鑿壁偸光 漢字検定一級抔

since 2006.6.11(漢検1級受験日) by 白魚一寸

17-2の御浚い

2007年01月29日 | 直前の学習

 間違えるところは、人それぞれだから、あまり参考にならないでしょうが、また間違ったところを書いておきます。

1,語選択書き取り

驚いて目をみはる 瞠若
よく注意してみる 刮目


これが正解ですが、逆にしてしまいました。しかも、瞠若は瞠着と書きました。 瞠と刮の訓や意味をきちんと押さえていませんでした

瞠の訓読みは、みは(る)。
瞠若の若は、状態を形容する語に添える助字(「辞典」参照)。然や焉と同じ用法。

刮の訓読みは、けず(る)、こそ(げる)15-3には、書き取りで、ねこそ(根刮)ぎが出ています。
刮目は、目をこするという意味。こす(る)は、見出し語にはない訓ですが、【刮目して相待つ】は、8-1でも出ており、頻出語だと思います。この熟語の意味を把握するには、こす(る)という訓も憶えておいた方がいいなあ。

2,熟字訓

天蚕糸(てぐす、てぐすいと)

てんぐすと書きました。子供の頃、釣りをしていたときに、てんぐすと言っていました。「日国」(旧版)には、てんぐすも載っていますので、許容解答だとは思いますが、ここはおとなしく標準解答と「辞典」に従っておきましょう。カードも作りました。



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