辻村深月の『かがみの孤城』は、最後でまんまとやられ泣きまくりだったのですが、読み終わった後「これは映画にはできないよなー。城が壊れるシーンとかオオカミとか無理っしょ」なんて、思っていたのですが、、、、映画になるんですねΣ(・□・;)
映画『かがみの孤城』公式サイト
※さすがにアニメでした。実写化はやはり無理だよね、、、、。
今日は、同じく辻村深月原作の映画『ハケンアニメ!』を観てきました。パチパチ!
吉岡里帆と中村倫也かあ(ファンの方々ごめんなさい)。『バクマン。』みたいな感じかな?と、大して期待しないで観に行ったので、、、、、やられました。大泣きこそしませんが、後半はずっとカンドーしてうるうるしてました。
以下ネタバレあり(反転させて読んでください)
秩父のスタッフが地底人Tシャツ着ていたり、ラピュタやガンダム、エヴァのセリフが出て来たり、、、アニメ好きじゃないと分からないシーンがそこここにあります。たぶん私も半分くらい分かっていないでしょう(スタッフ勢ぞろいでカメラに向かって歩くのは『ライトスタッフ』?)。でも、それはストーリーとは無関係ですのでご心配なく。
お仕事辛いけどがんばるぞー!絶対にライバルに勝つぞ、えいえいおー!
、、、、と、がんばったけど勝てなくて、だけど、自分のやりたかったことはできた、みんなも納得した。伝えたい人たちに届いた!そして、本当に自分のためになる人は厳しい人だと改めて知った、、、、、
という映画で、結末も想像の域を出ないのですが、それでいいのです。
吉岡里帆演じる主人公の斎藤瞳監督だけど、顔が整い過ぎていて、今一つ説得力に欠けるよなーと思いつつ観てました。しかし、気が付くとそんなこと気にならなくなっていて、雑誌の撮影の後、スタッフにブチ切れるシーンでは、思わず声が出そうになるくらいスカッとしました。
柄本佑は朝ドラの『あさが来た』でも、そうだったけど、ずるいよなあ。最後はいつもいい男に見えてくるんだもん。
脇役もいい役者ばかり。小野花梨(カムカムエヴリバディのきぬちゃん)演じる並澤さんはスピンオフがあれば見たいくらい。
中村倫也はホントああいう役が良く似合う。天才の孤独を繊細な演技で表現していて唸りました。だけど、最後のプロポーズは蛇足じゃないかなあ。仕事上のバディじゃダメなのかなあ。
、、、、ダメなんでしょうね。そして家に帰ってもまたグーで殴られ続けるのでしょう(^^;)
劇中アニメも大変出来が良く、『サウンドバック』のラストのセリフにいたっては、危うくそこでも泣きそうでした。
とりあえず、観ると元気が出ます。そしてコージーコーナーのエクレアが食べたくなります。今度買おう(^^)
追伸
こんなサイトまである!すげー!
『サウンドバック 奏の石』
『運命戦線リデルライト』
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