手作りの趣味を持つ「お絵描きやさん」

北海道産のパートナーNと暮らすワーキングババ
娘3人・孫ッチが3人、休みなし
品川生まれの品川育ちです

アラーキーさんの凄技!

2015年12月06日 | 日記

Nが好きな情景師アラーキーさんの昭和ジオラマ展に行って参りました

藤沢の駅前にあるビルの6階

最近はTVにも良く出ていらっしゃる方なので、画面でご覧になった方もいらっしゃると思います

「ゴッサムシティ」の一部です

空缶やポスターなども手作りなのだそうです・・・細かい!

Nは作り方や細かい造形に興味津津ですが

私はその作品の舞台になる土台へのこだわりに惹かれています

大きさの対比

Nは「トロ箱がイイ味出してるんだよな~」とひとりごち

昭和の香り?のバキュームカー

臭かったけど、大事な仕事だと子供心に思っていました

一度、大事にしていたひみつのアッコちゃんの魔法のコンパクトをポットン便所に落としてしまいました

自分でもショックだったのですが、買ってもらった親には言えず・・・

2・3日してからバキュームカーが来たらしく

下校した私を待っていたのはキレイに洗われた排泄物まみれだったコンパクトでした

きっとホースに詰まったか何かで汲み取り屋さんが母に返してくれたのでしょう

キレイになっていたけれども、どうしても再び遊ぶ気にはなれなかった私なのでした

足踏みミシンも昭和の音

母が作ってくれた幼い頃のアッパッパ(サンドレスなどというおしゃれなものではない夏のワンピース)

その足踏みミシンを譲り受け、子どもたちがペダルの上に座って運転遊びをしたり・・・

引越しの時にアフリカに寄付しましたが

私のミシンはきっとアフリカで誰かの服を作っていることでしょう

・・・と思いを馳せている私の隣でNはというと

古いタイヤの白っちゃけた感じに感心しているのでありました

昭和45年くらいまでは飼い犬も自由に散歩出来たのを思い出しました

そして雑種が多かった

大人になるまでは犬が苦手だった私ですが、純血種よりは雑種の方が好みです

あくまでも「雑種」! ミックス犬ではないですよ~

そしてアラーキーさんといえば「猫」

現在は猫ブームらしいのですが、昭和はそれに輪をかけて「猫天国」でした

猫が自由で人間に媚びすぎない天国

私は実は我が家の飼猫を外にも自由に出してあげたいのです

病気や怪我の心配もありますが、それよりも猫にイタズラやイヤガラセをする人間が怖い

ジオラマの中だとわかっているけれど、この猫たちが羨ましくなってしまいました

ファミマのある街角のジオラマ

コンビニのショーウィンドゥでご自分の本のPRもされていました

帰宅してからNにこの画像を見せると「こんなのあったのー?!」と驚いていました

お互い同じものを見ていても気になるポイントは違うのだよ、ふふふ

ファミマのお隣にあった「サワベ不動産」

親指の爪ほどの物件情報が細かいっ! 表示公正のお店みたいです 

*******

アラーキーさんのジオラマには私たちの想い出を引っ張り出してくれるようなチカラがあると思います

それは彼のチカラでもあり、小さいものへの愛情がそうさせるのかもしれません

次の作品も楽しみにお待ちしています!


岩手がっぱりあげずぼっぽ⑲遠野伝承館の隣でランチ

2015年12月06日 | 旅行

カッパ淵から駐車場に戻る途中でNが「腹減った」とぽつり

伝承園の隣で食べられるはず・・・行ってみましょう

途中に「早池峰(はやちね)大神」と彫られた岩と見慣れない形の鳥居

早池峰神社は806年創建・・・って、平安時代じゃないですか!!

ここは早池峰神社の古参道跡(現在は果樹園になっているようです)

古くからの信仰は、それだけでもパワーの大きさを感じちゃいます

さて、伝承園

メニューには岩手の郷土食「ひっつみ」があります

小麦粉を練ったものをつまんで汁に入れたものを「ひっつみ(汁)」と呼ぶようで

汁に入れる具は特に決まってはいないのだそうです

天井が高く民家を現代風にアレンジしたかのような店内

東北=リンゴのイメージで、りんご100%ジュースを注文

甘いのに後味サッパリ!

私はもちろん「ひっつみ」をセレクト

薄味でしたが出汁がきいていて美味しくいただきました

「ひっつみ」は”すいとん”に近いのかな?と思っていましたが

麺自体はシコシコした厚めの餃子の皮のようで、汁との相性抜群です

三つ葉とネギの香りが良く、思い出すと今でもヨダレが出ちゃいます

小麦は寒さに強い植物、寒さに強い稲が出来るまで

東北では麦などの穀物を育てていたためか、小麦粉料理が沢山伝わっています

昔の人々のご苦労にはホント脱帽です 

美味しかったです、ごちそうさま