旬のはなし

日々のあれやこれや

無事に

2010年03月31日 | 音(おと)のこと
昨日盛況の内に洋舞フェスティバルが終わった。

岡山バレエ連盟の12の団体から延べ180名程のバレリーナが出演した。
スタッフも舞台監督から舞台美術、衣装、照明、映像、音響・・・・と多くの人が関わっていた。
大道具は本当に大きく、かなり迫力があった。
特にバレエの舞台というのはお客さんが日常の感覚から飛び出し、別の次元にまで誘わなければならないので、踊り手と共にスタッフの作業もかなりの繊細さが要求される。

1部2部合わせて20程の作品が演じられた。
バレエ連盟の凄い処は大きな作品は各団体から踊り手がそれぞれ出演し、合同で作ってしまうのである。
勿論、手の挙げ方、足の運び方、テンポの取り方まで皆が同じになる様、細かく合わせて行く。
当然練習は厳しい。
いろんな先生から駄目だしが出る。
あそこで頑張っていたら、きっと人生怖い物無しになるだろう。

本番では皆、かなりの集中力を持って頑張っていた。
多くの人のエネルギーが集まると凄い事になる。

で私達の「門舞神」であるが、ダンサー2人、バレリーナ2人は動きに切れがあり良かった。
私達はと言うと、いつもそうだが普段の鼓空の演奏とは全く違った緊張感を覚える。
テンポ、タイミングが殊更重要になる。
そして誤魔化しが効かない。
まあいつも誤魔化しているわけではないのだが。

このプレッシャーの中でまずまず抑えれたのではないかと思う。
まだ修正すべき点はあるが。

これから秋の国民文化祭に向けて後2曲仕上げないといけない。
1曲は和太鼓でなくて、パーカッションで作って欲しいと依頼を受けている。
どんな事になるやら。
まあ今日は夜の練習までは、ボケーと過ごしたい。

河原にサッカーボールでも蹴りに行こうかな。

洋舞フェスティバル

2010年03月29日 | 音(おと)のこと
今朝も天気が良い。

「おかやま洋舞フェスティバル」のリハが続いている。
今日はいよいよ倉敷の芸文館でのリハ、そして明日ゲネプロ、6時から本番が始まる。
この催しは今年秋の国民文化祭のプレイベントでもある。
今回はその中の一部を披露する。
多くの関係者が集まるだろう。
チケットも完売の状況らしい。

私達の出る作品も練習の回数を増す度に、踊り手と太鼓の音が合って来ている。
しかしながら最後まで気の抜けない作品だ。

本番まで集中力を持って臨みたいと思う。

回転

2010年03月27日 | 音(おと)のこと
天気も良く気持ちのいい朝が来た。
我が道場の周りの山々にも山桜が咲いている。
うぐいすのホーホケキョの声があちこちで聞こえている、まだ鳴き出したばかりなので下手ではあるが。

昨日もバレエとのリハがあった。
今回の洋舞フェスティバルは1部と2部とに分かれていて、2部は倉敷の大原美術館をモチーフとしている。
その中私達の作品は棟方志功の神々の世界「門舞神」がテーマだ。
踊り手はダンサー(男さー)2人とバレリーナ(女性)2人である。
全体的になかなか面白い振付がされている。
途中男性2人が片足で何回転もぐるぐる回るシーンがある。
かなりスリリングな場面だ。
決まるときっと拍手もんだろう。
太鼓の方もなんとか目途が立って来た。

リハでダンサーの回転を見たので、帰りに我々3人で回転寿司に入った。
私は回転寿司をこよなく愛している。
だって好きな物だけ食べれるから。
私の好きな物はいかと貝、うにと言った処。
魚は平目のエンガワぐらいしか食べない。

いかは種類もたくさんある。
槍いか、剣先いか、甲いか、紋甲いか、真いか・・・これぐらいでまーいーか。
貝はやはりつぶ貝が旨い。

で流れる皿を取って行く。

イカイカイカイエンガワイカイカイカイウニ・・・・・・

雨だれ

2010年03月24日 | 日々のこと
今日は朝から雨が降り、家の軒から雨が垂れている。
一時の氷雨みたいなことはないから楽であるが、我が公園には行けない。

朝婦人部隊の練習をした。
雨の中全員揃い、基本練習中心に励む。

昼畑からキャベツを一つ取り、人参と卵を合わせ野菜炒めを作り食べた。
なかなか美味だった。

午後からはのんびりテレビを観ながら寝てしまう。
最近夜布団に入るのが遅いからか。

まあこの週末から来週の火曜日の本番まで5日間バレエのリハに追われる。

今はもう少し雨の中だれっとするのもいいかもである。


ラーメン

2010年03月23日 | 日々のこと
私は麺類が好きだ。
特にラーメンはよく食べる。
外食する時は半分以上がラーメン屋さんだ。
豚骨,醤油、味噌、塩それぞれに美味い。
単純にスープをすすりながら麺を食べるというのが良い。
それだけでも1食になるし合理的だ。
実に当たり前のことを書いているが、国が違えばそうもいかない。

アメリカでよく見る光景は若者がハンバーガー、サンドイッチ、ピザどちらかと言うとパサパサした物を食べコーラで流し込む姿である。
同じちょっと入る外食でも日本とは違う。

私もあちらで無償にラーメンが食べたくなり、よくチャイナタウンに行った。
意外に日本のようなラーメンは無く、少し固めのビーフンみたいな麺で、スープは海老の殻から取った物が多かった。
これはこれで塩味も効いて美味かったが。

麺に限らず日本は本当に食文化に恵まれている。
幸せな事だ。

3連休

2010年03月23日 | 音(おと)のこと
今日は暖かい日だった。
場所によっては記録的な暖かさだったそうだ。
私は朝富山天龍太鼓に行き、その後衣料品店へ春物の服を数点買った。
移動する車の中は暑く、一時冷房もかけた。

世間では3連休だとの事。
良い初日になったろう。
私はと言えば、明日も教えがあり、明後日は「おかやま洋舞フェスティバル」のリハーサルがある。
私は年から年中、休みと言う日が殆ど無い。
いつも何か入っている。
だが、これも別に大して苦では無い。
すべき事があると言うのは有り難い事だ。

3月30日の倉敷芸文館ホールでの本番に向けて、忙しくなる。
頑張ろう。

卒業式

2010年03月17日 | 太鼓教室のこと
昨日は農大の卒業式だった。
私が行き出してから、もう8期の学生を送り出した事になる。
本当に月日の経つのは早いものである。

私が最初に大学に行くきっかけになったのは2002年に岡山市役所の南にある公園で割と大きなイベントがあり、鼓空が出演していた。
それをたまたま、農大の教頭先生が御覧になってて、ステージが終わるやすぐに来られて、うちの大学生に是非和太鼓を教えて貰えないだろうかと言われたのである。
その先生は本当に教育熱心でもあり、みんなから慕われる方だった。
残念ながら、先生は私が通い出してしばらくしてから、病気にかかられ闘病のすえお亡くなりになった。
私もこの先生をつてに大学に行ってたので、この先どうなるのだろうと思っていたが、その後も各先生の協力、後押しもあって現在に至っている。

卒業式の最後には毎年在校生が太鼓を叩いて、卒業生を送り出すのが定例となった。
この日は私も早く学校に行き、リハーサルをする。
先輩がいなくなる分、音も弱くなるし、精神的にも辛そうだ。
本番では皆幾分上がり気味だった。
まあ仕方ない、また来年度からみっちりしごいてやろうと思う。

卒業生も2年間だけど、よく付き合ってくれた。
これからもし田舎に帰って、祭りなどで太鼓を叩く機会があれば是非率先して叩いて欲しいと思う。

音それぞれ

2010年03月15日 | 音(おと)のこと
昨日は結婚式の披露宴二次会に呼ばれて行った。
岡山のMars clubというクラブだった。
ちょっと暗めの中に色の着いた光線が飛ぶ。
久しぶりの感じだった。

私達も過去2回程クラブでDJの方とセッションした事がある。
最初は大阪のマザーホールという処で、知る人ぞ知る天宮志龍氏との共演だった。
彼のトランス系の音楽に私も入り込んだ。
もう一つは神戸のTroop cafeという処でオールナイトのDJライブに出演した。
若者の熱気が凄く朝まで一緒に過ごした。

一見DJと和太鼓とは全く合わないと思うが、これが実に合う。
DJの人達もいつも電気的な音の追及をしているので、逆に生音に憧れているような処がある。
私も彼等からいい刺激を貰う。

昨日は帰ってから一人でちびちび酒を飲んでいると転寝をしてしまった。
夜中に目覚めるとテレビでマウンテンバイクのXゲームとプロレスをしていたので観る。

それからがまたテレビに釘付けになった。
小澤征爾さんの指揮である。
2009年で松本で行われたもので、サイトウキネンオーケストラによるブラームスの交響曲であった。

練習風景から本番までの放映だったが、実に面白かった。
小澤さんの指示が実に細かく繊細だ。
ドルチェという演奏記号があり柔和にとか柔らかくという意味で、主に弱いピアノの処で使われるとの事。
弱いけど重要なポイントで付けられているらしい。
ブラームスの譜面の中に書かれているドルチェの意味を小澤さんは深く説明されていた。

練習風景の後、本番に。
4楽章すべて聴かせて貰った。

やはり小澤さんは凄い方だなぁと改めて感じた。

春霞

2010年03月13日 | 日々のこと
天気が週末にかけ徐々に暖かくなって来ている。
白やピンクの梅の花が咲いている。
椿や木蓮も咲いている。
草花もそうだが木の花も不思議な感じがする。
その時期にだけそれぞれの花を咲かせるのだから。

景色は霞のせいかちょっともやっとしている。
我が頭も今そんな感じだ。
いろいろ忙しかったから、その反動か。
昨夜、頭を洗う時、シャンプーとリンスの付ける順番を間違えた。
置いてある位置が普段と反対になっていたせいでもあるのだが。
後でリンスを付けたつもりが泡立った。

明日は本番が入っている。
少しは気を張らねば。

霞を食って仙境に入ろう。

Peace walk ②

2010年03月11日 | 旅のこと
9日の午後 みぞれの中 Walkは備前大橋のたもとに着いた。
2年ぶりの石橋上人との再会、笑顔での握手から始まる。
後お二方との挨拶を終え、道場に。
お茶を飲んだ後、すぐに暖かい風呂に入って戴く。

夕方 2人のWalkerが道場にて合流。
1人は韓国から応援に来た青年だ。

夜、内のメンバー達、チームはるはるの仲間達が来てみんなで夕食、団欒。
今回のWalkの事、沖縄の話、九州の話、広島での話しを聞かせてもらう。
旅の人達の話を聞くのは本当に楽しい。

11時頃まで話、翌日に備え就寝。
朝6時に起床、メンバーも朝早くから来て朝食の準備をする。

8時40分昨日の終点、備前大橋からのスタート。
いよいよ私の出番だ。
私は最後の最後までダウンジャケットにするか、ウインドブレーカーにするかで迷っていた。
着てて暑くなるのも、寒くなるのも嫌だ。
結局、ダウンを来て、ウインドブレーカーを伴走車に積んだ。
実に賢い選択だった。
途中暑くなったり、寒くなる度に私は着替えていたのだから。

備前の9条の会の方が2人、差し入れに来てくれる。
2人は私の顔を見るなり、00さんでしょうと声をかけて来た。
実は8年程前に鼓空を呼んでくれた実行委員会のお二人だった。

Walkerは7人、伴走車1台。
一番前の人がPeace walkの旗を持ち、それに続く、最後に上人さんが団扇太鼓を叩きながら、題目を唱える。
香登、伊部を通り、片上に入る、11時過ぎに小さな公園で昼食、玄米のおにぎり、味噌汁、差し入れのゆで卵を食べる。

昼食後、片上の中心街から、湾沿いに穂波へ。
小雨が降り出す。
この頃になると我が足のふくらはぎや股の後ろ側が多少痛くなる。
だが根性の私は我慢して歩く、偉い。

ブルーラインの備前日生インターを通り抜け、小さな峠を超え、日生に入る。
入ってすぐ雨脚が速くなる。
予定の距離数を歩き切ったので、Walkを終了。

伴走車に8人乗り込み、道場に帰る。
私も普段そんなに歩いてない上に、いきなり18kmだったから、多少不安はあったが、なんとか歩けた。
普通Walkは22~23kmぐらいなので楽な方ではあったが。
多い時は30kmぐらい歩くらしい。
これを毎日続けるのだから、凄い。
初めての人はやはり足を痛めるが、1週間程歩くと慣れてくるらしい。

夜また皆集まり、いろんな話をする。
政治の話、歴史の話、次々と話題は尽きない。
話している内に、一人一人の生き方まで浮き彫りになってくるから面白い。
韓国の青年の弾き語りも聞かせてくれた。
素朴ながらに愛の唄を唄ってくれた。

今朝やはり6時起床。
メンバーもまた早く来て朝食の準備。
上人が作った曲のCDを聴いた。
パレスチナでイスラエルの戦車の前に立ちはだかり、ひき殺された人への鎮魂歌だった。
また戦争で殺された子供達に、もう何も怖がらなくてもいいよと言ってあげる曲も聴いた。
本当に許されない現実がある限り、平和を訴え続ける動きが必要なんだなぁと思う。

道場でWalkの人達とメンバー達が別れを惜しみ、伴走車と私は日生に向かった。
今日は日生から赤穂だ。
さっき道案内を終え、私は道場に帰って来た。
また貴重な体験をした。

今回、朝、昼、晩と手作りの食事を作ってくれたメンバーには本当に感謝である。

2010年03月09日 | 日々のこと
朝起きて窓の外を見ると、雪が降っていた。
一瞬目を疑う。
先程みぞれになり今は雨となっているが。
 
今朝石橋上人さんから連絡があり、最終確認をした。
6人で歩いておられる。
寒い中大変だなぁと思う。
明日はわが身もであるが。

でこの処、週間天気予報ばかりが気になる。
少しづつではあるが変化して来ている。
ちょっと早まっている感じ。
明日が寒さのピークだったのだが、今日がピークになっているようだ。
明日の温度は6度から11度となっている。
最初氷点下2度から始まっていたので、かなりの進歩だ。
降水確率も60%から50%に減っている。

今回もミュージシャンの人がいるようだ。
またセッション出来たら面白いかも。
ちなみに前回のウォークの時は2人組のアメリカ人のラッパーがいて、やはりセッションをした。
皆ノリノリで楽しんだ。

夕方にはこちらに着く。
寒いので風呂に熱いお湯でも貯めておこう。

加茂

2010年03月08日 | 音(おと)のこと
昨日は加茂に和太鼓のコンサートを観に行った。

その前にいつもの様に、働き者の私は津山の000フルの視察も怠らなかった。
久しぶりではあったが、皆よく働いていた。

このコンサートは今年で3回目で津山鶴丸太鼓さんが中心になって開かれている。
ゲストとしては和太鼓風人、そして式部という尺八と琴のユニットだ。
風人さんは今まで3人編成だったのだが、1人メンバーが増え、よりパワーアップしていた。
風力3から風力4になった感じ。
近寄ると飛ばされそうだ。
バチを持ってない時に近付こう。

鶴丸さんはやはり勢いがある。
組太鼓も決まっている。
子供から大人までの混成チームだが、子供の叩き方もしっかりしている。
子供の場合、太鼓に限らず、つい可愛いだけで済ませてしまう事があるが、鶴丸の子供達は違っていた。
大人を追いかけ懸命に叩いていた。
代表が練習は厳しくしていると言われていたが、よくわかる。
私も子供にもっと厳しく当たったほうがいいのかも知れない。
明日からそうするか。
子供達、一体何があったのかと怪訝な顔をするだろうな。

先程遊び猫モーが帰ってきた。
この時期ギャーギャーうるさく声を出すものだから、声が枯れてしまっている。
体もオス同士の縄張り争いで傷だらけ。

しかし餌を食べて毛づくろいをしたら、また出て行く。
本当にどうしようもない馬鹿だと思う。

馬鹿猫 猫馬鹿 猫馬馬

三寒四温

2010年03月06日 | 日々のこと
言葉通りこの時期ポカポカ天気であったと思えば、肌寒かったりする。
私としては普段は春の中の出来事なのでそんなに苦ではない。

だが今回一つの危惧になっている。
この処ずっと悩んでいる。

実はピースウォークの事である。
今倉敷に着いて、倉敷の9条の会、原水協の人達と合流している。
8日に岡山市に入り、表町の中を歩き、城下の地下広場で集いを持つ。
9日の朝に岡山県庁を出発、吉井川の備前大橋を渡った所で、その日のウォークが終わる。
そして私達の道場に来て、夕食、親睦会となる。
ここまでは良い。

私が危惧しているのは、その翌日の10日だ。
実はこの日は皆を誘った手前、私も歩くべきかなと思い始めたのだ。

朝、備前大橋を出発し香登、伊部を抜け備前市の中央 片上を通り、片上湾沿いにブルーラインの備前日生インターの辺まで歩く。
距離は17kmぐらい、ピースウォークの平均からしては少ない方ではある。
だが先日距離を計りに車で走ったのだが、ここを歩くのかと思って走っていると結構な距離がある。
まあマラソン選手などからすれば、何をか言わんやであろうが、普段そんなに走りも、歩きもしない我々からすれば、ウッと息を呑む距離だ。

そして更にもう一つ、天気予報が言うに、来週寒波が来るらしい。
特に10日が一番のピークで0度から7度の間だそうである。
私は先日購入したダウンジャケットとヒートテックのインナーで乗り切るしかないと覚悟した。

だがさらに追い討ちが。
降水確率60%だそうだ。
雨が降ったらダウンジャケットはまずいのではなかろうか?
その上に合羽ともいかないし。

我いかがすべきか思案中である。


行かない事にしようか。

未経験の人

2010年03月04日 | 太鼓教室のこと
今日は雨が降り肌寒い。
しかしながら春である。
春の中の寒い日だ。

先程おひさまの練習が終わった。
新しい人達も除々に太鼓に馴染んできている。

昨日、今まで太鼓を一度も叩いた事のない二人の男性が来た。
なんでも所属する商工会議所での催しで6人から8人ぐらいで太鼓の演奏をしたいという事らしい。
短期間で1曲仕上げる事は可能かどうかの問いから始まる。
一応やる気、やり方次第だと答える。

私も時々小中学校の学習発表会で和太鼓演奏をしたいという希望に応え、指導に行く事がある。
いつも限られた時間の中で曲を仕上げるようになる。
勿論和太鼓も奥が深いから、短期間に物にするのは不可能だ。
だが私としては太鼓を叩いた事の無い人に少しでも和太鼓の楽しさを知って貰う事は意味のある事だと思っている。
だから時間が取れればお受けする事にしている。

今回もどんな練習状況になるのか、またどんな結果が待っているか楽しみだ。

ぐい飲み

2010年03月02日 | 日々のこと
私はどうも酒が好きみたいである。

みんなとわいわい飲むと言うのでなく、一人でちびちび飲んでいる。
時には酒を飲みながら太鼓を叩いている。
飲んでいると、頭の中に別の回路が出来て新しいフレーズが生まれることがある。
こうなると酒はやはり必需品かなとも思う。

酒を飲む時に使う器であるが、これが重要だ。
適当な容量というものがある。
私の場合 苦手なのはお猪口だ。
一人の時は使わないが、宴会の時などに使う。
これは小さいので一口で飲んでしまう。
で杯を皆と重ねている内に自分がどのくらい飲んだかわからなくなってしまうのである。

逆に容量が大きいと当然ながら、これまた飲んでしまう。
で最も良いのはやはりぐい飲みだ。
湯飲みより少し小さい。

ぐい飲みについてこんな説明を見た。
片手の掌にしっくり納まる大きさでありながら、土味、火色、窯変、灰被など 焼き物が持つあらゆる表情や作り手の個性、陶技が込められたぐい飲みはまさに「やきものの小宇宙」である。
実に上手く言ったものだ。

私も過去気に入ったぐい飲みを使ってきたのだが、酒器ならではの問題がある。
お分かりであろうか?

酒器は酔う時に扱う物だ。
当然酔って落としてしまう事もある。
今まで何回愕然とした事か。

昨日久しぶりに飲み友達の備前焼き作家の処に行った。
陳列棚を覗いていたら、火襷と灰被が程良く入ったぐい飲みを見つけた。
安く分けて戴いた。

大事にしようと思う。