キャパ②

感想です。

カナメさん（アンドレ）
ニット好きなんですよね～カナメさんは生まれ持った資質と経験でスーツなどはほっといても似合うと思いますが、いくら細身のニットでも、どうしてもダフッなってしまうのですが、ダフッを感じさせない手足の長さやスタイルの良さが、逆に引き立っていて、ナイスニットでしたところで戦場カメラマンの人ってニットを身につけるものなんですか？渡辺さんもニット帽かぶっていらっしゃるし…
アンドレは仕事はハードなカメラマンなのですが、仕事以外ではかなりソフトな、人の意見を聞く優男って感じが、カナメさんのイメージにピッタリで完全無欠の主人公が多い宝塚で、このタイプの主人公が新鮮で魅力的に思いました
もちろんただ優しいだけでなくて、戦場へ行ってから報道写真に対する姿勢や、マグナムの仲間や兵士達との友情が描かれて、骨太な所も主人公らしく有りました
ただヒロインのゲルダに対してはずっとリードされっぱなし、っていうかもう導かれてる感じさえありましたほぼラストでプロポーズっぽいのは断られるし、ちゃんとしたプロポーズは出来ず終いだし（ってここはかなりの悲劇ですが）もう斬新な関係！ってつい思ってしまいますが、そんな関係も十分にアリって感じで良かったです
昔のライカってカメラを持ってよく、「この小さなオモチャみたいなカメラが…」って台詞あるのですが、つい「デカイよ！」と突っ込みを入れたくなってしまいましたそれだけ平和になってカメラも小さくなったって事で…

レイミさん（ゲルダ）
私的にはダンさん以来の美しさなんですがしかもお顔の美しさだけでなく、立ち姿がとってもピンッ姿勢も正しく、仕事の出切る女性役ってのも有るのでしょうが、足の置き方一つとっても常に綺麗な角度でしたダメですよあんな美人が立ち方まで綺麗だと…他の人が…
研３なのでこれからメイクも伸びていくと思うと…恐ろしい子！
このゲルダって役かなり好きなヒロイン像でした宝塚って、いるだけのヒロインや、え？頭大丈夫？みたいなヒロインもチラホラ登場するのですが、ゲルダは自分を持っているし、自分で進むべき道を進んでいく格好良いヒロイン像でしたしかも無茶するだけでなくて、ちゃんとアンドレとは宝塚の関係（何？）が成立していて、ヒロイン描ける先生久しぶりに来ちゃった？見たいな感じでテンションでした！中には娘役さん憎んでる？って先生も居ますから
時間の流れや雰囲気で、アンドレとイイ感じなってるのは伝わって来たのですが、具体的なところが劇中で描かれていなかったところはちょっと残念でした。突然アンリとシムが気を使いだしたりして、こっちが恥ずかしかったです
そんなヒロイン像が当て書きの様に嵌っていたレイミさんも立派でした