ほぼ毎日書いてきたこのサイト、今日で850本目の詩になります。
本当に写真を撮って提供してくれる友のおかげです。
この先もどうなっていくかは分かりませんが、
出来る限り続けていきますので、よければ見てやってください。
さて今日はこんな感じになりました。
これからもよろしくお願いします。
【 Photo by Kenji Oouchi 】
なんて
小さいんだろう
空は
あんなに大きく
大地は
こんなにも広く
その白さは
肌も眼も心も刺してくるのに
ボクは
たった一言に怯えてる
なんて
小さいんだろう
カラスは
嫌われてもそこで哭き叫び
ヒマラヤ杉は
太い枝でいつまでもボクを影にして
その姿を
残しつづけているのに
ボクは
たった一言に遠くに追いやられる
夢のつづきは
簡単に遮られて
つづく足跡の
点線さえも残らない
だから
次の夢を探しに走る
せめて
建物の陰で
大きく手を広げるヒマラヤ杉のように
どこまでも
白くいつづけようとする残雪のように
嫌われても
子供を育てつづけるカラスのように
誰も読まない
物語をつづけてゆきたい
ここにボクはいて
ここにアナタもいる
その中に
いつも“おーい”と呼びつづけて
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