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2008年7月23日マキシシングル『青空』をリリース!
柳生伸也のblog

ICタグ

2006-03-24 17:02:13 | 雑記
先日、テレビでICタグについての番組をやっていた。
知っての通り、ICタグは一辺が約0.4mmの小さなチップで、中には38桁の数字を記録する事ができるんだけど、それを商品に付ける事で、その商品がどんな物で今どこにあるのかなどと言う事を把握する(トレーサビリティーの向上)のに利用できると言う事で、今後の利用法について非常に期待されている。

さて、そのICタグなんだけど、工業製品だけじゃなくて、畜産なんかでも利用され始めているらしい。
例えば、どこの牧場で育って、病気の予防接種は何と何を受けた何歳の豚なのか、と言う事をICタグに記憶させておけば、それを読み込むだけで瞬時に把握する事ができる様なシステムを開発しているらしい。

その番組中で、ICタグを豚に取り付けるシーンが紹介されていたんだけど、少し驚いてしまった。

と言うのも、ICタグ自体は、冒頭にも書いたように一辺が約0.4mmの小さなチップなんだけど、豚に取り付けていたのはそれをおさめた直径10cm弱のプラスティックのケースだったから。
それを、豚の耳にピアスみたいな感じでガシャって取り付けるんだよ。

そりゃ確かに『食肉用』として飼育している豚なんだから、って考えているかもしれないんだけど、少なくとも飼育している間くらいは少しでも不自由のないようにしてやればいいのに、って思った。
あんなデカいのを片方の耳に付けられて生活する豚の事を思うと、なんだか気の毒になってくる。