ようやく、メタンハイドレートの試掘をする事が決定したそうです。
上手く行けば、日本は燃料の輸入国ではなくなる可能性もある取り組みですから、僕は大いに期待しますし、応援します。
あまりに嬉しい知らせだったので、ちょっと自分一人で盛り上がって申し訳なかったですが、メタンハイドレートについて良く知らない人の為に少しだけ説明しておきます。
【2007-03-24 朝日新聞 夕刊 2総合より】
水分子の結晶構造の中に天然ガス成分のメタンが閉じこめられた物質。シャーベット状で火を付けると燃える。
海底下に多くシベリアなどの永久凍土地帯にも分布する。
分解すると体積の約170倍のメタンが出る。
日本周辺には国内天然ガス消費量の50〜250年分が眠っていると試算されている。
と言う訳で、メタンハイドレートは将来のエネルギーを担う代替エネルギーとして有望視されている物質で、日本の近海にはかなりの埋蔵量があるのではないだろうかと言う見通しなんです。
その実用化が出来て、適用範囲が広がれば、日本はエネルギー輸入国ではなくなる可能性もあると言う事なんですよね。
しかも、メタンハイドレートは燃えても二酸化炭素をほとんど出さない燃料です。
石油をメタンハイドレートに置き換えれば地球温暖化を抑制する事もできると言う事ですね。
地球温暖化なんか起きているかどうか良く分かりませんけど。
ともかく、僕はこの試みが上手く行く事を切に願いたいと思います。
後は、中国や韓国の人に『ここはうちの領海だ』と言われないように、守りを固めないといけないですね。