side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

辻井伸行 日本ツアー2021 《ロマン派》 @サントリーホール

2021年02月14日 | 音楽





ピアニスト 辻井伸行さんのリサイタルに行ってきた。
辻井さんのピアノは2018年以来(旧ブログの記事)と随分間が空いてしまいました。

チケットは昨年の12月頭に発売
新型コロナ対策で休憩なしの約1時間の公演と注意書きがあった
購入した時期は感染者が増加し始め注意喚起がされていたが、まさか緊急事態宣言下での公演となるとは予想もしていなかった。

会場はサントリーホール
購入時2名分が連番で確保できたので予想はしていたが、今公演は席数に制限がなく、会場は9割方埋まっていた。
コロナ前はそれが当たり前だったが、久しぶりの満席に近い会場はなんだか新鮮だったし、少々不安になったのも事実
周辺でも「席数制限がないのね」と囁く声が聞こえました。

クロークやホワイエのドリンクコーナーは閉鎖
CD販売も公演前だけで終演後は行われていなかった。

今回はチケットは呈示するだけで、半券の切取りはなしでした。
チケットの扱いはまだベストな方法を模索中なのでしょう。毎回違っていますね。

シューマン: 蝶々 Op.2
シューマン: 子供の情景 Op.15
シューマン: 子供のためのアルバムOp68より第30番(無題)
リスト: リゴレット・パラフレーズ S434
リスト: 愛の夢 第3番 S541-3
リスト: メフィスト・ワルツ 第1番 S514
(アンコール)
辻井伸行:笑顔で会える日のために
リスト:ラ・カンパネラ 

久しぶりに辻井さんの演奏を聴きましたが、心が洗われうようなピュアな音色に、あーこれが辻井さんのピアノだ、と安心しました。

加えて演奏に逞しさというか太さを感じる場面もあり、懐かしさと新しい発見が交じり合い、とても楽しい時間を過ごすことができました。
音楽ってやっぱりいいですね。

アンコールの1曲目はコロナ禍で作った作品だそう。
音楽家として素敵な曲を届け続けたいとの思いを込めて作曲したそうです。

アンコールを含め 約80分の公演でした。
休憩なしだと演奏者は大変だと思う。
舞台袖に下がった際に息を整える程度のブレイクしかない
辻井さんは疲れを感じさせず、後半のプログラムが一層力強かった

コロナ後初めての会場がほぼ埋まった公演で、全員マスク着用でお喋りもほとんど聞こえませんでした。
ただ、人数が多くなると気が緩むのでしょうか?
ここしばらくは耳にしなかった演奏中の咳が今回は何度か聞こえてきて残念でした。

東京公演は週末に終わりましたが、今回のツアーは3月中旬まで続きます。



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