オーシャンズ③

続きです。
ベニーさん（ベネディクトさん）テス気付くのが遅すぎる！とツッコミたくなる、わかりやすい悪役ですが、存在や、アダムとヘビなど、ダニーとの対比となるところが多くて、魅せれる悪役だったと思います
前半は大物感や根底の悪さを存分に発揮して、最後の場面では急にヒステリックになったりするお芝居もとてもよくて、ベニーさんの悪役も良いなと
パンフほどではないですが、ペッタリ系のリーゼントが役にも、ベニーさんにも似合っていました
ベネディクトさんだけでは無いのですが、悪者チームがブルーザーに対して絶大な信頼を寄せているところがツボでしたあんなに仕事に厳しいベネディクトさんもブルーザーがやられたら、仕方が無いかみたいな感じでした

ともみん（フランク）やや黒塗りに、ウェービーなロン毛がかっこよかったですまたディーラーのベスト姿が、長い足をより長く見せていて、やばかったです
潜入捜査ポジションで仕事が始まってからは単独行動が多かったですが、後半でわざと捕まる所のキュウリ攻撃が面白すぎました

マカゼさん（ライナス）学年的に丁度リンクするような役で、自然と演じているように見えました
最初のソロは自己紹介的なソロなので、スリのことをソロで歌われた方って宝塚始まって以来だと思います他のメンバーもカード、ハッカーみたいな歌ですが
でも結構大事な歌をライナスに向かってみんなで歌ったりして、仲間達の中では一番おいしい役でした
直接スリをさせられたり、ワイヤーで吊るされて実行犯をさせられたり、変装してキュウリ攻め（おたんこキュウリって…）を受けたり、なんとなく他のメンバーより分け前を多くあげて欲しキャラでした

ノエルさん（ソール）２作連続星組大劇場公演にソールが登場です！こちらのソールはカリスマ詐欺しですが、ノエルさんの最後の舞台にふさわしい役で、登場したら静かに暴れていく感じがノエルさんらしくて、とても面白いしですこれからの舞台で誰がこのポジションをするのか心配になるマヤクオリティーがあります
おもわずデパートの下着売り場のおばちゃんとは幸せになって欲しいと祈ってしまいます
最後だけに登場やパレードの拍手が凄くて、お芝居とは別のところで感動的だったりもしています