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宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

PRIZEープライズ

2025-04-02 14:27:49 | 本のこと
PRIZEープライズー (文春e-book)村山 由佳文藝春秋  やっぱりな。 小説家に憧れはしても、我にその才はない、ということを認めたくはなかった、ずっと。 だけど、この作品を読んで、納得がいった。 手を上げるしかない。  如何に様々なファクターを吟味咀嚼して言葉を紡いでゆくか、その具体例を見た気がする。 ただ、詳細を書き連ねることは出来ない、辛いから。 . . . 本文を読む
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おきざりにした悲しみは

2025-03-26 13:32:15 | 本のこと
16歳の頃から、小説を書いてきました。 いつの日か、水のような文体を手に入れたい。 その文章で、生きているものを書いてみたい。 それは、きっと励ましに満ちた物語で、読み終えた人の胸を一杯にするものになるはずだ。 そんな小説を、いつか書き上げてみたい。 それから50年、ようやくその夢がかないました。 「おきざりにした悲しみは」は、僕にとって夢の小説です。どうぞ読んでみてく . . . 本文を読む
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この人は昔から有名

2025-01-24 11:11:48 | 本のこと
<svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1 . . . 本文を読む
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ポール・ニューマン語る

2024-09-28 10:04:11 | 本のこと
「ハスラー」「暴力脱獄」「明日に向って撃て!」など、数々の名作に出演し、今なお愛される伝説のスター、ポール・ニューマン。 死後発見されたインタビューを編纂し、トム・クルーズやジョージ・ロイ・ヒルら関係者の声も織り交ぜた、最初にして最後の自伝。 これは、ポール・ニューマン本人とスチュアート・スターン(脚本家でありポールの友人の一人)の間で交わされた多くの対話に基づいており、1986〜1991 . . . 本文を読む
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4日で若返る「毒出し」のトリセツ

2024-09-22 09:21:55 | 本のこと
 二か月近く前に図書館にリクエストして、取り寄せてもらったこの本。 なんでそうしたのかの記憶は既に無い。 なので、以下は想像に過ぎないが、書いておこう。  昨今の現代人は癌で亡くなる人が増えている。 その増加率は顕著だ。 その原因について、門外漢たる私の想像は、食品添加物とストレスにあると思っている。 中でも、保存料、こいつが気に掛かる。 昔、試しに、賞味期限から2年経ったハムを食 . . . 本文を読む
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ひとりでカラカサさしてゆく

2024-09-08 22:06:31 | 本のこと
ひとりでカラカサさしてゆく江國 香織新潮社  人生における責任。 子を成人させ、親を看取る。 それさえ完遂すれば、我の生死は我で決めていいんじゃないか? キリストさんは自死を認めてないらしい。 別にキリストさんの免罪符は必要ない。  還暦を迎える辺りから、こんな思いを抱き続けてきた。 ただ、これは異端、悪魔の論理ではないか?と、疑問は付きまとう。  そうした我の思いに、一種の示唆を与 . . . 本文を読む
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サイゼリヤ元社長が教える 年間客数2億人の経営術

2024-08-04 16:06:49 | 本のこと
サイゼリヤ元社長が教える 年間客数2億人の経営術堀埜一成ディスカヴァー・トゥエンティワン  過日、ようつべで、この著者のインタビューを観て興味を持ち、図書館にリクエストしてみた本。 それは、ミツカン酢の創業者が中埜さんで『なかの』と読むことを覚えていたので、この著者は『ほりの』さんなんだろうなあ程度の認識から始まった。  安さは必要条件であって、絶対条件ではない。 安さを創出するため . . . 本文を読む
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お盆を挟んで

2024-07-31 12:44:01 | 本のこと
 けふは移動図書館の日。 リクエストしたのが2冊一遍に。 リクエストする前に確認すると、驚いたことに既に蔵書としてあったのが一冊と、古いのが一冊。  一度に四冊。 でも、二週間後がお盆なので、その更に一週間後の三週間先が期限。 ラッキー・・・ . . . 本文を読む
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力道山未亡人

2024-07-29 11:35:36 | 本のこと
力道山未亡人細田昌志小学館  力道山の死因が医療ミスだったことと、実業家として意欲を持っていたことは、興味深かったが、その他は大体想像がつくものだった。 前作の沢村忠に真空を飛ばせた男と、時代や業界が重なる部分があるし、逸話の深さにおいても、やや劣る感じがする。  失敬・・・ . . . 本文を読む
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同居鮨 間借り鮨まさよ Ⅱ

2024-07-29 11:30:18 | 本のこと
同居鮨 間借り鮨まさよ Ⅱ原 宏一双葉社  間借り鮨から同居鮨へ。 いよいよ『まさよ』は定着する と先走って想像してたら、違った。  内容は第一作と変わり映えしない。 が、人と人とのリレーションの表現は素晴らしい。  ただ、この先はもういいかな・・・ . . . 本文を読む
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岸本 佐知子

2024-07-28 14:08:29 | 本のこと
なんらかの事情 (ちくま文庫 き 30-2)岸本 佐知子筑摩書房  『孤高』をキーワードにナイルサーフィンをしてて、偶然に辿り着いた彼女にキョーミを持った、大いに。 全く知らなかった翻訳家。  現在、図書館への予約は上限なので待ち切れず、こいつの新刊を久しぶりにナイルでクリック。  そいつは明日届く・・・  最新刊のこれは、結構高価なので、次の移動図書館の日にリクエスト . . . 本文を読む
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真の人間になる

2024-07-12 14:18:40 | 本のこと
真の人間になる(上) (エクス・リブリス)甘耀明白水社  図書館にリクエストして取り寄せてもらった本。 何故邂逅したのかについては記憶がない。 如何にも大仰なタイトルだし、著者が台湾の人だというのも異色な感じ。  問題は、読み手である私の気分がなかなか高揚してこないということ。 さて、少し続きに入り込んでみるか・・・ . . . 本文を読む
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カラ売り屋シリーズ マネーモンスター (幻冬舎単行本)

2024-06-20 11:52:39 | 本のこと
 株の空売りで稼ぐ企業が、目を付けた企業のレポートをリリースし、それと同時に空売りを仕掛ける物語で、対象企業別の三話で構成されている。 ただ、目新しい状況や展開ではなく、冗長な感じは否めない。  なので、読了しないまま終えるかも。 何故なら【読むべき本】が行列を成しているから。  しかし、空売り企業が仕掛け先の瑕疵をレポートとして市場に流布する行為は、【株価操作】には当たらないのか . . . 本文を読む
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握る男

2024-06-16 10:59:38 | 本のこと
 寿司屋として、食を支配しようとする、突出した男ゲソと、六つも年下のゲソに支配されてしまう金森が中心になった物語。 他人をコントロールし、その為には殺人すらも犯してしまうゲソに恐怖、畏敬、そして共感、ひいては憧憬にまで転じてしまうカネの心の変化を通して、人が人に完全に支配されてしまう理不尽さが描かれている。 その、着々と積み重なる過程が痛快だったが、そこから先、頂点に至るまでの描写 . . . 本文を読む
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間借り鮨まさよ

2024-06-16 10:50:49 | 本のこと
 私の好きな、料理のことや、飲食店にまつわる人々のハナシ。 主人公まさよが間借り先を替える地域やカテゴリーごとの、三つからなる短編集。  そして、そこに通底するのは、【のほほんと笑って暮らしてゆきたい】という、まさよの人生訓といったもの。 面白かった、オススメ。 間借り鮨まさよ原 宏一双葉社 . . . 本文を読む
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イチオシ  酒の宝船(宅配専門)価格表  読み返したい記事

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