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猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

8月のTNR活動 保護するかリターンするかは苦渋の決断

2020-08-30 22:29:35 | TNR活動とその他
今年の夏も暑かったですね。
毎年言ってます笑。
真夏のTNRがいちばんキツイです。
なんせ猫を車の中に
置いておけないのですよね。
猫さん緊張してますので
熱中症になります。

うちも置いとく場所がなくて
車の窓を開けたり
クーラーつけたり
できるだけ日が沈んでから捕獲
など工夫しています。

昼間はお風呂場くらいしか
置くところがありません〜
待機場所欲しい!
できれば8月はお休みしたいのですが
そうもいってられませんね。

8月は猫ともさんの現場から2匹のTNRです。
どちらも捕獲してくださいました。
助かる〜
2年前、TNRした場所の新入りさんです。
5歳くらいの男の子です。
大人しくてきっとどこかで
飼われてたんでしょうね。
未去勢でしたのでこれで
さくらねことなりました。

2年前に17匹TNRして
猫の数は2匹減って
2匹流入があったそうです。
住宅地のお庭でお世話してもらっていて
環境がいいので
猫の数がそう変わってません。
5年経つと、猫も年をとり
変わってくるのかもしれませんね。

こちらは、去年の今頃9匹TNRの
お手伝いをした現場の新入りさんです。
その後ちょこちょこ捕獲をされ
猫の管理をしてくださっています。
捕獲もお上手です〜
そしてこちらも暴れません。

なんとなく人なれしてるような
やや行動が目立つ猫なので
保護するかしないか悩まれたのですが
こういう大人猫を保護するなら
子猫とは違って
保護期間が長くなることを
覚悟しないとなりません。
外で抱っこできるくらいの人なれなら
成猫でもすぐにお家がみつかるんですよね。

ご縁っていつかは分からないものです。
キャパは緊急用にあけときたいものです。
家族と話し合われリターンを
決意されました。
どちらの選択も苦しいですね。
はやくこんな苦しい選択をしないで
いいようになりたいと思います。

うちも保護するかしないか
ものすごく考えます。
キャパがたくさんあるわけではありません。
保護は必要最小限の世界です。

モワちゃんのような怪我猫
なども保護していますが
保護できる猫は基本
譲渡できる猫としています。
そんなたくさんの猫のお世話は
できません。
猫を増やすのは簡単ですが
減らすのは難しいのです。
保護はできる限りしたくはない。
保護したら最後まで責任が出てきます。
苦渋の決断なのです。

でもシロキジくんもキジくんも
お外でこれから発情のストレスから
開放され、さくらねことして
地域でお世話してもらえます。

これくらいしかできなくてと
悲しく思いがちですが
もう不幸な猫は産まれない!
TNRを進めることが
未来の猫を救うことだと信じて
また前向きに明るく
TNR活動をコツコツと
がんばっていきたいと思います。
できることをできる範囲で〜

お疲れ様でした!!
おいしいごはん用意してくれるって。

はやく猫は家の中で
暮らせるようになりますように。

そのためには外で子猫をけっして
産ませてはならないのです〜


私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する
「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。
今回さくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ
基金から2頭の不妊去勢手術費一部を負担していただきました。
公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に
心より感謝申し上げます。

どうぶつ基金さん、協力病院さまにも
心より感謝申し上げます。


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7月のTNR活動 チャーくん一代限りの生をまっとうしました。

2020-08-08 06:18:32 | TNR活動とその他
6月のTNRの猫ちゃん
ごはんを食べにきてるそうです。
さくら猫になりました。
仲よしです。
暑いけどがんばろうね。
管理区域の新人さん
なかなか捕獲器にはいろうとしませんでしたが
餌やりさんが帰ったら
はいりました。
こちらも新人さん
アメショ柄の茶トラ猫
そばにいくだけで空気砲〜
こわいんだよね。
餌やりさんのあとばかりついて歩きます。
命だよね笑。
またごはんたべにおいで〜

私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する
「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。
今回さくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ
基金から2頭の不妊去勢手術費一部を負担していただきました。
公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に
心より感謝申し上げます。

どうぶつ基金さん、協力病院さまにも
心より感謝申し上げます。

またTNR時にワクチン接種しています。
6000円。
河内長野で第一金曜日に10時半から
保護猫チャリティコンサートを行っておられる
ミュージックハウス猫太郎さんから
いただいたご寄付より
使わせていただきました。
ありがとうございました。
(また年末、収支報告いたします)

先月3時くらいに行った時に公園にいた
チャーくん
すごく痩せてはいましたが
ごはんをねだり、バクバク食べていました。

私たちが2015年にTNRを
はじめた時からいる猫です。
もともと目が猫風邪の後遺症で
目やにでただれてました。
3年前くらいに、一時口の中が痛くて
ごはんが食べられない時がありました。
痩せて心配したのですが
歯が抜けたのか
食べられるようになりました。

雨の日も雪の日も、冬の日も夏の日も
毎日毎日ごはんを食べにきます。
他の猫にも優しく
新入りを仲よくするナイスガイ

わたしが最後に見た姿、、、
とうとう来なくなりました、、、。
最後の日、何も食べなかったけど
顔をみせにきたそうそうです。

厳しい生活でしたがお外の猫として
一代限りの生をまっとうしました。

優しいチャーくん
お外の猫としてがんばったね。
すごくえらかったよ。
家の猫にできなくてごめんね。

外の猫の最後になんともいえない
無力な思いがあふれます。
家の猫だったら、もっと長く幸せに
なんの不自由もなく暮らせただろう。
それでも生きる場所があったことを
感謝します。

餌やりボランティア様
一日も欠かさず
毎日ごはんをあげて
お世話してくださり
ありがとうございました。

チャーくんは餌やりさんが来てくれること
それが毎日の楽しみだったでしょう。
ごはんを食べ終わったあと
満足そうに毛繕いをしてた姿を思いだします。

そしてお外の猫として
あたたかく見守ってくださった
地域のみなさまに
こころから感謝します。

このように耳にカットのある猫は
もう子孫を増やしません。
迷惑をおかけすることもあるでしょう。
外の猫のその生は短いです。

どうかできる限りのお世話をしながら
せめてお腹いっぱいごはんを
食べさせてやりたいです。
生きてほしいです。

そしてこのように過酷な外で
生きていかなければならない
外猫を増やさないように
地域の猫の手術をすすめたいです。

はやく猫は家の中で暮せますように。
もっと地域のみなさまに
理解を深めていただけるよう
私たちもできることをがんばります。

チャーくんよくがんばったね。
天国でゆっくり休んでね。
仲間たちを見守っててね。

かけがえのない命
生きてるってそれだけで
すばらしいですね。

人と猫、排除することなく
共生する社会をのぞみます。
すべての猫が幸せに暮らせる日が
来ることを願っています。




コメント (2)
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8/1(土)キャットソシオン譲渡会ありがとうございました。

2020-08-03 08:02:45 | TNR活動とその他
暑い暑い譲渡会となりました。
こんな暑い日に来てくださる
みなさまに感謝です。
よかったね〜
ほんとここに来てよかったわよ〜
外にあのままいたらどうなってたことか、、、
保護された猫は幸運のネコです。
こうやってみんなが
保護されてる訳ではありません。
少しづつTNRを進めながら
保護できる猫は
すこしでも幸せな家猫になれるよう
保護、ケア、譲渡
みんなでがんばっています。
なので幸せになってくれることが
いちばんのはげみです。
幸せになってね。
心から願ってるよ。
ジンジャーもがんばったね。
あら!かわいい〜
みんな幸せになるために
産まれてきたんだよ。
たくさんエントリーもありがとうございました。
なかなかご希望に添えないこともあり
心苦しく思っています。
みんな素敵な方ばかり
保護ネコの選択をうれしく思います。
わたしたちも真剣に考えて
トライアルへと進ませていただきます。
またみなさまに素敵なご縁がありますように〜
まだまだがんばるからね!伝ちゃん〜
まだまだ保護ネコが控えております笑。
どうかみんな幸せになれますように!!
次回は盆休みがありますので
3週あいて22日の土曜開催となります。
よろしくお願いいたします。
感染防止対策に
ご協力ありがとうございました。


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6月のTNR活動 地域であたたかく見守られている命

2020-06-25 22:38:55 | TNR活動とその他
前回のTNRの記事で産み捨てられた
子猫の母猫と雄猫
TNRしました。
子猫がいなくなれば雌猫はすぐに発情期にはいります。
ほっておけば夏頃にまた出産するのです。TNR が必要です!
相談者さんが運んでくれました〜
どうぶつ基金さんのチケット
を使わせていただいています。

私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する
「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。
今回さくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ
基金から1頭の不妊去勢手術費一部を負担していただきました。
公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に
心より感謝申し上げます。

どうぶつ基金さん、協力病院さまにも
心より感謝申し上げます。


網戸の季節となり
猫がうちにいるのが分かるのか
ベランダに見慣れない猫が来ました。
古くからいる時々見かける猫かと思ったのですが
耳カットがありません。

シーバを夜置いておいたら
毎晩待つようになりました。
捕獲器をかけると
すぐに捕獲されました。
見ると若い。
外では網戸まで来るので
迷子の猫なのかと思いきや
全く触れません。
しばらくケージにいてもらったのですが
暴れるわ、トイレひっくり返すわで
トイレさえできない状況
家猫になるにはかなりの時間を要することが
分かったので、そうそうに
リターンすることにしました笑。

今、私たちが外の猫を全部
保護することはできません。
外で暮らせる猫は
外でお世話していくことが
無理のない活動であります。
人なれしてないような大人猫まで
抱え込むことはできないのです。
それがリターンしたあと
餌をあげて管理しようと思ってたのですが
一度も姿を見ておりません。
どこで何をしてるのか、、、

どこかでごはんをもらえてる
といいなと思います。
すごく頭のいい未去勢猫だったので
活動範囲も広い
どこかに餌場のある猫だったのでしょうね。
こちらは手術すみ
もこもこかわいい木登り三毛ちゃん
管理現場に猫が来てると聞いたので
見てきました。
メスなら自費でも急がないとなりません。
産ませて子猫を保護する労力を考えたら
はやく手術すること
産ませないことが鉄則です。
と思いきや、雄猫のようでした。

来月のどうぶつ基金さんのチケットを
いただいたので
それでTNRすることにします。
久しぶりに餌やり時間でないときに行くと
猫がもういました。
5年はここにいるチャーくん
すごくやせてて悲壮な姿になっていて
びっくりしました。

そこまでよってくる猫ではなかったのに
行くとそばに寄ってきて
餌をくれとなでさせます。
車を探したのですが
わたし餌を常備していません〜笑。
車は暑いから、置いてないんです。

と思ったらおじさんが何人か
餌をあげたり、水を汲んできてくれたり
してるではないですか〜

猫はここの人たちに厄介者に
思われてるに違いないと
ずっと思ってたけど
こうやって見た目にかわいいといえない
汚れて痩せた猫に
餌を与えてくれる人がいる。

地域の方に
あたたかく見守られているんだ
とたいへんうれしく思いました。
もう最後くらい連れて帰った方がいいのかなと
なかなかそれができずにいましたが
チャーくんはここで仲間たちと
生をまっとうしたほうがいいと
思うことができました。
チャーくんはすごい生命力の猫です。
冬を越せないと思ってたのに越しました。
家猫だったら20年は生きたかもしれません。

地域のみなさま、あたたかい目でみてくださり
ありがとうございます。
耳にカットのある猫はもう猫を増やしません。一代限りの命です。

猫は人と違って
自分の境遇を不幸だなんて嘆きません。
ただ今置かれてる環境を受け入れ
強くたくましく、毎日を懸命に生きています。
寒い日も、暑い日も、雨の日も、雪の日も
餌やりをしてくださるボランティアさんのおかげで
飢えることなくお腹いっぱいごはんを
食べることができています。

外にリターンするということは
危険がいっぱいです。
車にひかれてしまうかもしれません。
TNRはつらいです。
ほんとうはみんな家の猫にしてあげられたら
何度もそう思いますが
現実として到底無理です。

私たちができることといえばTNR
そして見守り管理です。

命あるもの、生を受けた以上
命いっぱい生きてほしいと思います。

過酷な外での暮らしをする猫たちが
減るようにとTNR活動をしていますが
リターンした猫たちが少しでも暮らしやすいよう
またお世話と管理をがんばります。
地域の方に理解していただけるよう
啓発も取り組んでいきたいと思います。

ここから保護されたくまモンくんは
2か月が経ち
すっかり家猫さんしてるようです〜
うちにいた頃より落ち着いてますね笑。

いずれ猫は家の中で暮らせるように!!
はやくTNR活動を終わらせたいです。

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5月のTNR活動、ひとつしかない大事な命!

2020-05-22 22:23:20 | TNR活動とその他
5月もどうぶつ基金さんから
無料チケットを1枚いただきました。
6月も1枚あたりました。
ありがとうございます。
白黒ちゃんに使わせてもらいました。
さくらねこデビューよ〜

うちのTNR活動は今落ち着いています。
新入りさんをちょこちょこ手術するだけです。
去年、TNRをお手伝いした方がたが
みなさんご自身でされるようになりました。
時々ご報告くださいます。

すばらしいです〜
もう安心して引退できますね笑。
こうやってできる人が増えて
また広がっていくのがいいですよね。


そして、ケンくんの里親さんがなんと
地域のTNRを行ってくださっています〜
里親募集もされてます!
白黒ちゃん メス 子猫
キジくん オス 5歳くらい
ともになつこいですよ〜

どこの地域も外猫はたくさんいます。
いない方がおかしいくらい。
TNRをして管理されてれば
ウロウロ目立たないんですどね。

餌やりさんとのやりとりが難しい
といわれてました。
ほんといろんな方がおられますが
この活動は餌やりさんとの協力が必要不可欠。

TNRそのものに反対される方に
わたしは出会ったことがないのですが
かわいがってる猫を保護してほしくないとか
猫が減ってると苦情を言われたりとか
費用の負担をしてくださらなかったり
あちこちの猫の手術や保護を無限に頼んだり
または捕獲に協力的でなかったりと
いろいろありますよね。

猫ボラは保護するから
猫とりと思われたり
餌やりのマナーを頼んでも
なかなか受け入れてくれなかったりと
考え方や意見の違いなどから
食い違いがやはりあります。

それでも、お腹をすかせた猫のため
自ら活動しておられる方たちです。
一緒にできることは協力して
なんとかTNRを進め
餌やりマナーを啓発して
地域の理解をえられるような
活動にしていきたいですね。

あとは個人だけではしんどいですので
できるだけ周りを巻き込んで
協力者を増やして
地域猫活動へと近づけていけたらと
思います。

野良猫、捨て猫、虐待、虐殺
多頭飼育崩壊、殺処分、、、
たくさんの猫の問題があります。
不幸にしてるのはまぎれもなく人間です。
そして救えるのも人間でしかありません。

野良猫だから仕方ないと
放置してはいけないと思います。
野良猫も愛護動物
これは命です。

殺処分はゼロをめざさないといけません。
不幸な命をうみだしてはいけないのです。
命の軽視は、それは人の生活
子どもの心にも大きな影響があるのです。
自殺率、犯罪率にも関わるとか、、、

すこしづつ動物愛護に感心のある方も
増えてきて、支援のおかげで
保護活動やTNR活動も進んできています。
殺処分数も減少傾向です。
でもまだ年間3万頭の犬猫が
処分されています。

まだまだ動物愛護に取り組んでる方は
ほんのすこしの人だけなんだと思います。
ほとんどの方は無関心です。
わたしも自分が直面して猫活動をするまで
そんなに関心がなかったんです。
知らない未知の世界でしたし
知るのも怖かったです。
でもみんなに関係がある問題と思います。
野良猫問題は、地域の環境問題
命の問題であり大きな社会問題。
人の問題です。
不幸な猫がいっぱい
虐待や虐殺が起こる町
人はそれで幸せに暮らせるでしょうか、、、
子どもたちが健全に育つでしょうか、、、

この問題を個人だけで解決するには
無理があります。
1人の力は無力です。
みんなができることを協力して
取り組まないといけないのです。

まずはみなさんに知っていただくこと
だと思っています。
猫を飼ってる人もさくらねこの事
耳カットの意味を知りません。

市民ひとりひとりが
動物愛護の意識を高めて
できることを持ち寄り
行政、地域住民、猫ボランティア、保護団体
獣医師など協力できることは協力する。
それで解決していくのではないでしょうか〜

命に優しい社会でありたい。
ひとつしかない命です。
今置かれた環境を受け入れて
懸命に生きる命
排除ではなく
共生していきたい。

ぜひ子どもたちに命の大切さを
知ってもらいたいです。
それは勉強よりも
大事なことだと思うんです。



私たちは公益財団法人どうぶつ基金(佐上邦久理事長)が主催する
「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。
今回さくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ
基金から1頭の不妊去勢手術費一部を負担していただきました。
公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に
心より感謝申し上げます。



協力病院さまにも、心より感謝申し上げます。






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