バーサフラン
ここはバーサフラン、大人の憩いの場所。毎晩様々な人が集い、楽しい話に花を咲かせる。週末ともなると、怪しげな話が飛び交う。さて、今夜のお客さんは。。。。。。
バーテンダー:いらっしゃい
客:あら、しっくで素敵なお店じゃない! あなたもイケメンだし。
バーテンダー:ありがとうございます。そういうお客さんもなかなかなもの、セクシーですよ。お飲み物は何されます。
客:そうね、今日はカクテルを飲みたいは。おいしいもの作って。
バーテンダーはライ・ウイスキー、スイート・ベルモット、アンゴスチュラ・ビターズ数滴をミキシング・グラスに入れてステアしてカクテル・グラスに注いぎ、マラスキーノ・チェリーを飾る。
バーテンダー:どうぞ、貴女にふさわしいカクテルです。カクテルの女王、マンハッタンです。
客:素敵な色ね。おいしそう。でもマンハッタンって懐かしいは。もうあれから何年になるかしら。
するとバーテンダーはチェリーを取り出しパセリの葉をカクテルの上に浮かばせた。
客:あら、何かしら?
バーテンダー:セントラルパークです。
それでも客は怪訝そうな顔してるので、
バーテンダー:マンハッタンが懐かしいとおっしゃったので、てっきりご存知かと思いまして。
客:あらいやだー! 私のマンハッタンは「ソープ」なの。長いこと働いてたのだけど色々あってね。