昨日、今日と2日間にわたって大会に参加してきた。まずは昨日の平成最強から。
●8月13日(土)平成最強戦(東京)
家に届いていた案内には10時半~と書かれていたが、翌日の2日目の開始時間が10時半集合、11時対局開始と書かれていたこともあり、10時半くらいに行けばいいかと思っていたら、10時半受け付け締め切りだったようだ。かなりギリギリの到着となり、それでも何とか間に合ったのだが、受付を済ませ、着席すると、目の前に座っていたのは、アマ竜王戦全国3位の強豪浅倉君。いきなりブルーになりながらも、周りを見渡してみると今日はいつもの大会とは明らかにレベルが違うのが一目でわかった。まぁこんなことは会場に行く前から分かりきったことではあったのだが、やはり強敵を目の前にすると、この大会のレベルの高さを改めてヒシヒシと感じざるを得ない。今回初めて平成最強に参加したのだが、改めてレベルの高さを痛感した。
さて、気を取り直して浅倉君との将棋に挑む。戦型は浅倉君得意の右玉に対し、私は菊水矢倉で対抗。これが最も有力な作戦と思っているのだが、浅倉君の誘いの隙に乗ってしまったのがつまずきの始まり。今考えればあんな局面で横歩なんて取れないな、と思うのだが、対局中は全然ありだと思うほど大局観が乱れていた。的確に咎められ苦戦を強いられた。その後、勝負手をひねり出して難解な終盤戦に持ち込んだつもりだったが、浅倉君の端攻めが厳しく、最後は簡単な寄せを見落とし、あっという間に受けなしに追い込まれ完敗。
2回戦は知らない人と。公式戦ではかなり久しぶりとなる横歩取りを採用。途中やや無理気味な攻めを決行してしまったが、相手の受け間違えもあって、最後は圧勝。
昼食をチサンホテルのレストランのバイキングで済ませ、予選通過をかけた3回戦は強豪滝さんと。滝さんの角交換型振り飛車からあっという間に捌かれてしまい、終盤怪しくなりかけたものの、逆転には至らずまたもや完敗。近年では久々の予選落ちで正直かなり悔しかった。しかしレベルの高さを思えばこの結果も普通といわざるを得ないのかもしれない。
予選落ち後、速攻帰るのでは何をしに来たか分からないので、強豪同士の対決をしばらく観戦していたが、強い人の将棋は本当に勉強になる。また1から勉強し直さなければと思った。
●8月14日(日)横浜名人戦
続いて本日の横浜名人戦へ。8月11日(木)~14日(日)まで4日間にわたって京急将棋祭りがおこなわれており、今日はその最終日。会場に到着してみると、昨日平成最強で顔を合わせた人たちがたくさん来ていた。平成最強がレベルが無茶苦茶高いことはわかっていたが、横浜名人戦もそれに次ぐかなりのレベルの高さ。アマチュアタイトル経験者が多数来ていて、またもやレベルの高さを改めて身に染みて感じていた。
さて、今日の1回戦は知らない人と。初手▲7六歩に対し、何と△7四歩。戦法としての存在は知っていたが、経験が圧倒的に少ない形なだけに苦戦を強いられた。中盤のこちらの攻め方がかなりおかしかったようで、終盤の入口くらいまではかなり苦しめの将棋だった。そこから怪しく食いついているうちに段々と形勢がもつれ、最後は辛勝。内容的にもあまりほめられたものではなかったが、まずは1勝。
2回戦は瀬尾氏と。自分の得意としている急戦矢倉をやられ、こちらの土俵だろうと思っていたところ、予想外の激しい攻め合いに引きずり込まれ、終盤もかなりきわどかった。だが、かろうじて自分の玉は詰みを逃れており、またもや辛勝。内容的にも納得のいかない将棋であり、今後の研究課題としたいと思った。
昼食休憩時間があまり取れない中、みるからに時間がかかりそうな京急百貨店のレストランで猛ダッシュで昼食をとり、3回戦へ。対戦相手は大森翔太郎氏と。戦型は相矢倉からこちらが中央を抑え込む展開となり、ペースを握ったかに見えた直後、初心者級の見落としで銀損をしてしまった。直後に気合で中段飛車を放ち、意地で銀損を回復するも、返し技を喰らって一気に敗勢となってしまった。しかし、そこから相手も見落としが重なって難解な終盤戦となり、最後は自玉が敵陣に脱出する形で何とか勝ち。指運勝利という感じで、冷や汗ものだったが、何とかこれで3連勝。
この3回戦で、樋田氏と小木ポールさんという屈指の好カードでのつぶし合いがあり、樋田さんが貫禄の勝利。途中は難しい将棋で見ていてとても迫力があった。
いよいよ4回戦。この4回戦を勝つと、決勝トーナメント進出ということで気合も入るが、勝ち残っている人はアマ強豪ばかり。自分の相手は近藤さんに決まった。戦型は近藤さんが右四間にこられたため、▲5七銀型四間飛車を採用。序盤はこちらの作戦勝ち模様となったと思う。しかし、中盤からのこちらの抑え込みが無理だったらしく、一気に捌かれてしまった。終盤も何度か受けの好手をひねり出すも、やはり元々が悪かったらしく、結局あまりいいところなく近藤さんに完敗。残念ながら決勝トーナメント進出を逃してしまった。
結局4連勝が5人となり、上位5名は決勝トーナメントへ。自分はというと3連勝後に1敗した4名で抽選を行い、6位~8位を決める(ハズレは敢闘賞)ことに。抽選の結果何とか7位に滑り込むこととなった。今日の将棋の内容はイマイチだったが、2回戦で元アマ名の浅田氏や小木ポールさんなど、超強豪が途中で敗退する中、7位入賞できたことはラッキーとしかいいようがないもの。あと一歩及ばなかったのは実力不足という他ない。また1から実力を磨き直さなければと感じた。
この2日間は非常にハイレベルな大会に参加し、大いに将棋を楽しむことができた。再来週には社団戦3日目も控えている。まだ東京アマチュア将棋連盟に2日目の結果がアップされていないが、恐らく2日目終了時点で暫定首位に立ったはず。1組復帰に向けて3日目も頑張りたい。
●8月13日(土)平成最強戦(東京)
家に届いていた案内には10時半~と書かれていたが、翌日の2日目の開始時間が10時半集合、11時対局開始と書かれていたこともあり、10時半くらいに行けばいいかと思っていたら、10時半受け付け締め切りだったようだ。かなりギリギリの到着となり、それでも何とか間に合ったのだが、受付を済ませ、着席すると、目の前に座っていたのは、アマ竜王戦全国3位の強豪浅倉君。いきなりブルーになりながらも、周りを見渡してみると今日はいつもの大会とは明らかにレベルが違うのが一目でわかった。まぁこんなことは会場に行く前から分かりきったことではあったのだが、やはり強敵を目の前にすると、この大会のレベルの高さを改めてヒシヒシと感じざるを得ない。今回初めて平成最強に参加したのだが、改めてレベルの高さを痛感した。
さて、気を取り直して浅倉君との将棋に挑む。戦型は浅倉君得意の右玉に対し、私は菊水矢倉で対抗。これが最も有力な作戦と思っているのだが、浅倉君の誘いの隙に乗ってしまったのがつまずきの始まり。今考えればあんな局面で横歩なんて取れないな、と思うのだが、対局中は全然ありだと思うほど大局観が乱れていた。的確に咎められ苦戦を強いられた。その後、勝負手をひねり出して難解な終盤戦に持ち込んだつもりだったが、浅倉君の端攻めが厳しく、最後は簡単な寄せを見落とし、あっという間に受けなしに追い込まれ完敗。
2回戦は知らない人と。公式戦ではかなり久しぶりとなる横歩取りを採用。途中やや無理気味な攻めを決行してしまったが、相手の受け間違えもあって、最後は圧勝。
昼食をチサンホテルのレストランのバイキングで済ませ、予選通過をかけた3回戦は強豪滝さんと。滝さんの角交換型振り飛車からあっという間に捌かれてしまい、終盤怪しくなりかけたものの、逆転には至らずまたもや完敗。近年では久々の予選落ちで正直かなり悔しかった。しかしレベルの高さを思えばこの結果も普通といわざるを得ないのかもしれない。
予選落ち後、速攻帰るのでは何をしに来たか分からないので、強豪同士の対決をしばらく観戦していたが、強い人の将棋は本当に勉強になる。また1から勉強し直さなければと思った。
●8月14日(日)横浜名人戦
続いて本日の横浜名人戦へ。8月11日(木)~14日(日)まで4日間にわたって京急将棋祭りがおこなわれており、今日はその最終日。会場に到着してみると、昨日平成最強で顔を合わせた人たちがたくさん来ていた。平成最強がレベルが無茶苦茶高いことはわかっていたが、横浜名人戦もそれに次ぐかなりのレベルの高さ。アマチュアタイトル経験者が多数来ていて、またもやレベルの高さを改めて身に染みて感じていた。
さて、今日の1回戦は知らない人と。初手▲7六歩に対し、何と△7四歩。戦法としての存在は知っていたが、経験が圧倒的に少ない形なだけに苦戦を強いられた。中盤のこちらの攻め方がかなりおかしかったようで、終盤の入口くらいまではかなり苦しめの将棋だった。そこから怪しく食いついているうちに段々と形勢がもつれ、最後は辛勝。内容的にもあまりほめられたものではなかったが、まずは1勝。
2回戦は瀬尾氏と。自分の得意としている急戦矢倉をやられ、こちらの土俵だろうと思っていたところ、予想外の激しい攻め合いに引きずり込まれ、終盤もかなりきわどかった。だが、かろうじて自分の玉は詰みを逃れており、またもや辛勝。内容的にも納得のいかない将棋であり、今後の研究課題としたいと思った。
昼食休憩時間があまり取れない中、みるからに時間がかかりそうな京急百貨店のレストランで猛ダッシュで昼食をとり、3回戦へ。対戦相手は大森翔太郎氏と。戦型は相矢倉からこちらが中央を抑え込む展開となり、ペースを握ったかに見えた直後、初心者級の見落としで銀損をしてしまった。直後に気合で中段飛車を放ち、意地で銀損を回復するも、返し技を喰らって一気に敗勢となってしまった。しかし、そこから相手も見落としが重なって難解な終盤戦となり、最後は自玉が敵陣に脱出する形で何とか勝ち。指運勝利という感じで、冷や汗ものだったが、何とかこれで3連勝。
この3回戦で、樋田氏と小木ポールさんという屈指の好カードでのつぶし合いがあり、樋田さんが貫禄の勝利。途中は難しい将棋で見ていてとても迫力があった。
いよいよ4回戦。この4回戦を勝つと、決勝トーナメント進出ということで気合も入るが、勝ち残っている人はアマ強豪ばかり。自分の相手は近藤さんに決まった。戦型は近藤さんが右四間にこられたため、▲5七銀型四間飛車を採用。序盤はこちらの作戦勝ち模様となったと思う。しかし、中盤からのこちらの抑え込みが無理だったらしく、一気に捌かれてしまった。終盤も何度か受けの好手をひねり出すも、やはり元々が悪かったらしく、結局あまりいいところなく近藤さんに完敗。残念ながら決勝トーナメント進出を逃してしまった。
結局4連勝が5人となり、上位5名は決勝トーナメントへ。自分はというと3連勝後に1敗した4名で抽選を行い、6位~8位を決める(ハズレは敢闘賞)ことに。抽選の結果何とか7位に滑り込むこととなった。今日の将棋の内容はイマイチだったが、2回戦で元アマ名の浅田氏や小木ポールさんなど、超強豪が途中で敗退する中、7位入賞できたことはラッキーとしかいいようがないもの。あと一歩及ばなかったのは実力不足という他ない。また1から実力を磨き直さなければと感じた。
この2日間は非常にハイレベルな大会に参加し、大いに将棋を楽しむことができた。再来週には社団戦3日目も控えている。まだ東京アマチュア将棋連盟に2日目の結果がアップされていないが、恐らく2日目終了時点で暫定首位に立ったはず。1組復帰に向けて3日目も頑張りたい。
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