娘からの電話

職場でひょんなことから
「もう大学生は春休みですよね。帰ってきていますか？」
と聞かれた。
「いえいえ、音信不通ですよ。何しているやら」

「お母さんとしては、寂しいですか？」

いえいえ・・・そう言っちゃなんですが、私は「元気で留守がいい」タイプなんで、ちいっとも。

「まぁそうですよね。うちのなんか、日々惰眠を貪っている姿をみると、
バイトにでも行ってくれないかと・・・」

ははははは。



そんな話をしたせいかどうか、今夜は娘の好物だった料理になった。

食べていたら、娘から電話あり。

インターンシップの相談だった。

少し前はまだ高校生だと思っていたんだけど・・・
でも家を離れて、もう何年もいない気がしているのだけど（それは事実ではないのだけど）
ああ、もう就職の話ですか・・・（これまたしばらく先だけど・・・）

なんだか時間がゆがんでいるみたい。

「娘の好物作ったら、娘から電話が来た」
とダンナは喜んでいる。

あなたが作ったんじゃないと思うけど、というところは置いておいて
そんなふうに関連付けて考えるんだね、と娘にメールをすると
「そうだねｗｗｗ」
と返信があった。

結局オトコ親は娘から電話があると嬉しいのだな。
それがたとえ、自分宛てでないとしても。