ティコ・ブラーエ


パパとママの視点から
子供と建築探訪
こどものおやつから考える体にやさしいレシピ

保存食のススメ

2010-07-07 | 料理
毎日作るご飯のおかずに、定番品があるとちょっと気が楽だ。
あと一品欲しいというときに、冷蔵庫から取り出せる保存食があると心強いもの。
手元には野田琺瑯がある。
これは、作るしかない!と昔買った雑誌や本を再度開いて見る。
あったあった、作ってみたいと思って、そのままになっていたレシピ。
今日はまず二品を紹介。



<大根のマリネ>

大根 半分
塩 小さじ2分の1
レモン汁 半個分
エキストラバージンオイル 大さじ2
パセリ みじん切り
バジルなど香草 みじん切り
黒こしょう
おろしにんにく 1かけ

①大根を皮ごとスライス。
②塩を加えてなじませ15分。
③大根から出た水分はそのままに、のこりの材料を加え混ぜ合わせる。

冷やして食べると、大根がパリッといい歯ごたえ。
黒こしょうとにんにくがきいてさっぱり、おつまみには最適です。
分量は適当にお好みのままどうぞ。
唐辛子を入れて、ぴりりとさせても美味しそう!




<根菜類のカリカリ漬け>

野菜 (大根 にんじん しょうが ごぼう きゅうりなど)1キロ
A天然醸造の醤油 300CC
粗糖(洗双糖) 160g
米酢 30cc

①野菜を好みの大きさに切り(薄めにスライスが基本)ボウルに入れる。
②Aを鍋で煮立てて、野菜にかける。
③冷めたら野菜だけざるに上げ、汁だけ再び煮立ててアクをとる。
④この作業を3回繰りかえし、最後に野菜に汁をかけたまま容器に入れ、冷やす。
(1回めだけ重石をのせる)

もともと大根のハリハリ漬けが大好きで、作ってみたいと思っていたもの。
かなりの量ができているので、小分けにしてお裾わけしよう。
シンプルなので、素材が命。
調味料もいいものを使いたい。

あ~お助けマンがいるといいなぁ~。
きちんと食材の詰まった琺瑯容器が、冷蔵庫の中でしっくり納まっている。
いいなぁ、この光景!!

子育てはアート

2010-07-07 | パパ
子供の行動を見ていると、そこには目的がない。モノ自体との戯れがあるだけのように思える。大人になると、どんなことにも目的があって、それに対して行動を起こす。それは、モノが持つ機能で縛られた世界の中でしか、モノを見れなくなっているからだと思う。だから、子供の行動と親の予測には、ずれが生じる。
ピカソや岡本太郎が子供の絵に興味を強く引かれたのは、子供が生きるもう一つの世界に人間の本質を見たからかもしれない。予定調和的な大人の世界を素のままで乗り越えていく子供のパワーに芸術の根源的なものを見出し、自身の作品の恣意性からの脱却を試みようとしたのではないか。

「子供は誰でも芸術家だ。問題は大人になっても芸術家でいられるかどうかだ。」

食べる行為、排泄の行為すべては、先にその行為があって後に、意味を大人が教えていく。それによって子供は社会的な動物になっていく。栄養を取るため、排泄物は汚いものであるといった具合に・・・。

社会性は他人と生きていく上で必要な事だとは思う。しかし、だれもが、かつて名も無いモノのみの存在に取り囲まれたもう一つの世界で生きていたことを思い出さなければならないとも思う。子育てとは、その脳の奥深くに潜り込んだ記憶を刺激するアートなのかもしれない。