駿大の森から

豊かな自然に恵まれる駿河台大学(埼玉県飯能市)。
大学の森の自然と私たちが取り組む森林保全の活動を発信していきます。

七夕飾り

2010-06-24 09:03:18 | 駿大の里山での活動
国際交流課外国語センターにお目見えした七夕飾り
梅雨のじめじめした気持ちをパッと晴れやかにしてくれました。
飾り付けされたササは駿大の里山で生育したもの。
里山では厄介者なのですが、このように有効利用されて、ヨカッタヨカッタ。

さて、今年の七夕は何をお願いしましょうか…。(ひ)

ヤブキリ

2010-06-23 09:00:00 | 里山の虫
草にぶら下がる不思議な個体。
良く見ると脱皮中のようです。
現在、お尻の部分だけでつながり中…大丈夫??
でも何だかとっても神秘的な瞬間でした。

これはバッタ目キリギリス科のヤブキリ。
藪に住むキリギリスです。
沖縄を除く日本全土に生息、身近な昆虫の一つです。(ひ)

アカバナユウゲショウ

2010-06-22 08:40:40 | 里山の花
直径約1cmほどのかわいらしいピンク色の花を咲かせるアカバナユウゲショウ。
漢字で書くと「赤花夕化粧」、夕化粧とはマツヨイグサ=待宵草の別称。
名の通り、開花は昼から夜にかけてです。
アカバナ科の多年草で、明治~大正期に園芸種として日本に渡来した南部アメリカ原産の外来種。
日当たりのよい路傍でも元気に咲くこの花、在来種との競合や遺伝子的撹乱が心配される侵入生物としてマークされています。(ひ)

ヘラオオバコ

2010-06-19 08:46:07 | 里山の花
地味、でもすっきりとした花を咲かせるヘラオオバコ。
ヨーロッパ原産で日本中はおろか世界中で見られるようになった侵入生物です。
世界的な広がりを見せる理由は、その繁殖力の高さ。
根茎でも広がるうえに、一つの個体がつける種は1万個にもなるのです!

ヨーロッパではハーブとして食用・薬用として用いられるヘラオオバコ。
近年ではヤギをはじめとする家畜の健康を促進するスペシャルな餌として、研究が進められています。(ひ)