宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

宝島に戻ってきました 【吟香露】

2022年01月29日 14時07分23秒 | 酒のこと
      


酒粕を原料に、独自の蒸留法から生まれた酒粕焼酎。
独自の蒸留法から生まれたフルーティーな吟醸香と
すっきりとした味わいをもつ新しいタイプの蒸留酒です。

原材料:酒粕
度数:20度
製造元:株式会社杜の蔵 (福岡県)


吟香露(ぎんこうろ) 吟醸酒粕焼酎 20度 1800ml  税別2360円







 昔は定番商品として販売していた【吟香露】ですが、取引先の廃業により、そのルートが絶たれてから、さて20年くらい経ちますか。
先日も、お初のお客様に「ない?」と問われ、「ないんです」としかお答えしようのない体たらく。

 もう一度、動いてみました。
それには大元に掛け合うのが一番、と、杜の蔵様に事情を説明して、なんとか、別の仕入れルートが復活しました。
今、その入荷待ち状態ですが、それは本日の予定なんです。









「吟香露」は、粕取り焼酎(酒粕焼酎)に独特のヘビーな風味を抑えることで生まれた、淡麗でフルーティな焼酎として、幅広い世代の人気を集めています。
粕取り焼酎の専門蔵として創業した蔵元の情熱が結晶した、新感覚の粕取り焼酎「吟香露」の秘密を紹介します。


「吟香露」は、粕取り専門蔵の伝統が生んだ、新時代の粕取り焼酎

「吟香露」を造るのは、明治31年(1898年)創業の「株式会社杜の蔵(もりのくら)」。
粕取り焼酎専門の蔵元として誕生しましたが、その後、日本酒の製造も手がけるようになり、現在は社名を冠した「杜の蔵」や「独楽蔵(こまぐら)」などの銘柄で知られています。

「粕取り焼酎」とは、日本酒の製造過程でできる酒粕を原料にした焼酎です。
福岡県では昔から、蒸溜してアルコール分を抜いた酒粕を肥料にするとともに、アルコール分を集めて焼酎を造るという、農業と密着した粕取り焼酎文化がありました。
しかし、戦後になると粕取り焼酎に独特の個性的な風味が敬遠されがちになり、次第に製造する蔵元も少なくなっていきました。

杜の蔵では「自社の原点であり、郷土の文化でもある粕取り焼酎の伝統を絶えさせてはならない」と、粕取り焼酎の再生を決意。
試行錯誤を重ねた末に生まれたのが、若者にも受け入れられる淡麗でフルーティな粕取り焼酎「吟香露」でした。



「吟香露」の上質な吟醸香(ぎんじょうこう)を生む独自の蒸溜法

「吟香露」という銘柄名は、焼酎というよりも吟醸酒を思わせますが、それもそのはず、「吟醸露」が原料とするのは、酒粕のなかでも吟醸酒に使われた酒粕です。
この上質な酒粕を再発酵させることで、風味や味わいに深みを加えています。

加えて、「吟香露」が新時代の粕取り焼酎と呼ばれるゆえんが、杜の蔵独自の蒸溜技術です。
焼酎の蒸溜法には、原料の香りを十分に残すことができる「常圧蒸溜」と、クセを抑えて飲みやすくできる「減圧蒸溜」があります。
杜の蔵では、前半は常圧、後半は減圧という、2つの蒸溜法を組み合わせた蒸溜ラインを開発。
これにより、高級な日本酒に独特の「吟醸香(ぎんじょうこう)」と、粕取り焼酎ならではの風味を両立させています。

この並外れた技術から生み出された「吟香露」は、フルーティな香りとさわやかな甘みを特徴とし、アルコール度数も20度に抑えて、女性でも安心してたのしめる粕取り焼酎に仕上がっています。



*新居浜市内のお宅には配達いたします。
(税別5000円以上は無料、未満は税別500円の配達料が必要です)
ご注文は、メール takarajima@shikoku.ne.jp か、お電話 080-4038-3717 へどうぞ。
*その他のエリアの方は、トレジャーアイランドへおいでください。
全国発送できます。




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