古い話で恐縮だが3年前のちょうど今時分、鹿児島県出水市を訪れた。出水市はツルの越冬地と知られる日本国内では最大の楽園地。ナベヅル、マナヅル、クロヅル等、近年は1万前後の羽数が確認されてるとの事。「ツル博物館クレインパークいずみ」では沢山のことが学べ、「ツル観察センター」ではツルの生態が観察できる。広々とした田んぼであるものは大きな群れになり、あるいは2-3羽の小さな群れで遊ぶツルの景観は素晴らしかった。
今、その出水市が鳥インフルエンザで騒然となってるという。鹿児島県は養鶏算出額日本一、2900万羽の鶏が飼育され、特に出水市地区は県内でも最大とのこと。市は感染予防にため、ツルマラソン等色々なイベントを中止、観光業者も営業を自粛してるとのこと。
それにしても関係各位のご苦労は大変なものでしょう。養鶏業を営んでる人々の心配はこの上ない事でしょう。
どうか頑張って下さい。このニューヨークの地から、応援しております。
実はわたくしは幼い時、出水に住んでおりました。いまは撤退してしまいましたが亡き父の勤め先の工場があったのです。お写真にある山の形の美しさ、本当に懐かしいです。これを毎日見ておりました。
鶴は普通に空を飛んでいました。鶴の声は今も鮮やかに覚えています。はっきり言って美しい声ではないんですけどね。
この写真の鶴は、マナヅルですね。タンチョウとは違う独特の美しさがあります。
私が出水にいたころはマナヅルはすくなくて、ナベヅルが大半を占めていました。このナベヅルというのが黒っぽくてなんともがさつな外見なのですが、尻尾付近の羽が優雅だったことを思い出します。
懐かしい写真をありがとうございます。今後もどうかよろしくお願いいたします。