旬のはなし

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Peace walk ②

2010年03月11日 | 旅のこと
9日の午後 みぞれの中 Walkは備前大橋のたもとに着いた。
2年ぶりの石橋上人との再会、笑顔での握手から始まる。
後お二方との挨拶を終え、道場に。
お茶を飲んだ後、すぐに暖かい風呂に入って戴く。

夕方 2人のWalkerが道場にて合流。
1人は韓国から応援に来た青年だ。

夜、内のメンバー達、チームはるはるの仲間達が来てみんなで夕食、団欒。
今回のWalkの事、沖縄の話、九州の話、広島での話しを聞かせてもらう。
旅の人達の話を聞くのは本当に楽しい。

11時頃まで話、翌日に備え就寝。
朝6時に起床、メンバーも朝早くから来て朝食の準備をする。

8時40分昨日の終点、備前大橋からのスタート。
いよいよ私の出番だ。
私は最後の最後までダウンジャケットにするか、ウインドブレーカーにするかで迷っていた。
着てて暑くなるのも、寒くなるのも嫌だ。
結局、ダウンを来て、ウインドブレーカーを伴走車に積んだ。
実に賢い選択だった。
途中暑くなったり、寒くなる度に私は着替えていたのだから。

備前の9条の会の方が2人、差し入れに来てくれる。
2人は私の顔を見るなり、00さんでしょうと声をかけて来た。
実は8年程前に鼓空を呼んでくれた実行委員会のお二人だった。

Walkerは7人、伴走車1台。
一番前の人がPeace walkの旗を持ち、それに続く、最後に上人さんが団扇太鼓を叩きながら、題目を唱える。
香登、伊部を通り、片上に入る、11時過ぎに小さな公園で昼食、玄米のおにぎり、味噌汁、差し入れのゆで卵を食べる。

昼食後、片上の中心街から、湾沿いに穂波へ。
小雨が降り出す。
この頃になると我が足のふくらはぎや股の後ろ側が多少痛くなる。
だが根性の私は我慢して歩く、偉い。

ブルーラインの備前日生インターを通り抜け、小さな峠を超え、日生に入る。
入ってすぐ雨脚が速くなる。
予定の距離数を歩き切ったので、Walkを終了。

伴走車に8人乗り込み、道場に帰る。
私も普段そんなに歩いてない上に、いきなり18kmだったから、多少不安はあったが、なんとか歩けた。
普通Walkは22~23kmぐらいなので楽な方ではあったが。
多い時は30kmぐらい歩くらしい。
これを毎日続けるのだから、凄い。
初めての人はやはり足を痛めるが、1週間程歩くと慣れてくるらしい。

夜また皆集まり、いろんな話をする。
政治の話、歴史の話、次々と話題は尽きない。
話している内に、一人一人の生き方まで浮き彫りになってくるから面白い。
韓国の青年の弾き語りも聞かせてくれた。
素朴ながらに愛の唄を唄ってくれた。

今朝やはり6時起床。
メンバーもまた早く来て朝食の準備。
上人が作った曲のCDを聴いた。
パレスチナでイスラエルの戦車の前に立ちはだかり、ひき殺された人への鎮魂歌だった。
また戦争で殺された子供達に、もう何も怖がらなくてもいいよと言ってあげる曲も聴いた。
本当に許されない現実がある限り、平和を訴え続ける動きが必要なんだなぁと思う。

道場でWalkの人達とメンバー達が別れを惜しみ、伴走車と私は日生に向かった。
今日は日生から赤穂だ。
さっき道案内を終え、私は道場に帰って来た。
また貴重な体験をした。

今回、朝、昼、晩と手作りの食事を作ってくれたメンバーには本当に感謝である。