猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

富田林市議会傍聴、幸村くん遺棄虐待事件について

2022-12-19 21:27:19 | 猫カフェ、勉強会、ねこの会、譲渡会お出かけ
12/9富田林市議会傍聴してきました。




久しぶりに市役所に来たので
環境衛生課にもご挨拶に行ってきました。
刈谷市の地域猫活動セミナーの話したり
富田林市の地域猫活動団体の話や
先日起こった幸村くんの話
などをしてきました。

杉本彩さんのチラシも窓口に
置いてくださっています。
また今地域猫活動のポスターを
制作しているそうです。
いつも広報啓発をありがとうございます!

そのあと記者クラブさんにも
チラシとリーフレットを配らせていただき
議会事務局で議員さんにも
配布のお願いをしてきました。




そして14時半ごろ議会に行くと
議会が止まっていて
なかなか再開の目処が
たたないようでロビーで
ひとしきり喋ってました。

富田林市の議会はいつ来ても
議会が傍聴できない事が多いんですよね。
そういえばはじめて傍聴した時
帰ったのは23時でした。
今後スムーズに議会が進むといいですね。






再開したのは19時ごろ
なんとか中山佑子議員の質問を聞くことができました。

今回の質問内容は、地域猫活動の制度で
猫の問題を解決できているところもあり
日頃のご尽力に感謝をするところなのですが
8月に飼い猫と見られる猫が
長らくキャリーに閉じ込められて
食事も与えられておらず痩せて
褥瘡までできて死んでると思われるような状態で
裏道の植栽の茂みに捨て置かれていた
遺棄事件がありました。

その後、その猫は奇跡的に回復して
今は発見者さんのお家で幸せに暮らしています。

9月に告発をして受理をされたのですが
捜査に進展はないようです。
富田林市の動物病院で働いてる方も
こんな事件があった事を知らず
びっくりされていました。
動物病院に捜査に行ってるのかも
疑問となっています。

もしこの猫のことで何かご存知の方は
富田林市警察までよろしくお願いします。




中山議員は富田林市では警察との連携
遺棄虐待の防止にどう取り組んでいるか
という質問をされました。

それに対して市は地域猫活動で
動物愛護精神を育む活動にも取り組み
市内の動物病院に遺棄虐待の防止の啓発ポスターの設置
広報での啓発、動物愛護センターや
警察とも連携を取っているが
さらなる防止の啓発に取り組んでいく
との答弁でした。

猫ともクラブ狭山でも
虐待の話があがっていたのですが
やっぱり地域猫活動なんですよね。

地域猫活動は地域住民主体となり
猫の適正飼養の啓発が進むんです。
みんな猫のことを知らない
虐待が犯罪であることさえ知りません。
地域猫活動を行うと住民さんが
猫のことに詳しくなります。

遺棄や虐待は誰しもが
望んでることではありません。
人が安心して暮らせる街ではなくなるからです。
住民の意識が変われば
自ずと虐待はやりにくい環境となります。
地域の目が大事なんです。

見て見ぬ振りをすることは
犯罪を助長してしまいます。




地域猫活動はすぐには進みません。

富田林市もたくさん地域猫の会があるわけでもなく
たくさん猫の手術をしてるわけではないです。

やりたくてもなかなかできないところもあります。
それでも地域の啓発をいちばんに大切にしながら
住民主体の活動にしていきたいです。

少しずつ地域猫活動が進んでいけるよう
遺棄虐待のない、人も猫も平和に暮らせる社会を
市民自ら作り上げていきたいです。




猫でお困りの方
富田林市は地域猫活動の制度が整っております。
環境衛生課にご相談ください。

自分たちの街を自分たちの手で
少しずつでも改善していきましょう。
健全な社会をつくるのは
そこに住む住民以外にいないと思うんです。
どこも命に優しい町となりますように🍀
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12/17リブライフ譲渡会ありがとうございました!

2022-12-19 00:56:00 | 2022年 里親募集猫

リブライフ譲渡会
ありがとうございました!




今年も一年保護活動をがんばりました。
有終の美を飾ることはできませんでしたが
今年もたくさんのいいご縁をいただきました。




近況報告やSNSで大切に
可愛がってくださる姿を拝見すると
なんとも言えない幸せな気持ちになります。

保護活動はエネルギーのいる
活動ですね。
特に保護猫が病気になるとしんどいです。

大変な活動ですが、幸せな猫を見ると
また頑張ろうと思えるから不思議です。




うちは次から次へと
保護することはできません。
里親さんの元にいってから
次の猫の保護をしています。

そのおかげで飼い猫は2匹のままです。
もう13歳と10歳です。
要求が多いのでこちらの相手も忙しい笑。




今は里親募集中の猫が4匹とトライアル待ちの子猫が4匹です。
これくらいのお世話が精いっぱいですね。

無理のない範囲での活動としたいです。
継続は力なり。
ぼちぼちでいきたいと思います。




次回は1月7日初譲渡会となります。
今年度もたくさんの方にお世話になりました。
みなさまの支えなければ
こんなにも続けてはいなかったと思います。

来年もいつメン引き続きがんばります。

---------------------------
  


と朝にインスタの文章を綴ったのですが
(最近転載してます)
お昼にナツにお見合いのお申し込みが
入りましたー!
えええ!!ともうびっくりやら
嬉しいやら感激でした。
前に里親さんになってくださった方です。




ナツは人馴れもして返事もするし
甘えたでとてもかわいいのですが
初心者さんにはとっつきにくいところが
あるなーと思います。
若干癖がある。

なんか素直じゃないし
捕まえるとおうおういうし笑。
なでたら軽く猫パンチするし
そんな不器用なところがかわいいんです。

きっとうまく行くと思います。
長らく譲渡会参加をがんばったナツ
おめでとう!
なちゅ〜

去年は年末、ロミオが
幸せになったんですよね。
他にも気になる猫がおられる方
個別お見合いもできますので
ご連絡ください〜

シアツシマにマサコ
いつメンよろしくお願いします!


今年も25回やりきりました。
譲渡会の開催でたくさんの幸せな猫が
増えています。
それも支えてくださる方がいて
里親さんになってくださる方がいて
の活動だと思っています。

またご寄付をくださる方もおられ
年末に保護主で分けさせていただきました。
心より感謝申し上げます。

また活動にあてさせていただきます。
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12/18猫ともクラブイン松原市開催のお知らせ!

2022-12-16 22:51:00 | Cat'sdaylife.物販、啓発活動、猫ともクラブ
12月18日(日)猫ともクラブイン松原市
開催されます🐾
今年ラストです!




猫の問題って大変すぎて
1人では問題解決できないです。
外に猫が増えて可哀想と
保護をしていくと
あっという間に
家が猫だらけとなります。

10匹もいたらかなり大変です。
それが崩壊の始まりだったりもします。
猫の問題を地域で解決する取り組みが必要、
猫というより人の問題として
考えたいです。




地域猫活動はTNR(動物愛護活動)に加えて
適正管理(地域の環境衛生改善)となります。
猫のためではなく
地域のトラブルをなくす活動。
猫ボランティアではなく
地域住民が主体となる長期的な対策です。




遺棄や虐待がある地域には野良猫問題が
起こっていて
不適切な飼育で野良猫が繁殖していることが多いです。
TNRしていても餌やりなどで
トラブルは絶えないと感じます。
猫を減らしながら
トラブルをなくしていきたいです。
TNRも大事だけど
人と猫とが共生するためには
地域の啓発も大事にしていきたい。








TNRするのってすごくつらい。
特に地域でトラブルが多いところは
元に戻せなかったりします。
適正管理ができないと
やはり猫が増えます。

地域で適切にお世話してくれる
場所であればリターンすることができます。
見守り管理で猫は増えません。
そうするといつか家の中で
暮らせる日も来るのだと思います。

猫に困ってる人は多いです。
好きな人も苦手な人も苦しんでいます。
その解決策として考えられたのが
地域猫活動です。

TNRだけではボランティアだけでは
猫の問題を人の問題として
解決することができない。

見て見ぬ振りのできない人が
たくさん抱え込むのは
必ず限界が来てしまいます。
1人の人ががんばるのではなく
みんなが少しずつできることを
持ちよることが必要です。




猫の問題を地域の問題として
考えてみませんか?
猫ともクラブならぬ
猫こまクラブきてね🐾

生命を尊重する
命に優しい社会をつくりたいです🍀

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12/4刈谷市地域猫セミナー参加してきました。

2022-12-14 23:01:00 | 猫カフェ、勉強会、ねこの会、譲渡会お出かけ
12/4刈谷市で行われた
「Let's地域猫セミナー2022はじめよう!
みんなのための地域猫対策」
に参加してきました。

地域猫活動を発案された黒澤泰先生の
地域猫セミナーです🌱




愛知地域猫実行委員会委員長の植木氏が
「この活動は猫を擁護する活動ではない
ボランティアの活動ではなく
住民の活動である」
ことを言われていました。

ボランティアはあくまでお手伝い
ボランティアががんばりすぎると
住民は何もしなくてすむんですよね。

ボランティアも生活も仕事もあります。
ボランティアだけでは解決ができない。

市民が猫を減らすためにトラブルをなくすための
住民の活動なのだということを挨拶されました。






黒澤先生の講演はやはり分かりやすかったです。
ぜひこのセミナーの内容をあちこちで
開催できたらと思いました。

そしてパネルディスカッションに進みました。
地域猫活動の費用負担
高齢者の猫問題
URの地域猫活動
自分の住んでいない地域の猫問題
公園での活動など
興味深い内容盛りだくさんでした。





猫の問題ってどこも同じなんですよね。
TNRだけだとすぐに元通りに戻ったり
保護が増えたり、餌をやるな
と住民トラブルになりやすいです。

地域住民主体になると時間はかかるけど
トラブルがなくなり、協力者が増え
地域の人間関係が円滑となるんですね。

生命を尊重できる命に
優しい街づくりができます。

猫へのクレームがどんどん猫を
心配してくれるような相談に
変わっていくのだそうです。

TNR先行型地域猫活動という言葉がありますが
地域猫活動は誤解が多いと言われてました。




私たちもそうでした。
TNRと地域猫活動の違いって
よく分かってませんでした。

活動を続けていくうちに
TNRは終わりがなくて
なかなか地域の方に理解してもらえない
と感じるようになりました。

あちこちTNRに行くと保護が増えていきます。
個人負担の大きい
しんどい活動と思います。





地域猫活動はTNRに加えて
適切な管理が含まれます。

これを地域で合意形成をとることが
すごく大事なんだということです。

時間もいります、難しくもあります。
ハードルは高いです。

でもここを行うことで
人と猫が共生できる社会の実現が
叶うのだと思いました。

一回で諦めることなく
何度も何度も話し合いを重ねて
地域の方に理解してもらう
プロセスが大事!

難しくも1番、大切なこと
なんだと思います。



またそれには行政の役割が大切になってきます。
行政の持っているものがあります。

それは信用、場所、広報、お金だそうです。
1番は信用を貸してもらうと
地域の合意形成がとりやすくなります。

行政が活動の後ろ盾になることが必要です。






午前中は行政向けの地域猫活動セミナー
だったそうです。

地域猫活動に取り組んでる行政は参加するけど
取り組んでないところは参加してない
と言われてました。

いちばんお願いしたことは
現場に行ってください
ということだそうです。

現場に行かないと問題がみえてこないんですよね。
私たちも相談があると現場に行きます。
同じですね。

また餌やり禁止ポスターは
1番簡単な方法だとも言われてました。

猫問題がすべて餌やりさんのせいに
なってしまうんですよね。

野良猫は野生動物と思ってる職員もまだまだいて
勉強してもらいたいと言われてました。




高齢者の猫問題も顕在化してきました。
昔は外に放り出されていた猫も
それは遺棄であることが
認識されてきたのかもしれません。

高齢者の飼ってる国勢調査ならぬ猫勢調査が
必要と言われてました。

どこも同じような猫問題が起こっています。
猫の問題を解決するには地域のつながりで
猫の問題を解決する『地域猫活動』
これしかないんじゃないかと言われてました。
私もそう思います。



最後に愛知県の地域猫の団体さんが18団体
壇上にあがられて挨拶をされていました。

「たった1人で問題を解決することはできない
野良猫をなくしたいという
私たちの願いは同じです。
みんなでつながっていきましょう」
と言われていました。


数はパワーですね🌟
猫ボランティアさんはそんなに
たくさんいるわけではありません。
保護にも限りがあります。

あちこちのTNRを手がけるより
住民のできないところのお手伝いなら
負担も軽いです。

自分たちで猫の問題を解決できる地域を
増やすアドバイザーが
猫ボランティアの役割となります。

住民がいちばんできないところは
捕獲ですね。
やり方を伝えてできる人を増やしていきたいです。
私たちも最初はできなかったけど
たくさん失敗してできるようになりました。
レッツチャレンジ✨


大きな学びをありがとうございました。
また活動に活かしていきたいと思います。
大阪でも地域猫活動が進むと
いいなと願っています。

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12/17(土)リブライフ譲渡会参加します、いつメン!

2022-12-13 18:31:58 | 2022年 里親募集猫
リブライフ譲渡会参加します。
いつメンこといつものメンバー笑。
みんな常連さん。

どれだけ譲渡会に通い続けているでしょう〜
愛すべき大人猫ですが
みんな曲者?
いえいえ、ただのかわいい猫さんですよ〜

ただ個性があるので
この猫がいいと思っていただけないと
ご縁につながらないものがあります。

だからその個性を知ってもらえるよう
日々人慣れを進めながら
日頃の様子を知っていただけるよう
Blog、SNSなどで情報発信に
努めているわけです。

大人猫の譲渡は
なみなみならぬ努力がいるのです笑。

今年の譲渡数を数えてみましたら
去年の半分以下の数でした。
今年は、全国的に譲渡が進まないという
状況なのですが、うちの活動も然り。

子猫のラッシュがなくて
マイペースに活動はできたのですが
外にはまだ保護が必要な猫がいるわけで
譲渡先がないなら、保護は進まない
しっかりTNRで繁殖を抑える事が
大切ですね。
保護した猫は幸せにつなげられるよう
譲渡をがんばりますよー
うちは出ないと入れないシステムなのです。キャパは限りなく少ないのです。
無理はできません。

それではご紹介!
なつ、2歳半くらい
茶トラ、メス
ツンデレの甘えたさん

添い寝もします、ナデナデも大好きです。
完全家猫となりました。

それでも抱っこは練習中だし
容易に捕まえるのは難しくもあります。
扱いはフォローいたします。
お留守番もできるし、猫も大丈夫。
男性にもよく甘えます。
かわいくなったにゃ!
そして去年の一月に保護したシアツシマ
食いしん坊で大きいです。
よく食べます。
胴回りが太くてととろみたい。
ツシマ、2〜3歳
キジトラ男子
膝乗り甘えん坊
大らかな性格
猫エイズ(+)ですが
特に健康状態問題ありません。

*12月12日は世界りんご猫の日だそうです。
猫エイズの知識を深め、りんご猫の譲渡が
進むよう制定されたそうです。
猫を保護して、猫エイズだったとき
少し里親さんが見つかるのに苦戦するなと
やはり思いますね。
隔離をするので、保護活動としては
すこし大変です。

うちにいたのは
メロンちゃん、ドラちゃん、ツシマ
子猫にもいたけど陰転しましたね。


普通の猫と何ら変りはないですし
ノンキャリアの猫もいろんな
病気になり短命な猫もいます。
猫エイズで短命な猫もいるし
20歳まで生きた猫もいます。

正しい知識をもっていれば
そんなに怖い病気ではないという事ですね。
シアはノンキャリアですが
ツシマと同居しています。

ケンカはしないけど
グルーミングはします。
フードの共有もしてますが
半年後、検査してみたら移ってなかったです。
絶対にうつらないというわけではないけど
基本、噛み傷での感染が多いんですよね。
シアとツシマは外から仲よしで
シェルターでの保護は長い留守時間があるので
一緒の譲渡を目指しています。
2匹の絆があります。
ご理解いただける方に出会えたらと思います。

2匹が保護されたストーリーがあります。
2匹は助け合って生きて来たので
猫エイズだからと離ればなれにすることが
いい事だと思えず、すべてをありのままに
受け入れてくださる方を探す事にしました。
2匹でがんばろうね。
シア、7歳
シャムミックス、メス
ツンデレの甘えた

ほんとうは甘えたいようで
そばにきます。
なでるとスリゴロです。
素直な性格ではありません笑。

もうすぐ保護して1年です。
長らく幸せを待っています。

子猫を迎えるとなると
20年先の事を考えないとなりませんが
シアツシマは長くて
15年くらいでいけそうです。

動きもゆるやかで人なれもしてるので
高齢者さん世帯におすすめです。

また留守番ができますので
単身者さんにも合います。

12/17リブライフ譲渡会参加します。
今年も最後ですね。
今年も猫活がんばりました。
1匹1匹に思い入れがあります。
みんな素敵な家族に出会って
幸せになってくれました。
こんなにうれしいことはありません。

マサコ、ナツ、シアツシマにも
いいお話が舞い込んできますように〜










他にもたくさんのかわいい猫が
幸せを待っています。
よろしくお願いします。

リブライフ譲渡会

『12月17日(土)リブライフ譲渡会 参加猫①②③』

『12月17日(土)リブライフ譲渡会 参加猫①②③』

私たち保護活動者のクリスマスの願いはただひとつ不幸な猫がいなくなることです。 本来、飼い主がいる愛護動物である猫がお外で凍えそうになりながら外敵から必死で身を…

LiveLife譲渡会 in Cat Socion ギャラリー

 

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