side by side:湘南夫婦のあしあと

二人が好きな地元湘南、スポーツ観戦、旅行、食べ歩き,音楽・美術鑑賞など、日々のあれこれを綴ります

Kissポートクラシックコンサート @サントリーホール

2021年09月08日 | 音楽
日曜日にサントリーホールで開催されたKissポートクラシックコンサートに行ってきました。
主催は(公財)港区スポーツふれあい文化健康財団(Kissポート財団)と(公財)東京都歴史文化財団(東京文化会館)
Kissポート財団は港区が設立した財団で文化・スポーツ振興・健康増進等の事業の実施しています。
本公演も第30回を数え、港区民にはチケットの優待価格が設定されていました。 
財団の活動趣旨を反映して、港区民でなくてもS席が3600円、A席2600円とサントリーホールの公演としては大変有り難い価格設定です。

私達がこのチケットを購入するきっかけは、前半に登場するヴァイオリニスト荒井里桜さん
荒井さんは2018年の第87回日本音楽コンクールで第1位となりましたが、その時から注目しています。
私は2019年のめぐろパーシモンホールでチャイコフスキーの協奏曲を聴いています。
兄貴は今回が初めての荒井さんの生演奏です。

この公演も席は隣と前後が空いている市松模様の配席でした。
クローク・売店はクローズ、ドリンクコーナーではペットボトル(水とお茶)販売のみ
入場時のアルコール消毒、マスク着用、分散退場も履行されていました。
この方式に慣れてきているのか、皆さんしっかり感染対策をしていて私語も少なく安心してコンサートを楽しむことができました。

指揮:大友直人 管弦楽:東京交響楽団
ワーグナー:ニュルンベルクのマイスタージンガー 前奏曲
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調(ソリスト 荒井里桜)
(休憩20分)
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調 (ソリスト 堤剛)
(チェロソリストアンコール)
シューベルト:『ロザムンデ、キプロスの女王』D. 797より バレエ音楽第2番 ト長調
(管弦楽アンコール)
千住明:Our Home Port

最初のワーグナーで、1年ぶりのオーケストラのコンサートがとても嬉しくなりました。(前回は2020年12月の日フィル
管弦楽団の演奏はリサイタルとはまた違った楽しさがある。

荒井さんはその姿もお人形のように可憐でステージに立つ姿を見るだけでも楽しい。
この日の演目は荒井さんが大好きだというブラームス
私達の席はステージ向かって左手だったが、オーケストラとのやりとりも華やか。
瑞々しさの中にも力強さを感じられ、そのバランスが心地よかった。

後半はレジェンド堤氏のチェロ
じっくり重厚な奏で方で、聞き入ってしまいました。

いずれの協奏曲もコンサートで聞くのは初めて。
また聞きたいと思う素敵な曲でした
とても心が充足する時間を楽しめました。


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