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手作りの趣味を持つ「お絵描きやさん」

北海道産のパートナーNと暮らすワーキングババ
娘3人・孫ッチが3人、休みなし
品川生まれの品川育ちです

岩手がっぱりあげずぼっぽ⑰カッパ淵に行く道のりに

2015年12月04日 | 旅行

遠野駅から少し走ると日本の妖怪の中で一番有名な「カッパ」に会いに行きます

「水木しげるの遠野物語」観光バス

ボディーやホイールに座敷わらしやカッパが描かれています

カッパ淵に一番近い駐車場にあったカッパの手作り感満載の顔出し看板

そのカッパがいるという小川の淵に行ってみました

カッパに会えるかもしれない場所まで小路が続きます

珍しいホップ畑! 生ホップは珍しい

ここのホップはキリンビールが100%使用しているとの表記

海外のホップと日本産のものは味や香りが違うのかも

ホップの脇には稲作もされていました

もうちょっとで収穫なのだと農家のオジサンが教えてくれましたが

岩手の方言バリバリの方で、お話ししてくださった30%位しか内容判断出来ませんでした

この時ほど「文字テロップ」が欲しいと思ったコトはありません

室町時代に創建された「常堅寺」の境内を抜けて淵までいくのですが

冬季や境内が開いていない時間帯はぐるりと回り道

境内を抜けさせて頂くので、まずは賓頭盧様が安置されているご本堂にお参り

境内には頭にお皿の乗っかったような狛犬さん

昔、お寺が火事になった時に火を消してくれたカッパが狛犬になったという伝説

狛犬の頭のお皿に小銭が入っています

凹んでお水のある場所には必ずと言って良いほど小銭が入っているのが日本なのかも?

本堂脇にある十王堂

中には閻魔様方が怖いお顔でいらっしゃいます

地獄には行きたくないので、敢えて写真を載せるような失礼は出来ませんでした

参道の石畳に仏足石があり、踏まないようにして・・・合掌

「夕焼け小焼け」に歌われたような鐘楼

カッパの足あとがあしらわれた案内板

お寺の境内には「カッパの厠」がありましたが、使用すると尻子玉を抜かれそう・・・(TдT) 

はてさて平成のカッパは私たちの前に出てきてくれるのだろうか?


岩手がっぱりあげずぼっぽ⑯遠野でSL給水中

2015年12月03日 | 旅行

SLがガタン!と音をたてて緩やかに動き出しましたが、客車が切り離され置き去りです

機関者が到着してしばらく時間が経っていましたので、他には数名の観光客だけがホームに残っていました

赤いポールから管のようなものを機関車のオシリにジョイントしている様子

Nは「給水かな?」

そうか・・・「蒸気」機関車には「水」が必要なんですよね~、なるほど

給水をしている時間に、この後使う石炭が補給しやすいように焚口の近くに移しています

石炭の下部には貯水タンク

機関車に付いているライト

それらの電気は、蒸気タービン発電機で作られているそうです

階段に上がったほうがより近くに寄れるかな?

運転室の屋根に開閉式の窓 やっぱり火を焚いているので暑いのかなぁ?

火室は1000度以上にもなるし

ボイラー安全弁~?

今回偶然蒸気機関車を間近で見れる機会に恵まれ、色々な角度から撮影でき

私は機関車を比較的簡単なシステムだと思っていたのですが、間違っていました

ゴメンナサイ

それにしても力強い造形にヤラレテしまいました、私! 


岩手がっぱりあげずぼっぽ⑮遠野の銀河鉄道

2015年12月02日 | 旅行

許しを得て停車中の客車に入らせてもらいました

外観は夜空のようです

銀河鉄道の夜に出てくる星座が中心に描かれています

中には客車内部のデザインがなどが額装され

グッズや飲食品を売る売店もあり、トイレはバリアフリー・フリースペースも広く取ってある贅沢な造り

木の雰囲気を大事にしてある内装に落ち着いた夕焼けのような茜色のシート

落ち着いている中にほっとする華やかさが心地よい

ボックス席それぞれを仕切るようにアールデコ調の飾りが実物以上に広さを感じさせてくれます

窓のカーテンレールに座席番号が配され

上の網棚には星座のデザインのステンドグラス

降車ドアの近くには宮沢賢治のメッセージ

「イーハトーブ賢治」 花巻から釜石までの各駅に割り当てられたエスペラント語の愛称

遠野は民話という意味の「フォルクローロ」が当てられています

客車には小さいながらもプラネタリウムがあり

「次回ノ上映時間 次回ノ5分前ニハコチラヘオ越シ下サイ」

撮影スポットかな?乗車記念のプレートが最後尾に

急勾配区間でC58を補助するために運転台も付いている気動車キハ141系700番代を使用

停車位置に合わせて紺色のマークがホームにあります

うわー、位置ピッタリ! 気持ち良い感動

最後尾の外壁はさそり座のデザイン

SLのすぐ後の車両は濃紺で、4両編成客車の色がグラデーションになっているようす

元が通勤電車だったので、内部はかなり変わってしまったことでしょう

通勤電車の定員は150人前後、この観光列車になって62人定員になりました

ちょっとSLに近づくとキサハ144-702

外装のシンボルは射手座と「東北の文化・自然・風景を通してイマジネーションの旅」

他の外装にはわし座も

次回はSL銀河に「ちゃんと」乗ってみたいぞぉー!

そう思わせてくれたJRさん、ありがとう!


岩手がっぱりあげずぼっぽ⑭遠野で初SL見学

2015年12月01日 | 旅行

SLから降車した乗客がSLの正面を撮影すべくカメラやスマホを手にしています

近づきすぎたりして危なくないようにガードする人も

SLはそれぞれの部品は「仕事してます!」という力強さを感じます

車輪のあたりはずっと見ていても飽きない美しさ

ネジが緩まないように太い針金を二つ折りにして穴に差してあったりする

祖父が「トンネルで窓を閉めないとSLの煤で顔が結構黒くなるんだよ」と教えてくれたことを思い出したり

汽笛の音の大きさに驚きましたが、Nから「まだ小さいほうだよ」と言われました

Nの小さい頃はまだ北海道ではSLが走っていたらしく、詳細に覚えているそう

汽笛ってどんだけ大きい音が出るの!?

車輪の上の「26-1 OM」と記されているタンクのようなもの・・・

黒地に金色って合います!

運転席の脇には「C58239」「盛」「昭15川車」「ハキ トノ カマ モリ」

「26-1大宮総合車セ」「P・PS」「積10.0・空7.5」など直書きやプレートで表示がなされています

「ハキ トノ カマ モリ」とは古い国語の教科書みたいだな~などと考えていました