鑿壁偸光 漢字検定一級抔

since 2006.6.11(漢検1級受験日) by 白魚一寸

ブログ開設して2年

2008年06月11日 | 凡例

1, 憶えるべきことを少なくしてなるべく楽に合格する方法

 私は、合格まで5年も掛かったので、当初、憶えるべきことを少なくして、なるべく楽に合格する方法を書いていこうと思っておりました。三点セットに絞るといっても、過去問全部は、入手困難です。また、「辞典」の見出し語は約42000,「四字熟語」の見出し語は約4000で、かなり重複があるといっても、厖大です。

 そこから更に絞り込み、1級までの漢字約6000字の内、出題可能性の低い漢字・熟語、読みでは出題されても書き取りでは出題可能性の低い漢字を探しています。また、絞り込みをしても可成りの量ですから、同音同訓異字や音符を同じくする漢字など間違い易いものがあります。また、そもそも、一旦憶えてもすぐ忘れてしまいます。合格点の8割をなるべく楽にとるにはどうしたらいいか今も思案しています。

2, 高得点を狙う

 一方、漢検1級は、この2年間の間に難化し、出題傾向も僅かですが変化していると思います。三点セット以外からも色々出題されますし、過去問の傾向から三点セットの絞り込みをしても、今まであまり出題されていなかった問題が出題されます。また、拙ブログには、1級頻回合格者の方が訪問してくれており、高得点を目指して皆さん学習中です。私は、18-1以降は受験しておりませんが、知人に問題を教えて貰って解いており、一応18-2以外は、合格点に達しています。私も、頻回合格者の顰みに倣って、高得点を目指したいと思っております。

 とはいえ、物忘れは年々非道くなってきましたので、なるべく憶えるべきことを少なくしながら、高得点を取るにはどうしたらいいかを考えています。尤も、満点(高得点)を取るために憶えるべきことを少なくする観点は、1とは可成り異なります。拙ブログは、1と2の観点が綯い交ぜになっています。

3, 1級外の地平

 上記2点は、漢検受験の視点にすぎません。漢検は、読み書きと四字熟語の意味が出題されるだけですから、形音義の学習で足ります。ただ、漢字には、悠久の歴史があり、字源などを繙閲すると漢字の邃い世界に触れることができます。また、1級漢字数は、異体字を入れれば10万字を越える漢字数の極一部です。また、 「大漢和」の収録語彙は、約53万語であり、三点セットの語彙数(重複を控除すると44000位?)などその極一部です。今、私は、「法華経」(岩波文庫)などを読んでいますが、漢籍を読んでいると、1級配当外の漢字がごろごろ出てきます。こういう漢字を、漢和辞典で学習しようかなとも思いますが、上記1と2の考察も中途半端ですから、当面は、上記1と2の観点で学習を継続しようと思っております。

最近は、ブログ更新頻度も疎らですが、今後とも宜しくお付き合いの程お願い申し上げますm(_ _)m



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お祝い (茶坊主)
2008-06-12 17:31:33
ブログ開設2周年おめでとうございます。
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御礼 (白魚一寸)
2008-06-12 21:24:40
茶坊主様 初めまして(ですよね?)
祝詞ありがとうございました。
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