2006-2015 ひねくれた日常

資本主義の欲望にまみれた日常生活はとても楽しい。いつまで楽しく暮らせるのだろう?いつまでも楽しく暮らすために考えよう。

オバマさんの大統領就任演説

2009年01月21日 | Weblog
オバマさんの大統領就任演説、ちょっとだけだけどニュースで見た。

演説上手で有名になっているオバマさん、私のようなひねくれ者はすでに先入観に支配されている。

造りこんで計算されたパホーマンスってことね、みたいな。

ところが、やっぱりテレビで実際の映像を見たら感動していた。

本当に伝えたいものがあるからだと思った。

オバマさんはすごい人だ。

個人の力というものを感じさせてもらった。

オバマさんはしきりに”We”を使って、我らがアメリカを立て直すのだ、一緒にやるのだ、みたいにいっていたし、民衆も「ともにやろう!」と、熱くなっていた。

「アメリカ人も偉いじゃん!」って思ったのだった。

オバマさんは、アメリカ人と、アメリカを全部まとめて良い印象で世界にアピールしたと思う。

それで、もちろんオバマさん自身もすごくて、この人ならやってくれそう、とみんな思ったのだった。

それで、日本の政治と比較する人も多かったと思うけど、民放のアナウンサーは麻生さんが漢字を読めないのをまた持ち出していた。

そういう細かいことじゃないと思う。

タクシーに乗るときに、道をよく知っている運転手さんと、漢字をよく知っている運転手さんとどちらのタクシーに乗りたいか、考えてみたらいい。

あのテレビを見ていた人はアナウンサーが漢字のことを言っていたからって、そういうレベルのことで日本を卑下したりするかもしれない。

そうじゃなくて、日本の政治は国民は”自分はやらない”ってことだと思う。

政治は政治家がやるもので、国民は経済を何とかして欲しいって言うだけだってこと。

民主党はよく民意って言ってるけど、そうやって国民の顔色をうかがうようなことを言いながら、そのえらい国民は赤ちゃんのように何もしなくてただ世話をしてもらうのを待っているように見える。

世話をしてもらうためにはお金がいるのだけど、金は出したくないと言っているし。

日本の政治は国民をまき込めていないのだと思う。

じゃあ「日本国民は何をすればいいんだ?」って開き直られると困るけど、やる気がなかったら何も始まらないと思う。

何だかわからないけど、アメリカの大統領就任式では全米から200万人も人が集まって、アメリカ人のやる気を見せつけられた気がしたのだ。

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