旬のはなし

日々のあれやこれや

2021年09月21日 | 田畑のこと
イベントも無く今は学校や公民館の教えの仕事も中止になっている。その中私はひたすら猪と戦っている。私の得意技は背負い投げ。・・・ではなく今は栗の収穫期。今年はいつもより多く成っているがこの五年程前から毎年猪が家族で来ている。奴等は夜取りに来るので私は夕方暗くなる前に収穫する。猪は栗のいがを取り中の皮も上手く剥き中身だけを食べる。食べかすを見るとかなりやられているのがわかる。こうして昼は私、夜は猪と戦いは続く。私の取った栗は近くのお寺さんにあげたり、来た人にあげたりしている。収穫も今がちょうど半分。もし栗拾いしたい方はどうぞ〜
栗拾いも面白いが今日アメリカから来られた方が太鼓を叩きたいと来た。一生懸命に叩かれ、毎週練習に来る事になった。外国の方は15年前ぐらいに6人程来られていたがそれ以来だ。楽しみだ。




2015年09月18日 | 田畑のこと
今年も栗の季節が来た。
我が家も一年間丹精を込めた、いや何もしてない栗 を4〜5日前から拾っている。
ただ今年は台風が直撃した為 かなり太い枝まで折れたり、実が落ちたりした。
また昨年から猪が来るようになり、かなり食べられた。
昼間私が拾い、夜猪が食べに来ると熾烈な戦いが続いている。
とは言え猪も山に食べ物が少ないから降りて来るわけで、山際に住む人間としては多少は仕方ないかなとも思っている。
なんだかんだ そんなわけで今年は例年より収穫は落ちているが、内の栗は粒が大きく楽しみにしている人も多いのでせっせと採っている。
まだまだあるので近くの人はどうぞ拾いに来て下さい。

梅雨

2013年06月19日 | 田畑のこと
1日中雨が降っている。
天気予報を見ると明日も1日中雨らしい。
今まで梅雨に入っていたにも関わらず雨が降らなかった。
畑の野菜もこれでほっと一息だ。
あまり日照りが続くと私も水を撒いてやってたが、雨のように土の中まで染み込まない。
まさに恵の雨だ。
こうした日は晴耕雨読で本でも読んでいるのが望ましいが、そうも行かず先程まで太鼓の教えに行っていた。
今帰ってきてこれから何をしようか一応考えるふりをするが考えるまでも無くいろんな課題曲にぞっとする。
あまりナーバスになってもいけないので、とりあえずまずは一杯だ。

インゲン

2012年06月25日 | 田畑のこと
バタバタとした日々が続いている。
何かを考え慌ただしいのかと言えばそうではなく、目の前に現れる事を処理するだけで精一杯だ。
この状態は頭は要らないと言う事かも。
先日から続いている草刈、鼓空の畑を2反程刈った後今度は我が家の草刈、そして竹林の上をつたっている葛(かずら)と藤のつたを取る。
これは大変な作業だ。
数年前にあくせくした時、この葛(かずら)と藤を合わせて「葛藤」かと気付いた時はあ~そうかと実感した。
先人達もこれで苦労したんだなぁと妙に合点がいった。
我が畑も草が伸び過ぎていたので、適当に刈ってやる。
今年はきゅうり、トマト、なす、ピーマン、ししとう、インゲン、とうもろこし、じゃが芋、と比較的簡単な物ばかり、以前は。
有機農法の時はどれもそれなりにできて、内に来る人に分けていた程だったが、自然農法に切り替えてからは収穫は激減。
でも土が元の状態に戻るのにはかなり時間がかかると言う事なので決して諦めているわけではない。
そんな中今年はインゲンだけが豊作だ。
採っても採ってもまたできる。
自然農になって初めての豊作嬉しい。

草刈

2012年06月16日 | 田畑のこと
梅雨に入り、今日も朝から雨が降っている
午前中は太鼓の指導に行き昼からは昨日からしている鼓空の畑の草刈をと思ったが雨で気分が萎えてしまった。
私は気分が萎えれるがお百姓さんはそうはいかない。
雨合羽を来て田植えをしておられる。
雨が降ると野菜も大きくなるが、草の背丈もぐ~んと大きくなる。
昨日は山の中腹にある2枚の畑の1枚を刈った。
畑の草刈とはどう言う事かと思われる方もおられよう。
ごもっともだが私達の畑は普通の畑と違って草だらけなのだ。
自然農だからと言えば聞こえが良いが、実際は山の下の畑仕事が手一杯で上の畑までなかなか手が回らないのが本当の処だ。
草は特にセイタカアワダチソウが多い。
で頭の切れる私は今年は花が咲く前に刈ってしまおうと思ったのだ
明日は晴れそうなので残りを刈ろう。
それが終わったら内の畑の草刈だ。

働き者

2012年04月27日 | 田畑のこと
今日はうららかな春日和だ。
こんな日は綺麗な花でも眺めながら1日中ぼぉ~としていたいものである。
しかし現実はそんなに甘くない。
畑に苗を植えたり、支柱を立てたり、ネットを張ったり、はたまた伸びすぎた草を刈ったりと忙しい。
それにの作業も加わる。
農道の草刈や用水の溝さらえなど。
働き者の私は休む暇も無い。
周りの人はさ程は感じて無いようだが。
たんぽぽがあちこちに咲いていて綺麗だ。

しいたけ

2012年04月23日 | 田畑のこと
今年の2月に親しき村人さんから椎茸を作るアベマキという木を6本程戴いた。

本当は10本以上持って来てくれたのだが、まあ久しぶりの挑戦だし、少し遠慮した。

前に作った時はすでに菌を付けている物を買って来たので楽だった。

今回はそれ様のドリルを用意し菌を買って来る処から始めなくていけない。

しようしようとは思っていたのだが、日々バタバタしてて放置状態。




先日小学校に太鼓を教えに行った時、顧問をしてくれているTさんに

「椎茸はもうされたん?」と聞かれ

「いやいやその~まだなんですよ」と答えると

「そりゃあ早ようした方がええよ。なんなら行ってしてあげようか。」

と言ってくれたのである。

私に何の断るべき理由も無い。

「そりゃ有難い、是非ともよろしくお願いします。」・・・頭ぺこぺこ

と相成ったのである。

今朝Tさんは500個入った菌と新たに5本のクヌギの木を持って来てくれ、早速ドリルで穴あけ。

私はその穴に菌の付いたくさびを打ちつけて行く。

金槌でコンコン叩いて行くのは太鼓とはまた違い気持ち良い。

実に労働している感じ。

小1時間で菌付けは終わり、竹林の側に格子に組む。

結構見事である。

最後にその上に古いすだれを掛けた。

陽に当たって乾燥しない為だ。




私1人では木も重たいしなかなかここまで出来なかっただろう。

Tさんには感謝である。

今年はまだできないが来年秋からはわんさか椎茸ができそうだ。

生椎茸を焼いて醤油をかけ食べると実に美味い。

楽しみ楽しみ・・・

野菜苗

2012年04月17日 | 田畑のこと
今日は我が畑に野菜苗を植えた。
先日宇摩さんのコンサートで御一緒した森本夫妻が野菜苗を植えるのは今しか無いと言ってたので、私もついついその気になった。
昨年は全種、種を(紛らわしいなぁ)蒔いたのだが、どういうわけか上手くいかなかった。
今年はある程度収穫したいと思ったので、近所の無人野菜売り場の横で売られていた苗を買って来た。
私は3年ぐらい前に有機農法から自然農法に切り替えた。
が有機肥料の方が化学肥料より長く畑に残るらしく、完全に自然の土に戻るまでにはまだまだ時間がかかりそうだ。
鼓空畑の方はだんだん土質が変って来ていて、徐々に収穫量が上がって来ている。
私の畑は道楽みたいなものなので、多少時間がかかっても待つ事が出来る。
一般の農家の方々は毎年それなりの収穫を必要とするので、なかなか待つ事は難しいかも知れない。
林檎の木村さんは10年近く待ったのだから、本当に偉いの一言に尽きる。

私も美味い夏野菜を夢みて頑張ろう。

猫と私

2011年12月09日 | 田畑のこと
綺麗だった紅葉も少しづつ落ち冬を迎えようとしている。
モーは怪我をしてからはずっと家にいてホットカーペットの上で丸くなっている事が多い。
寒いのもあるが、やはり調子が今一つなのだろう。
私はと言うとだいぶスケジュールも落ち着き昨日は久しぶりにヨカに行った。
暫くぶりだとやはりきついきつい。
ゆっくり体を整える事にしよう。
モーももう少し良くなったら猫背矯正からしてやろう。
姿勢が一番だから。

楽園

2011年10月18日 | 田畑のこと
昨日、一昨日と2人のSlowなSさんがしている畑の草刈をした。
場所は備前市鶴海で里村と山の中腹に畑を借りている。
私が草刈をしたのは山の中腹である。
通称「鹿と猪の楽園」と呼んでいる。
1反の畑が2枚ある。
名の通り彼等は夜な夜なここに来ては月見をしている。
前は水稲をしていたが、あまりに鹿と猪が荒らすので地主は土地を放棄していた。
私達は偶然地の人と車で走っている時見つけ、そこがあまりに景色が良い処だったので借りる事にした。
地元の人から「あそこは鹿と猪が出て大変だよ。」と何度も言われた。
だがそこは頭の良い私達、彼等のおそらく欲っさないような唐辛子、綿、ハーブを植えた。
結果はと言うと唐辛子は全滅。
綿は3分の2は壊滅。
ハーブは植えてたのも少しだったが、辛うじて残った。
綿については芽のある先をおそらく鹿が啄ばんだ後があった。
確かに畑には毎回鹿と猪が来た跡があったが、植物が出来なかったのはそれだけでは無い。
草の丈にも負けてしまった。
二人とも仕事を持った身週に一度行くのがやっとだった。
まして鼓空の本番が入ったらそれも無理。
麓の畑だけで手一杯、上の畑までなかなか手が回らない状態だった。
この秋も殆ど行けてない。
お陰で畑は1メートル程あるすすきの様な草が生い茂っていた。
これでは流石にお借りしている手前申し訳ない。
そこで働き者の私は2日間かけて草刈をしたのである。

なかなか大変だったが、途中老夫婦が散歩で山に登って来られた。
旦那さんと顔が会い「お早うございます」と挨拶。
遅れて奥さんが歩いて来られた。
また「お早うございます」の挨拶。
お二人は地元の人ではないらしい。
暫くして旦那さんが戻って来て、「久々井に抜ける山道はこちらですか?」と聞かれる。
私も途中までしか行った事がないが、「地元出身の作家柴田錬三郎がこよなく愛した山道ですよ。」と教えてあげる。
またして遅れて戻った来た奥さん唐突に私に「お幾つなんですか?」と聞かれる。
私、もごもご。
また奥さん「お肌の艶が良いですねぇ、またいつかお会いしましょう。」と手を振って行かれた。
初めて会った人にこんな事を言うのは余程飛んだ人なんだろう。
まあ言われた私は決して悪い気はしない。
うきうき残りの草刈を続けた。

2011年10月03日 | 田畑のこと
我が村にも彼岸花が咲きコスモスが咲いている。
内の栗も先日から殻がはじけ落ちて来ている。
私もあまり自慢できる事などはないが、栗だけは自信持ってお薦めできる。
何しろ粒が大きい。
普段下草払いしかやってなく、全く自然のままだ。
冬に葉っぱが落ちては腐葉土になって積み重なって行く。
だから土が柔らかく暖かい。
唯一自然農の為せる業である。

今日は昼から栗拾いをした。
バケツがすぐに一杯になる。
かがんで拾うので小1時間もすると腰が痛くなる。
今日はもう止め続きは明日にしよう。

先日内の婦人部隊がやはり栗拾いをして持って帰った。
そろそろマロングラッセやモンブランのケーキが来るかも知れない。
まああくまで希望の範疇だが。
でも願いは届くかも!?

手抜き

2011年09月09日 | 田畑のこと
秋の気配が徐々にして来ている今日この頃である。
我が畑も夏草から秋の草に変りつつある。

今年も畑は今二つだった。
できたのは大根、じゃが芋、きゅうり、トマト、おくらぐらいだ。
まだ掘ってないが落花生も多少はできていると思う。
なすび、ピーマン等の片目をつむってても出来る野菜は全く駄目であった。
理由は今年これらの野菜は春に種から始めたのだが発芽せず。
6月の頭ぐらいに、店に残っていた細長い苗から再度始めたのだが遅かったみたいだ。
また例年そうであるが、収穫時前の大事な時期が結構忙しく目が行き届かなかったのも原因の一つだ。

こうして我が自然農の道も難航しているが、これは自然農の問題ではなく私の手抜きの問題だ。
以前ここから牛窓に行く途中に「てぬきうどん」と言う一見讃岐うどんと手打ちうどんを引っ掛けたようなうどん屋があったが、潰れてしまった。
やはり手抜きは駄目なのである。

蕎麦

2011年08月30日 | 田畑のこと
私は蕎麦がこの上も無く好きである。
東京近郊に住んでいた頃は蕎麦屋さんが一杯あってよく入っていた。
然るに関西ではやはりうどん屋さんが主流で蕎麦屋さんは少ない。
またあってもかなり値段が高い。
そうした訳で常々鼓空畑で蕎麦を作り、美味い蕎麦屋を出し、一儲けしようという企みを持っていた。
まあ蕎麦屋は誰かにして貰い、私はカウンターに座り冷たいざる蕎麦を食べるだけだが。

先日津山の北の方で蕎麦作りを教えて戴ける集いがあって、鼓空の2Sさんと行ってきた。
先生の坂0さんの作業所で他の皆さんと合流し一杯お茶を飲んでから、4反程ある丘の上の畑に移動。
まずは種蒔きだ。
大きく畑を分割し、1人1人の種蒔きの持ち場を決める。
蒔き方は筋蒔きでも良いしバラ巻きでも良い。
私は最初でもあるし、筋蒔きをしようとまず鍬で畑に幅25cm間隔で筋を入れ、種と種の間隔を6cmぐらいで蒔いて行く。
とまあこう書いてもそんなにきちっと行く訳では無い。
だんだんフィーリングの世界に。
で調子に乗って種をごそっと袋からこぼしてしまう。
拾って袋の中に戻そうとするのだが、種だけ拾うのは難しい。
どうしても土が入ってしまう。
そうこうしてる内に鼓空の2Sさんは終わったと言って来る。
二人ともバラ蒔きだったらしい、性格が現れると言うものだ。

まあ私も偉そうな事は言える筈もなく手伝ってもらう。
天気の良い昼間だったので汗をかく。
1時間ちょっとで作業は終了。
坂0さんの作業所に帰り昼食を戴く。
料理はすべて雑穀米。
きび、大麦の飯にそれぞれカレー味や酢とてんさい糖で味付けしたものだ。
坂0さんはお弟子さんの花0さんとずっと大麦の研究をしていて、その効用の凄さを力説しておられた。
私も土産に少し買わせて貰ったが、それに輪をかけていろいろ戴いた。

帰りに無償で畑を提供して下さっている、なんと宮大工さんの工房にお邪魔をした。
工房の中にはいろんな機械が置かれていた。
私も少しの間木工をしていた経験があり、全て使った事のある物で懐かしかった。
ただそれらの機械は基本直線しか出来ない。
宮大工さんの世界もそこから始まるが、次元が違う。
釘を使わずほぞを咬ませ、幾種もの鉋やのみを使いわけて、曲線を作り上げるて行くのだ。
いろんな話を伺い楽しかったが、やはり後継者がいない事を嘆いておられた。
もしやってみたい方がおれば、持っている物全てを提供するとも仰っていた。
誰かいないかなぁ~。
仕事の斡旋料は取らないので私の処まで。

蕎麦の収穫までには何回か行かさせて戴くが、また熱い方々にお会いするのが楽しみだ。


水無月

2011年06月15日 | 田畑のこと
水はあっても水無月これいかに!
梅雨の6月である。
先日結婚式に太鼓で呼ばれていったが、まさしくJune Brideだった。
確かに6月は結婚式が多いらしい。
これもいかにである。

6月は一般農家は忙しい。
田植えの時期である。
私は一般農家では無いが、それでもばたばたしている。
先日は鼓空畑でも世話になっている0田さんの処の田植えの手伝いに行った。
昨日、今日とはきゅうりの支えのネットを作る作業をしている。
前にも書いたが、春に蒔いた大根、人参、じゃがいもは発芽したが、ピーマン、なす、トマト、きゅうり・・は結局発芽しなかった。
私は直播にしたのだが、ポットで作るか何かしないとやはり難しいみたいだ。

そこで遅ればせながら以前の通り、苗を買って来て植えた。
きゅうり苗も4つ植えたので、そのネットを作っているわけである。
まだ30cmぐらいだが、ネットの高さは2m以上ある。
頑張って大きく育って欲しいものだ。

3年前から自然農をしている鼓空畑は土もだいぶ豊かになっているみたいだ。
えんどう、玉ねぎ、春菊を収穫し、イチゴもできている。
これから少し遅れているが大豆を植える。
山の上の猪、鹿集会所畑は綿、トウガラシ、ハーブを植えている。
今小さい芽が出だした処だ。
流石に猪、鹿には期待はずれだったみたいだ。
今の処荒らされている様子は無い。

少しづつ自然農が定着してくれば良いなぁ。

梅雨入り

2011年05月26日 | 田畑のこと
5月なのに梅雨入りしたそうだ。
野菜にとっては恵みの雨だろうが、今からだと一月以上は雨の季節かも。
我が畑は今じゃが芋と大根、人参は芽を出しているが、他の野菜はまだである。
この雨で少し芽を出してくれると良いのだが。

毎年この季節にはうちの土手にふきが一杯なる。
いつもはそのままにしとくのだが、今回は何となく食べてみたくなった。
葉っぱを落とし茎だけにし、塩でもみ、熱湯に入れ少し湯がし、氷水で冷やす。
筋を取り、適当に切り、鰹出汁、醤油、みりん、酒で煮た。
なかなか懐かしい味がした。

破竹も一杯でき出した。
また煮てみようかな。