列車の車窓は心の窓

我が家の住人は電車がとても好きなので、車がありません。電車とバスで出かける日本の旅

小布施:桝一市村酒造場 長野県の中小私鉄めぐり(9)

2007年08月06日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
3月17日(土曜日・晴れ時々曇り)  (8)のつづき 信州中野駅で電車を乗り継ぎ、小布施で途中下車しました。 とてもいい響きの駅名です。  小布施駅は、小布施町の中心駅で、特急列車もとまります。人口は1万人強、葛飾北斎が晩年に逗留した場所として知られ、「北斎館」があり、ほかにもたくさんの美術館があります。街並みはとても美しく、たくさんの観光客が訪れていました。駅前の静かさがうそのようでした。 . . . 本文を読む

信濃竹原駅 長野県の中小私鉄めぐり(7)

2007年07月28日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
3月17日(土曜日・晴れ時々曇り)  (6)のつづき 湯田中駅から逆方向の普通電車に乗ると、急な坂をとにかく下っていきます。湯田中駅の標高599mに対して信州中野駅は376m、5駅で約220mも下るのです。この間の距離はおよそ8kmです。急坂だけでなく急カーブも多く、ソロソロと下っていく感じです。車窓には一面のりんご畑。  こちらは信濃竹原駅。特急「ゆけむり」と交換のため待ち合わせ。 . . . 本文を読む

湯田中駅と駅前温泉 長野県の中小私鉄めぐり(6)

2007年07月26日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
3月17日(土曜日・晴れ時々曇り)  (5)のつづき  急な坂を登りきったところにある、長野電鉄長野線の終点・湯田中駅。昭和30年に建てられた駅舎が現役で使われており、線路を挟んで反対側には旧駅舎があります。旧駅舎は昭和2年に建設されたもので、国の有形登録文化財に指定されています。 旧駅舎に関心が向きそうなところですが、新しい方の駅舎もなかなか素晴らしいものでした。建物をみて思ったのは、とに . . . 本文を読む

「ゆけむり」号で湯田中まで 長野県の中小私鉄めぐり(5)

2007年07月25日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
3月17日(土曜日・晴れ時々曇り)  (4)のつづき  「ゆけむり」号の展望室。ひな人形が飾られていました。 ************** 今日は、この「ゆけむり」に乗ってまず終点の湯田中まで行くことにしました。 長野電鉄に乗るのは2回目です。ただし、1回目(4年前の年末)は、善光寺へ参るのに長野から3つ目の善光寺下まで乗っただけ、つまり地下区間しか乗っていないわけです。長野電鉄の長野から善 . . . 本文を読む

長野電鉄「ゆけむり」号 長野県の中小私鉄めぐり(4)

2007年07月23日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
3月17日(土曜日・晴れ時々曇り)  (3)のつづき もと小田急ロマンスカーの特急「ゆけむり」号。特急料金がかかりますが、100円という安さです。やはり、一番前の展望席が大人気のようでした。小田急時代は11両編成でしたが、こちらでは4両で走っています。 つづく . . . 本文を読む

長野県の中小私鉄めぐり(3)

2007年07月22日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
3月17日(土曜日・晴れ時々曇り)  (2)のつづき 松本駅に戻り、駅そばの朝食。ご当地ならではの「葉わさび」(120円)をトッピングしてみました。噛むととてもいい香りがでます。美味しくいただきました。  松本から長野まで篠ノ井線で移動。飯田線の天竜峡から長野まで直通運転される快速「みすず」3525M。 途中、姨捨の辺りでは眼下に善光寺平をのぞむ絶景が広がり、「日本三大車窓」の1つにも選ばれ . . . 本文を読む

松本電気鉄道 長野県の中小私鉄めぐり(2)

2007年07月22日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
3月17日(土曜日・晴れ時々曇り)  (1)のつづき 松本電気鉄道上高地線は、松本から新島々までの14.4kmを結ぶ私鉄です。松本から島々までの路線が全通したのは大正11年のことでした。その後、昭和58年の台風による災害で新島々から島々までが廃止され、現在に至っています。   自転車と一緒に電車へ乗れる「サイクルトレイン」制度が試行されています。ただし、自転車を積み込むには事前の予約が必要で . . . 本文を読む

長野県の中小私鉄めぐり(1)

2007年07月22日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
3月17日(土曜日・晴れ時々曇り)  2007年の私鉄のりつぶし第1弾、信州を走る中小私鉄めぐりの旅に出かけました。1泊2日+前夜車中泊で、長野県の中小私鉄(松本電鉄・長野電鉄・上田電鉄)を踏破するという行程です。 3月16日の晩、仕事を夜9時で切り上げました。有楽町から船橋の自宅に戻り、支度を整えて新宿23:54発の快速「ムーンライト信州」白馬ゆきに間に合わせます。夜9時過ぎには会社を出ないと間 . . . 本文を読む

'06年末の旅(23・終わり) あおなみ線

2007年07月20日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
                  セントラルタワーとあおなみ線(名古屋駅)12月31日(日曜日・晴れ) (その22)のつづき (その23)  この日は静岡県を走る2つの私鉄、静岡鉄道と遠州鉄道を踏破しましたが、余勢をかってもう1つ・名古屋駅発の「あおなみ線」にも乗ってみました。  2004年に開業したこの鉄道は、正式名称を「名古屋臨海高速鉄道」の「西名古屋港線」と呼びます。「あおなみ線」は . . . 本文を読む

’06年末の旅(22) 遠州鉄道

2007年07月19日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
12月31日(日曜日・晴れ) (その21)のつづき (その22)  静岡鉄道に続いては、浜松の遠州鉄道に乗りました。草薙駅から東海道本線に乗り浜松まで移動しました。 新浜松駅はJR浜松駅のすぐそばにあり、堂々たる高架駅です。 終点・西鹿島までは17.8km、17駅あります。駅間距離は短く、こまめに乗客を拾っていくという感じです。駅の数だけではなく、電車の本数も多いです。静岡市の静岡鉄道ほどではない . . . 本文を読む

’06年末の旅(21) 静岡鉄道(2)

2007年04月21日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
                           出発進行!12月31日(日曜日・晴れ) (その20)のつづき (その21)   前方に富士山が見えています。高速バスで東京に向かった時の景色に似ています。 思えば、東海道本線の電車の前に陣取って富士山を眺めたことは今までありません。新幹線では、、とても望めないでしょう。  東海道本線とすれ違い。湘南色の113系が走るのもあとわずか。こちら . . . 本文を読む

’06年末の旅(20) 静岡鉄道(1)

2007年04月14日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
12月31日(日曜日・晴れ) (その19)のつづき (その20)  湘南電車の写真を撮影した後、JR静岡駅の駅員さんに静岡鉄道(略称「しずてつ」)の駅までの行き方をたずねたところ、”遠いので南口からバスかタクシーで行ったらどうか”とのこと。が、実際には北口から出た方が近かったうえ、歩いて10分もかからない場所でした。この駅員さん、ご自分の会社の仕事に熱中されて、他社線の駅の場所などまったく興味がな . . . 本文を読む

’06年末の旅(19)  JR東海の湘南電車

2007年04月13日 | 全国の私鉄と第三セクター鉄道を訪ねる旅
12月31日(日曜日・晴れ) (その18)のつづき (その19)  新潟ほどではないものの、早朝の東京も寒いです。 早朝5時過ぎ新宿に着き、中央線の各駅停車で東京駅へ。 きりのいいナンバーでした(↓)  東京駅の帰省客の多さにびっくりしました。土産物屋は、まだ5時台なのに行列が出来ているのです。この時間に東京駅へ来るのも大変ではないかと思います。 休日料金が適用され、割安なグリーン車に乗り熱 . . . 本文を読む