッターをブンX2振り回すこと。その代わりどの試合でも打率が低い。
 阿部くんからボールキャッチした三橋くんは・・・

三橋くん:ボールをもらって阿部くん見れば、すぐサインくれる
と心の中で言い2球目。打たれて、右のスタントに入り、ポールの右横へファール。すごい打力だったので{%tree%}にとまっている烏がいっせいに飛び去るり、羽が何枚か空から落ちてくる。

浜田くん:この球場の両翼は90メートル スタントも狭いし、柵も低い けどちゃんとした硬式用      の野球場だぜ 三橋の遅い球を軽々と場外ってどういう打力だよ。
青木くんの強い打力に実感する浜田くん。
 阿部くんは、今の打力で場外へ飛ばされても怖くないと次のサインを送る。
3球目シュートを内へ左ギリギリ見逃しの三振{%exmark2%}
浜田くん:うあ、入ったんだ あの打球の後によくビビんねえで内角放れんな
      クソ!格好いいじゃねえかよ!あのちびっこかった三橋がよ (^◇^;)
マウンドで強い打球でも動揺しない三橋くんのたくましさに感激する浜田くん。
三振はこれで2つ目{%exquesmark%}ベンチに戻る青木くんは、次の打者河合くんに三橋くんの投球を報告する。

阿部くん:オレのリードが桐青に通用する それに今日の三橋の調子だとヒット用に組み立て      てきた配球で三振が取れる。
自分のリードで桐青の攻撃を止められるかもしれないと確信する。
 5番キャッチャー河合くん②右打
打球が右方向に飛ぶので、外の変化球でカウントを稼いで最後は内野で打たせる作戦にでる
 1球目外スライダー見送ってストライク{%exquesmark%}
河合くんは、三橋くんの投球を見てコントロールは良いが、球の速さは遅いと。
 2球目右カーブストライク{%exmark2%} 3球目内低め見逃しの三振{%exquesmark%}
気が付けばあっという間に終わってて、何も出来なかったとア然する・・・
 次の打者が、バッターボックスに入る時、河合くんは、自分が見た球ではシュート、カーブ、スライダーの変化球3つでたのを監督に知らせる。

監督:3球目はどうして振らなかった? 遅すぎるのか?
監督の質問に戸惑う河合くん。監督に『3球目は、低い球で来たから見逃したが、実際は入ってた』なんて言いわけは通用する分けなく、はいと答えた。
監督:テメエ!多めに見んのは、1巡目だけだからな (`□´#)X10
監督に激怒されてて、河合くんはじめご愁傷様です・・・{%sweat%}
イラついた監督は、もう1イニング様子をみて、作戦を立て中盤で実行すると決意する{%exquesmark%}次の打者ファースト本山くんも三振に倒れて三振の数4つ目。スリーアウトチェンジ{%exmark2%}


 西浦応援スタントにアルプスの曲が流れる{%diacritic_a%}
 9番キャッチャー阿部くん②右打
高瀬くんが、本調子でではないとスライダー1本で狙う{%exmark1%}
 1球目ストレート右ギリX2見送ってストライク{%exmark2%}
ベンチから見たモモカンは・・・

モモカン:いいとこ ストレートもあそこへ決められたら手が出ない
高瀬くんの微妙なコースを決めていると真剣な表情を見せる。
2球目も同じくストレートでストライク{%exmark2%}
高瀬くんの今の投球を見た阿部くんは・・・

阿部くん:簡単に追い込まれちまった これで本当に調子がおかしいのか?
高瀬くんのリズムが戻ってきているのを予感し、驚きを隠せなかった。
 3球目高めのストレート空振りの三振に{%exquesmark%}
モモカン:高めを空振った それに今の配球、変化球を使わずストレート1本で押してきた
このことから、高瀬くんの緊張が完全に取れてたと見抜く{%exquesmark%}
阿部くんは泉くんにストレートが伸びると告げる。モモカンが、上位打者である阿部くんを最後に回したのは、リードに集中できるように組んだからだ。
阿部くんが、ベンチに入り、三橋くんは防具を手にして、阿部くんに励ましの言葉をかけたが

阿部くん:防具をおけ! 持って来てくんなくていいから
と右に指さし、真顔で言う。阿部くん、三橋くんにわざX2持って来てくれたから、ありがとうの言葉くらいかけたらどうかしら・・・。三橋くんは水分を取り、口を大きく開けたまま、阿部くんに何か言いたがってます。三橋くんのリアクションに阿部くんはぶち切れて・・・

阿部くん:あのな、言いたいことは普通にいえ \(`□´#)!!X10
阿部くんの態度に三橋くんはビクっとする{%exmark2%}三橋くんに見つけようとしますが、今は試合中なので阿部くんは怒りを抑える。すると・・・

三橋くん:阿部くんはすごいよ
怪訝な表情で三橋くんを見る阿部くん
三橋くん:三振4つ取ったんだよ す、すごいよ
阿部くんは、お前が取ったと言い返しますが・・・
三橋くん:オレは、いつも考えて投げてて・・・だけど1つもバッカスカ打たれて それは、X2
      ホントにホントなんだ オレは変わってない
三橋くんが三星時代、チームメイトから身内びいきが原因で嫌われ、キャッチャーからのサインがなく、1人で考えながら投げてた結果、打者に打たれまくったと・・・
阿部くん:だから
三橋くん:だから、あ、ありがとう阿部くん!
顔を上げて、三振4つ取れたのは、阿部くんのリードがあったからだと感謝する。三橋くんの思いがけない発言に阿部くんは驚く{%exmark2%}
 水谷くんが、ヒットを打ちワンアウトランナー1塁{%exquesmark%}田島くんのリードで『ナイバッチー!』と三橋くんと阿部くんは声を上げる。三橋くんはすぐに田島くんたちのとこへ前に行き打者を応援する。阿部くんは、三橋くんからの感謝の言葉に嬉しく受け止めますが、あんなに言える、普段の三橋くんでは見られないことに動揺する。

阿部くん:ランナーズハイとはちょっと違うか でも顔が赤いのも、汗すごいのも何かヘンな
      スイッチ入ってるせいだ アイツ今、自分じゃ回転数落とせなくなってる気がすんぞ
      調子がいいというよりは、力をセーブ出来ててないんじゃねえか
      中学で、ずっと完球してただけあって、普段の三橋が1試合投げきるためのペースは
      もっと緩いんじゃなかったか?これはただのカンだ けど、このまま突っ走ると多分
      コイツどこかでパンクする
阿部くんの不安が募る{%exmark2%}
 栄口くんは送りバントでランナーを送らせようとするが、上に打ち上げ河合くんにキャッチされる。失敗に終わった。
 3番ショート巣山くん⑥右打
1・2回は変化球で来たのが、この回に入ってストレートメインに来たと巣山くんは1球目を探り入れる。
 1球目やはりストレートでストライク{%exmark2%}

巣山くん:難しい球は振らない この人は三橋じゃないんだ そう何球もいい球ばっかり
      続かないはず
とバットを構える。
 2球目甘い球が来て打つ{%exmark1%}ライト前ヒットでツーアウトランナー1・2塁{%exmark2%}
西浦の実力に河合くんは・・・

河合くん:準太の調子はもう悪くない腕が振れてストレートの伸びが戻ってるのにコイツら
      きっちり捕らえてんじゃねえか コイツら本当にただの公立の新設チームか?
      今年からスポーツ推薦始めた高校を見落としてんじゃねえのか?
      いや、そんなことは今どうでもいい 下位はともかく上位はストレートだけじゃ抑え
      きれないんだ 認めるしかない 
新設して間もないのに、打線力、機動力、守備力、投手力などすべてにおいて、強豪校並優れているのを実感。西浦をダークホースな存在(要注意チーム)とみなす{%exmark2%}
 4番サード田島くん⑤左打
モモカンは、この回、ストレート主体に切り替わってるのを気づき田島くんにサインを送る。
河合くんは、どの打者も早いカウントから打ってくるのは、決め球を嫌がっているからと判断し、ならばとミットを構える。
 1球目ストレートかと思いきやシンカーだった。振りかぶってストライク{%exmark2%}
2球目も結果同じでストライク{%exmark2%}
田島くん:クッソ~ 反射で手が出ちゃう こんだけバンX2空振ったら、残り全部シンカーで        来ないかな そしたら、シンカー打てる。
田島くんにとっては、大歓迎ですが、チームにとっては、高瀬くんの得意球で負けてしまうとバットを構える。集中力全開する。
 3球目シンカーと思いきや・・・見逃しの三振{%exmark2%} スリーアウトチェンジ{%exquesmark%}
田島くん:ストレートじゃん
と動揺する。高瀬くんの球で惑わされてる。万事休す{%exquesmark%}


 編み下げをした女の子がスコアボード見て、西浦が勝ってると言う。

女の子:あ~雨降ってるのに応援の人はちゃんと外野の席に座るんだ さすが高校野球
どうやら、応援しに来るのが、初めてのようだ。西浦応援スタントで三橋くんの母親を見かけ、声をかけた。編み下げをした女の子の名は、瑠璃。三橋くんとは、いとこ同士で、三橋くんの事をレンX2と呼ぶ。泉くん、巣山くん、水谷くんの母親3人は、瑠璃ちゃんを彼女と誤解するわ、かわいいとさわぐわで盛り上がってるし・・・{%sweat%}息子が、1回からずっと投げてると三橋くんの母親から聞かされた瑠璃ちゃんは驚く。
 瑠璃ちゃんの服がびっしょりだったので、三橋くんの母親はバッグからタオルを出そうとしますが、カッパ代わりにと瑠璃ちゃんは、上着を脱いでキャミソール姿に。両腕には、ニシウラ
(左腕)勝て(右腕)とかいてある。浜田くんに負けないくらい気合入れてます (^o^)X10

じゃじゃ馬娘の御通~りだぁ― o(・□´)О!!
 三橋くんの中学時代の試合は、三橋くんの母親同様、自分の部活と重なってたため応援に行けなかった。このときの三橋くんは、母親さえ試合日を教えなかったり、瑠璃ちゃんが行くと言い出せば断ったりと瑠璃ちゃんは、三橋くんのネガティブさに腹立った{%exmark2%}そう言えば、合宿に兼ねた練習試合(西浦vs三星戦)も三橋くんに断られたんだね。
※詳しくは第8話を参照{%exquesmark%}瑠璃ちゃん本心、三橋くんが出る試合を見たかがっていた。
 瑠璃ちゃんが通っている高校の野球部は、今日試合で瑠璃ちゃんが所属している部活の先輩みんなは、応援に行ってる。瑠璃ちゃんが群馬からここに来た理由は、試合前夜三橋くんと電話で話している時だった。

瑠璃ちゃん:相手強いとこなんでしょ 明日で終わっちゃうかもしんない
三橋くん:終わんない・・・よ
 初め、強豪チームだからと半分あきらめかけた一言でいう瑠璃ちゃんですが、三橋くんが、絶対勝つと返し、三橋くんのあの言葉を信じてここにやって来た{%exquesmark%}
 たった今、3者連続三振を取った三橋くん{%exmark1%}これで三振7つ目{%exquesmark%}スタントからマウンドから降りる三橋くんを見る瑠璃ちゃんは、

瑠璃ちゃん:強気のレンX2、ビックリしたな 何で?昨日の強気といい、レンX2って野球上手に
       なってきたの?
 自分が、ここに来るまで三橋くんの急成長ぶりに驚く瑠璃ちゃん。三橋くんを見直したのかな


 3者連続三振を取り、喜ぶ三橋くんは、これまで三振数をスキップで数えた。その行動に私は、思わず笑っちゃいました(*^О^*)X20 三橋くんの天然発動{%exmark2%}
 遠くから見る阿部くんは、三橋くんの状況を気にする。


脚本:白根 秀樹 演出・絵コンテ:栗田 夏央 作画監督:林 勇雄、大谷 美里


 桐青から見た西浦の印象は、初め新設部でしかも1年生のみ。それほど眼中にはないと見ましたが、実際戦ってみると練習量、他校のデータ収集、即戦力など短期間で強豪校に並ぶくらいの急成長振りに驚く。もはや、侮れないと・・・河合くん、桐青監督が西浦を評価する。
 桐青戦の勝利を導く鍵の1つ三橋くんに嫌な予感がする。三橋くんの熱が高く志賀先生の一言といい、烏の羽が、何枚も空から落ちてくるし、三橋くんの調子が良すぎて、積極的な行動を取ったりと三橋くんの体力がどこまで続くのか。阿部くん、モモカン、志賀先生は心配する。
何事もなく終わればいいのですが・・・
 三橋くんのいとこ瑠璃ちゃんは、今まで、三橋くんの実力を信じていなかったが、たくましくなっている三橋くんに見直してるとこがかわいいですね。三橋くんと同じ歳だけど、瑠璃ちゃんの方がお姉さんぽいってな感じです{%diacritic_a%}おせっかいなとこもあり。もし、三橋くんたちが、瑠璃ちゃんが応援しているのを見かけたら、どう思うでしょうね~{%diacritic_a%}


次回第17話サードランナー
 桐青は、監督からの話などで遂に反撃に出る{%exmark2%}
  













      


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