タイ映画 & アジアな毎日  Thai Movie & Asia Entertainment Diary

主に最新・最速タイ映画情報の掲載とアジア全般のポップカルチャーを楽しむ日々をのんびりと語る日記です。原稿依頼歓迎!

東京国際映画祭が終わって疑問に思うこと

2005-11-01 16:16:06 | Movie
怒涛のように映画祭が終わりましたね。閉会式を見に行ったのですが、すごく疑問に思ったことがひとつあります。それは、

 最優秀アジア映画賞の発表が無かったこと!

 いや、一方的にアナウンスするだけの発表はありました。しかし、審査員が出てきて発表し、受賞者が壇上にあがる、ということが無かったのです。

 なんで?なんで?なんで?と思っているうちにコンペティションの発表が終わって、舞台に角川チェアマンが出てきて、あっという間にフィナーレ。

 公式カタログP172に賞の説明があり、その中にはアジア映画賞の説明があります。そういう意味で、日本映画・ある視点部門の受賞結果も閉会式で発表されなかったのも不思議です。

 それって、やっぱり変だと思いませんか?

 アジアの風部門では独自に「アジアの風2005」というカタログ(というよりは、インタビューや評論など、より映画やアジア映画界に迫る内容)が発行されています。これは、本屋で買わないといけません。

 その中に審査員の名前も書いてありました。この審査員の名前は、公式プログラムには出ていません。(ますます不思議)アジアの風部門の審査員は、石坂健治さん(国際交流基金フィルムコーディネーター)、江戸木純さん(映画評論家)、松岡環さんでしたが、アジア映画ファンにはおなじみの方々だと思います。

 個人的に白田は「アジアの風」部門を支持していています。また今年はタイ映画の評判も良かったので、賞を取る取らないは別にしても、ワクワクと舞台での受賞結果を待ってみたり、アジアの風部門の審査員の方々の講評も、とても聞いてみたかったのです。

 アジア映画が注目されている今日この頃なので、来年はぜひ、最優秀アジア映画賞閉会式で堂々と発表してもらいたいと思いました。

アジアの風部門の作品が、以下で上映されます。

東京国際映画祭 アジアの風部門作品 特別上映決定!