2006-2015 ひねくれた日常

資本主義の欲望にまみれた日常生活はとても楽しい。いつまで楽しく暮らせるのだろう?いつまでも楽しく暮らすために考えよう。

サルの話の続き

2007年01月27日 | Weblog
(小さい子ども達のこと)

サルの群れでは強いことが大事です。

少6の集団では、年齢で集めてあるので、体の大きな子どもが有利です。

体の小さな子どもはどうしても順位が下がる。

崩壊したクラスでは、子どもの中での順位の秩序社会になるので、小さい子達は、家来の役割に決められてしまいます。

すると、親分の機嫌をとらねばならないので、真面目に勉強をすることはできなくなります。

反抗と見られてはまずいのです。

小さい子達は、そのクラスに属したために、体が小さいために、勉強ができなくなります。

本物のサルの社会では、小さいサル達は大きなサルになるまで、チャンスを待てばいいのですが、小学校のクラスではそういうわけに行かないのです。

そんなハンディがあることが分かりました。



ところで、すごいなと思うこともあります。

大きな子達は、時が熟したのでしょう。

誰にも教わらないのに、自らの内にある本能の声を聞きます。

そして、強さをアピールする。

小さな子達も、逆らわずにそれに従う。

これって、自然の秩序がうまく働いているってことではないでしょうか?

人間の子どもも、本能に従った、正しい行動が取れるのです。

なんだか感動する。

捨てたもんじゃないと言う気がする。



でも、これは崩壊したクラスと言う、本当のボスのいない状態で起きたことです。

特殊な状況で現れた、むき出しの自然のようなものです。

思いがけずに、めったに見られないものを見られたと思います。

きっと、先生がボスの機能を果たして、クラスを指導することができていれば、子ども達はもっと、色々な価値を使って、順位付けをしたのだと思います。

その力を向上心として、良いことを伸ばす力に使えたのでしょう。

今は、強い力だけが価値になってしまっているのです。



そこで、なんでうちの子供がいじめられたのか分かりました。

うちの子供は小さい子どもです。

そういえば、首を抱えられて連れまわされたりしていました。

うちの子供は、塾へ行っていたので、勉強を放棄していないという、アピールをしていたことになります。

そして、親も、いやなときは「いやだ」と言いなさい。

なんてことを言っていた。

素直に従う様子をすればよかったのです。



でも、うちの子は本能の声が聞こえなかったんでしょうか?

本来の動物としての性能が悪いのかもしれないです。

また、心配する。




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