いや、芋蔓式と表現する方が妥当か。
事の発端は図書館で見つけたこれ。
元々朗読CDが好きな私は、これまでも様々な役者のそれを聴いてきた。
出来のいいそれは、下手な映画を観るよりはるかに想像力を掻き立て、実に楽しい。
それに、うまい役者の朗読は心地よい音楽の様でもある。
その音色や抑揚に独特の味があるのである。
因みに、私が殊に好きなのが、橋爪功のそれ。
あの声色(こわいろ)といい、洗練されたアクセントといい、実にいい。
そんな訳だから、これを見つけたときには思わず心の中で「おっ」と快哉したものだ。
その夜早速聴いてみた。
まず、池波正太郎の文章がいい。
特筆すべきは二点。
まずは、女性(にょしょう)の描き方がさらっと奥深い。
その奥にある人間の性欲、肉欲を短い言葉で表現していて、如何にも大人の読み物だという感じがする。
次は格闘のシーン。
平蔵の愛刀も絡めつつ活写されており、アドレナリンが沸き立つ感じがするのである。
そして、それを朗読する古今亭志ん朝がハマリ役なのである。
あの江戸っ子弁バリバリの言い回しが、この小説の醍醐味を十二分に引き出していて、実に小気味良い。
で、勢い余って、その本業たる落語を久しぶりに聴いてみたくなった。
すると、あるある。
やっぱりいいねえ。
古今亭志ん朝 - 元犬 1/2
色々眺めていたらこんなのに行き当たった。
大晦日はこの落語を聞きましょう 芝浜 1of6
「芝浜」といやあ、ぐうたら亭主が改心して迎える大晦日を描いた人情ものの代表的な話だ。
その大晦日繋がりでこんなのが出てきた。
『言いたい放だい2008大晦日スペシャル』2008年12月31日放送
でまたその繋がりで出てきたのがこれ。
西部邁ゼミナール 2010年3月20日放送
西部邁といえば、20年ほど前に「朝まで生テレビ」で突然現れた論客、という印象が私の中にはある。
おまけにこの番組の放送局であるTOKYO MXなるものの存在をここで初めて知ることになる。
紐解いてみれば、
"デジタル9ch"の(地上波)東京エリア局TOKYO MXは、『放送とインターネットの連携』の先駆けとして、2007年から自社制作番組をYouTubeに提供しています。
東京エリアにお住まいの方も、そうでない方も、ユニークな『MXワールド』へようこそ!
ということらしい。
なるほどねえ、TVとインターネットの融合、もとい連携か。
ハテ?融合と連携の違いはなんだ?
ゆう‐ごう【融合】
[名](スル)とけあうこと。とけあって一つのものになること。「物質どうしを―させる」「東西文化の―」
れん‐けい【連携】
[名](スル)互いに連絡をとり協力して物事を行うこと。「他団体と―して運動を進める」[類語] 共同
ウン、一つにはならずに協力しあうこと、即ち、別個の存在だと認めてる訳やね。
して、わざわざそうする意義は?その収入源は?
こんな具合で、次々と湧いてくる興味から色々と覗いてみる。
要するに、興味が引き寄せる現象は連鎖反応を起こし、どんどんと新たな情報が入ってくるということを、けふは書いてみたくなったのである・・・
事の発端は図書館で見つけたこれ。
鬼平犯科帳(朗読:古今亭志ん朝)日本音声保存このアイテムの詳細を見る |
元々朗読CDが好きな私は、これまでも様々な役者のそれを聴いてきた。
出来のいいそれは、下手な映画を観るよりはるかに想像力を掻き立て、実に楽しい。
それに、うまい役者の朗読は心地よい音楽の様でもある。
その音色や抑揚に独特の味があるのである。
因みに、私が殊に好きなのが、橋爪功のそれ。
あの声色(こわいろ)といい、洗練されたアクセントといい、実にいい。
そんな訳だから、これを見つけたときには思わず心の中で「おっ」と快哉したものだ。
その夜早速聴いてみた。
まず、池波正太郎の文章がいい。
特筆すべきは二点。
まずは、女性(にょしょう)の描き方がさらっと奥深い。
その奥にある人間の性欲、肉欲を短い言葉で表現していて、如何にも大人の読み物だという感じがする。
次は格闘のシーン。
平蔵の愛刀も絡めつつ活写されており、アドレナリンが沸き立つ感じがするのである。
そして、それを朗読する古今亭志ん朝がハマリ役なのである。
あの江戸っ子弁バリバリの言い回しが、この小説の醍醐味を十二分に引き出していて、実に小気味良い。
で、勢い余って、その本業たる落語を久しぶりに聴いてみたくなった。
すると、あるある。
やっぱりいいねえ。
古今亭志ん朝 - 元犬 1/2
色々眺めていたらこんなのに行き当たった。
大晦日はこの落語を聞きましょう 芝浜 1of6
「芝浜」といやあ、ぐうたら亭主が改心して迎える大晦日を描いた人情ものの代表的な話だ。
その大晦日繋がりでこんなのが出てきた。
『言いたい放だい2008大晦日スペシャル』2008年12月31日放送
でまたその繋がりで出てきたのがこれ。
西部邁ゼミナール 2010年3月20日放送
西部邁といえば、20年ほど前に「朝まで生テレビ」で突然現れた論客、という印象が私の中にはある。
おまけにこの番組の放送局であるTOKYO MXなるものの存在をここで初めて知ることになる。
紐解いてみれば、
"デジタル9ch"の(地上波)東京エリア局TOKYO MXは、『放送とインターネットの連携』の先駆けとして、2007年から自社制作番組をYouTubeに提供しています。
東京エリアにお住まいの方も、そうでない方も、ユニークな『MXワールド』へようこそ!
ということらしい。
なるほどねえ、TVとインターネットの融合、もとい連携か。
ハテ?融合と連携の違いはなんだ?
ゆう‐ごう【融合】
[名](スル)とけあうこと。とけあって一つのものになること。「物質どうしを―させる」「東西文化の―」
れん‐けい【連携】
[名](スル)互いに連絡をとり協力して物事を行うこと。「他団体と―して運動を進める」[類語] 共同
ウン、一つにはならずに協力しあうこと、即ち、別個の存在だと認めてる訳やね。
して、わざわざそうする意義は?その収入源は?
こんな具合で、次々と湧いてくる興味から色々と覗いてみる。
要するに、興味が引き寄せる現象は連鎖反応を起こし、どんどんと新たな情報が入ってくるということを、けふは書いてみたくなったのである・・・