ドルチェ・ヴィータ!

日々のことを徒然なるまま書いていこうと思っています。

パーシーキリヤン

2010-04-17 23:37:08 | 月組
初日のニュース見てたら、初舞台生のロケットのところで私の後頭部が映ってましたついにスカステデビューしました今回は幸運にもショーヴランのツバが飛んでくる距離での観劇だったので、映りこんでしまいました
そしてパーシーのアドリブが思っていたほど関西弁じゃなくて、脳内変換していた自分にちょっと凹みました

それは置いといて、きりやんのパーシーですよ~想像してきりやんパーシーの上を行く素晴らしさで、キリヤヒロムと言うジェンヌさんの歌、ダンス、お芝居の技量に感動しました表現をする場を宝塚に選んでくれてありがとうございますって感じです

まずは歌ですが、きりやんが歌が上手いのは周知の事実なのですが、最初の「ひとかけらの勇気」で今まで聞いたきりやんのどの歌よりも良かったです私の中で結構完成されたジェンヌさんだったので、ここに来ての伸びにビックリでした今回の公演で月組さんの歌のが全体的にレベルアップしていたように感じました。

役作りはかなりの包容力、大人の男の余裕の様なものが前面に出ていて、原作のパーシーに近い骨太なイメージを受けました。そこから来る重みでマルグリットとのすれ違いがよりドラマチックに感じれるところも良かったです
ハードルが恐ろしく上がっていたグラパンも、ムチャをするでなく、おどろおどろしさを強くすることによって、不気味な笑い方を自然に使えるようにしていたりしていて、こっち系のお芝居での技量にもでした。

当たり前のことなのですが、良い音楽の作品を歌の上手なトップさんが全力で引っ張っていくと、こんなに組全体が底上げされて、立派なミュージカル作品に仕上がっていくんだな~と改めて思いました
コメント
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