旬のはなし

日々のあれやこれや

敬老会

2012年09月17日 | 太鼓教室のこと
昨晩は風が強く何度も目が覚めた。
確か九州の西側を台風が通過してる筈なのに隣村に来てるが如く風が吹いた。
とてつもなく大きな台風だ。
今もまだ風は吹いているが、だいぶ落ち着いて来た感じ。
今日は子供達に太鼓を教えてる小学校の体育館にお年寄りが集まって敬老会が行われた。
いつも子供達は2曲程太鼓演奏を披露する。
お年寄りも孫たちの演奏を暖かく観てくれる。
子供達の演奏の後はお年寄りにも太鼓を叩いて貰うのが恒例となっている。
簡単なリズムをお教えする。
子供達も加わって3世代でドンドコドンドコ。
なかなか良い感じ。
お年寄りの顔にも笑が浮かぶ。
最後は阿波踊りのリズム。
踊る阿呆に、観る阿呆、同じ阿呆なら踊りゃなそんそん
えらいやっちゃ、えらいやっちゃ、よいよいよいよい
皆さん乗って来て終われない。
お年寄りも元気だった。

空スタ

2012年07月06日 | 太鼓教室のこと
福島郡山の井上利男さんの講演会は小規模ながらも充実した会となった。
今起きている現実を知る事はもとより、集まった皆さんは難しい局面の中でも前向きに進んで行こうとする井上さんの姿勢に共鳴されたようだ。

今回この会を催すに当たって私達は道場の大幅な改造をした。
別に道場そのものの改築をしたり増築をしたりではなく、長らく使わなかった物を思い切って処分したり、中の物の大幅な配置替えをしたりだ。
おかげでかなりスッキリした。
今回踏み切ったのは講演会もさる事ながら、太鼓道場として使わない時間にヨガとかエアロビクスとか別の事に使って戴こうと思ったからである。
名前も今までは鼓空道場と呼んでいたのだが、対外的にこれからは空(くう)スタと呼ぶ事にした。
まあ、あきスタとも読めるし。
ちょっとしたカルチャーゾーンに成れば有難い。
皆さん何かで使ってみたい方は気軽に声をかけて下さい。

卒業式

2012年03月17日 | 太鼓教室のこと
一昨日農大の卒業式に行った。
朝起きた時はそんなに寒さは感じずほっとしていた。
しかしながら決してそんなに甘くはない。
場所はどこでもそうであろう体育館。
徐々に底冷えがして来る。
床下に氷を敷き詰めている感じだ。
1時間程経った時は私の足は爪先から股にかけて凍り始め、まさに凍死1歩手前になった。
流石に死んでも孤独死ではないが。
思うに誰も寒いと感じている。
それなのに式典ゆえ男は誰もカッターシャツの上にネクタイ締めてスーツだけ。
コートなど着れる雰囲気ではない。
誰の顔を見ても苦痛に耐えている感じだ。
何か良き方法は無いのだろうか?
みんなで楽になろう。

私はこの卒業式にもう10年近く出ている。
私は非常勤講師なので出席する義務は無い。
然るに義理堅い私は2年ではあるが、私に付き合ってくれた青年達の前途を祝福すべく参列するのだ。
次回からはせめてホッカイロを体全体に貼るとか、ヒートテックの重ね着をするとか考えよう。

加茂の陣

2012年03月02日 | 太鼓教室のこと
3月4日(日)に加茂の文化センターで「加茂の陣」が開かれる。
これに私が指導している作州矢筈太鼓が去年に引き続き出演する事になった。
主催者側からのお誘いに改めて感謝である。
で折角だから頑張ろうとなった。
しかしながら去年は女性3名男性2名で出演したが、今年は男性1人が上京してて出演できない。
また残る1名は昨年始めたばかりの新人。
果たしてどうすべきか?
私は寝ずに考えた。
他の出演者は鶴山桜太鼓さん、津山邦楽合奏団さん、津山鶴丸太鼓さん。

答えは何処に・・・

自由奔放

2011年05月29日 | 太鼓教室のこと
今月は月初めにツアーに出たので、後半そのしわ寄せが来て忙しかった。
まあ徐々に落ち着いて来てはいるが。

最近太鼓を教えてて感じる事がある。
大人に関しては左程思わないのだが、子供の指導についていささか考える。
私の教えている子供達は皆明るくのびのびして良いのだが、今一つする事に厳しさが足りない。
そもそも私の指導が甘い事に起因しているのだが、果たしていかがしたものであろうかと今さらながら考える始末。
一体何年やってるんだと突っ込まれそうだが。
やはり太鼓道と言う言葉もあるように厳しき修行の場所と位置付けた方が良いのだろうか。
私が知っている太鼓チームはどこも子供達にも厳しく指導している。
そしてそれが舞台にもしっかり表れている。

ふ~む、果たして私に厳しい指導が出来るだろうか?
出来たらフリーダムでいたいこの私に。

失敗

2011年04月29日 | 太鼓教室のこと
慌ただしく毎日が過ぎて行く。
そしてその中失敗。
今日は御休小学校で敬老会があり、子供達がお年寄りの前で太鼓演奏をする事になっていた。
しかし私は他の事に気を取られていて、うっかり曜日の感覚を忘れてしまった。
電話を貰って急いで学校に行ったら、もう子供達の演奏は始まっていた。
幸い内のメンバーが来ててリハーサルはしてくれていたが。

子供達の演奏の後、お年寄りに太鼓を叩いて貰うと言うコーナーがある。
毎年恒例の事で結構皆さん楽しみにされている。
まあそれに間に合っただけ救われた。

どうも私はする事が指3本までなら、かろうじて大丈夫だが、それを越えると問題が生じるみたいだ。
優秀なマネージャーか秘書が必要だ。

しかし可愛そうな私を助けてくれるボランティアは果たしているだろうか?

農大開始

2011年04月22日 | 太鼓教室のこと
今日は朝から農大に行った。
今年度最初の授業だ。
和太鼓は選択授業で他には英会話、ペン習字、生け花がある。
学生は1年毎に選択出来るので1年生で和太鼓をしてても2年生で他のものに変えても良い。
毎年数人は変更する。
どうしてかと学生に聞くとペン習字や生け花は作品が出来た時点で先生がチェックして良ければそれで終わりになり、楽だと言うのだ。
確かにそれに比べ和太鼓は終わりと言うものが無いからみっちり3時間する。
流れるのもわかるような気がする。
しかしでかい体をして、いかにも不精な学生が生け花等に移ったりすると、「お前それは違うだろう・・・」と言いたくなる。

が言わない。
みんな自由だ。

その代わりと言っては何だが、残った学生はより本気に和太鼓に向かうようになる。
また1年生にも熱心に教える。

今年は2年生が7人、1年生が9人で計16人だ。
どんな年になるか楽しみだ。

ほっと一息

2011年03月07日 | 太鼓教室のこと
昨日いつも行っている加茂町の文化センターで「加茂の陣」なるコンサートがあった。
前にも書いたが「加茂の陣」は津山鶴丸太鼓さんが主体となって毎年この時期に開かれている。
これに私が指導している作州矢筈太鼓が出演させて戴く事になったのだ。
今まではメンバーものんびりと練習をやって来たのだが、この2ヶ月は今までに無い集中力で頑張っていた。
あまりの集中、緊張で皆顔が引きつっていた。
リハーサルの時にはそれもピークに達し、普段なら有り得ないミスも続発。
4曲あるのだが、構成的には前の2曲がストイックな感じで後の2曲はお客さんにも楽しんで貰う曲にしていた。
だがメンバーは4曲ともストイック、笑顔などとても出て来ない。
お客さんはどうすれば良いのか。

そして迎えた本番、トップバッターだった。
私は祈る気持ちで客席最後部の高い処にいた。
内容は小さいミスは幾つかあったし、笑顔こそ出なかったけれど、それでも今までに無い良い演奏だった。
女性3人は年数は重ねているが、こんなに緊張感のあるステージは初めてだし、男性2人は入ってまだ間が無い。
本当に無謀だと言えば無謀だった。
しかしきつい中にも上昇の兆しがあった。
演奏が終わった時にはメンバーの目には涙が溢れていた。
良い経験をした。

矢筈の後は津軽三味線の二若社中さんののの三味線、太鼓、民謡があり、最後は津山鶴丸太鼓さんのステージ。
小さい子から年配の方まで必死に太鼓に向かう。
体を張った動きは観ていて気持ちが良い。
新しい技も幾つか出た。
進化してるなぁと言う感じだった。

私も今日は夕方教えが入っているが、それまでのんびりしたい。

加茂の陣

2011年03月01日 | 太鼓教室のこと
加茂の陣とは毎年津山鶴丸太鼓さんがこの時期県北の加茂で開いているイベントである。
この度私が指導している作州矢筈太鼓がこのイベントに参加させて戴く事になった。
作州矢筈太鼓は14年前に加茂の商工会の婦人部の人達によって結成された。
最初は20人程メンバーがいたが、もともと年配の方々が多かったので徐々に辞めていかれ、終いに3人になってしまった。
今まで地元の祭りや慰問や文化祭にはちょくちょくは出ていたが、大きなイベントには出た事が無い。
今回3人とは言え14年続いたからにはコンサートらしいイベントに出られたらと、鶴丸さんや商工会関係者にお願いしたわけである。

しかしお願いしたものの矢筈太鼓は今まで和気藹々楽しくやってきたグループである。
他のグループに比べたらいささか緊張感にかけるのは否めない。
だが出演すると決まった以上、お客さんも大勢来られるわけだからそれなりの演奏をする必要がある。
昨年の暮れ当たりからメンバー達の気持ちが否が応にも高まって来た。
ちょうどそんな折りに矢筈太鼓に快挙が起きた。
商工会婦人部のグループに男性2人が入って来たのである。
前は女性にこだわっていたが、3人となった今そんな事ばっかり言っておられない。
メンバーが増えるのは嬉しい事だ。
男性の1人は和太鼓ではないが、打楽器の経験者なので教える事はすぐ理解してくれる。
もう1人はこの方に誘われ入ったケーキ屋さんである。
こうして矢筈太鼓は5人となった。

でコンサートにどのように取り組むかだ。
私としてはこれからの矢筈に期待して無謀ではあるが、男性2人にも舞台を踏ませたいと思っている。
加茂の陣は来週日曜日3月6日だ。
メンバー達も未だに無い程の集中力で臨んでいる。
私も月1回のペースで教えに行っているのだが、2月は5回行った。
まだまだ心配である。
明日そしてコンサート前日にも教えに行こうと思っている。
出来るだけの事をして少しでも良い演奏をして貰いたい。

農大

2011年02月25日 | 太鼓教室のこと
今朝は農大に今年度最後の授業に行った。
私が大学に行き出してからはかれこれ8年は経っていると思う。
その間お世話になった学校の先生達は皆異動で出てゆかれた。
だからおそらく今現在一番長く勤めているのはこの私であろう。
と言う事は次期学長は私か?


いやいや非常勤講師の私に学長の席など待っている筈は無い。
待ってるのはまた来年も学生と共に汗にまみれる事だけだろう。

まあそれも良いか・・・

太鼓の授業

2011年02月22日 | 太鼓教室のこと
西大寺の観音院さんの裸祭り、会陽も終わり、一挙に暖かくなった気がする。
まあ喜んでいると、そうは行かない法華の太鼓となるかも知れないが・・・(本当はだんだん良くなる法華の太鼓)
外を歩くにも上着を1枚取る感じだ。

先週から御休小学校の伝統文化の授業に行っていた。
普段は和太鼓クラブの指導に行っているのだが、こちらは授業であるから1年生から6年生まで全員に太鼓を教える。
もう今年で3年目だ。

1年2年は45分の授業1回、3年から6年までは2回づつ行う。
子供達は結構この時間が好きで、しっかり食いついて来るから楽しい。
内容は最初楽器の説明、そして古来から伝わるリズムを教える。
一通り基本をしたら、皆で簡単な曲に挑戦する。

1年生は、迷子の迷子の子猫ちゃん・・・と犬のおまわりさんを唄いながら叩かせる。
2年生以上何にしようかと考えていたのだが、内にある初心者向けの太鼓の本の中に簡単で面白いのがあったのでそれにした。
譜面の下にはスットン、スットン、スットントンなどと書かれている。
何か狸でも出てきそうな感じだ。
私もこんな事は言った事もないし、唄った事もない。
だけど子供達と唄っていると楽しくなる。
最初口だけで唄い慣れたら今度は唄いながら太鼓を叩く。
子供達もすぐ叩けるようになる。

それが出来たら、今度は地のドンドコドンドコに合わせて先程のリズムを叩く。
合うと流石に面白く、終わったら皆の拍手が起きる。
こうしてあっと言う間に時間が経ってしまう。

ちなみにスットン、スットン、スットントンのスはお休みである。
どうぞお試しあれ。

大掃除

2010年12月30日 | 太鼓教室のこと
昨日は皆で道場の大掃除をした。
窓を拭いたり、切れた蛍光灯を換えたり、クーラーの埃を取ったり、ワックスがけをしたりと普段しない処もした。
おかげで来年の練習も気持ち良くスタート出来そうだ。
最後に折れたり割れたりしたバチを燃やしてバチ供養をする。
その際、さつま芋も入れて焼き芋にして皆で食べた。
ホクホクと体も温まった。
今朝は雨からみぞれに変わった。
明日、明後日の正月と寒そうだ。
私は元旦は姫路、2日は倉敷に太鼓を叩きに行く。
他にも内のメンバーは鳥取や兵庫の加西などに行く。
雪だけが心配である。
無事にめでたい獅子や太鼓を打ち、幸先の良い新年を迎えたいものである

クラクラ

2010年08月25日 | 太鼓教室のこと
頭がクラクラするぞよ。

朝元気な婦人部隊の練習。
昼2時から体育館で中学生の指導。
なんでこんな時間にとも思うが、他に時間が取れなかったのだから仕方が無い。
私は活を入れる立場、生徒以上に気合を入れる。
まあきつくとも始まれば終わるもの。
なんとか2時間を終え今帰って来た。

これから冷たいビールで頭と体を冷やし、しばし休憩。
夜の鼓空の練習に備えたい。

全部終わったらウイスキーのロックを浴びよう。

夏稽古

2010年08月23日 | 太鼓教室のこと
私の教えてるどこのチームも普段と同じように練習が続いてる。

子供達も夏休みのなのによく来るなぁと思う。
暑い中来たら来たで文句ばかり言われるのだから、泣きっ面に蜂って処か。
私も暑いから子供達に「同じ事を何度も言わせるな!」と怒鳴る。
この甲斐あってかどうか、今日の子供達は練習に気合が入っていた。
折角暑いのに練習しに来てるのだから、いつか子供達にはそれに伴う成果、喜びを感じる経験をして貰いたい。

昨年夏に岡山のある中学校の生徒を教えた。
秋の文化祭に和太鼓の演奏をしたいと言うので、それに応えた。
今年は比較的近い上道中学校の生徒が同じく文化祭でと言うので今教えている。
だいたい10時間で短い曲を1曲仕上げると言う感じだ。

文化祭だけの為だけの練習だから、終わればそれっきりとなる。
何か手ごたえがあるようで無い感じだが、おそらくやった生徒は一生記憶に残るんだろう。
生徒の体に少しでもリズムが入るんなら、すぐに手ごたえを感じられなくとも、やがて彼等の中で何らかの働きをするのかも知れない。

それを信じてしっかりしごいてやろうと思う。