桃おやじの歴史散歩

我が町は 記紀に記載の七代孝霊天皇黒田廬戸宮の比定地。
古代史を中心に、奈良の観光や地域情報を気ままに書いています。

「新木(にき)」  奈良県田原本町新木

2017-08-25 09:03:17 | 地域
「新木(にき)」

多、宮森の北、田原本旧町に近い所、飛鳥川を挟んで矢部の東側。
田原本の市街地の南西 直ぐ近くに新木(にき)という町民でさえ余り知らない入り込んだ所に100軒に満たない集落が有ります。

しかし、由緒は古く、多が飦富と表した頃、飦富を饒と表し、饒をニギ→ニキ→新木と表示する様に成ったとされます。

又、伊勢遷宮の際の元伊勢、笠縫邑にも批定され集落の西の端、飛鳥川畔に笠縫さん(姫大神)の石碑だけが今も残ります。

太子道(筋交い道)の後や条里制の後なども見受けられ、多神社の東西南北四つ鳥居の一つ北の大鳥居あとが残って、古代の様子を良く残す地域です。


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