母親ごとに正義はある

母の日でした。パチパチ！
その起源と、現在日本で行われているものの意味の違いはさておいて。


私はいわゆる団塊Jr.世代です。母親からは「嫌なことでもやれ、むしろ、嫌なことこそやれ」と言われて育ったと認識しています。
今にして思えば、母親なりに私の人生の先を見据えてそのように言っていたのでしょう。
それが良かったか悪かったかは今はまだ分かりません。人とタバコの良し悪しは煙にならないと分かりませんから。


ひるがえって令和の現代は、「やりたいことだけやればいい、嫌なことはやらなくていい」とよく聞きます。
それを聞くたびに、そう言う人は、未来に何を見据えているのかなあ、とぼんやり思うんです。

ちょっと足したバージョンだと、
「やりたいことだけやればいい、嫌なことはやらなくていい。だけど人に迷惑をかけてはいけない」
というのもありますが、、、、
でも、これはさらに難解だなあ。家族や他人に迷惑をかけずに生きていくことなんてできないから。


『人間万事塞翁が馬』、正誤や善悪なんて今はまだ分からないし、何を言うにしても今の判断基準でしか語れません。
でも、自信満々に言うからにはその先に何かあると考えているんでしょ？と聞きたくな、、、、、

まあ聞いたところで、子育ての指針なんて家族ごとや子どもごとに違って当然。
あなたの正義は尊重します。だけど、自分の正義を押し付けられても私は受け取りませんので、ごめんなさい。


ちなみに、今年もアカデミー主演男優賞ばりの演技力で、オレオレ詐欺電話をしたけど、だまされませんでした。さすが我が親（＾＾；）



写真～
今朝の『おおたかの森庭苑』のマーガレットアンジェリック