僧侶になりたての頃、脳死って、人の死だと勝手に思ってました。その後、いろいろと他の人の意見を聞くうちに、「むー。たとえ医師や法が定めても、なんとも微妙だぞ?」と思うに至ります。パチパチ!
先日、中学生と「人は何をもって死んだと言えるか?」という討論をしたのですが、「心臓が止まる」「息が止まる」がせいぜいでした。
※この二つに加えて、瞳孔散大・対光反射停止が死の三大兆候と言われます。
「でもさあ、心臓や呼吸が止まっても、現在の医療だと、動かせちゃうんだぜ?」
というと驚いてました。
「じゃあ、機械があれば人は死なないの?」「それが知りたければ、、、、銀河鉄道999に乗りなさい(ウソ)」
「心はどこにあると思う?」
と聞くと、頭か心臓。
これは私もかつてそう思ってました。だけど、最近はそれもよく分からなくなってきました。頭(脳)は平気でウソをつくからです。心が疲れているのに、「今日中にこの仕事をしなきゃだめだ」と脳が指令を出している場合、やはり、心と脳は別じゃないかと。脳のせいで、心が病にかかるのですから、、、、
身体と頭と心の関係に、夢中になりそうな来年です。
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