oregonian way of life. 

オレゴンでの学生生活から南下して社会人生活へ。IT産業でホットなサンフランシスコ・ベイエリアで地味~に文系の仕事してます

アマースト・カレッジ散策♪

2006-09-26 | 
ボストン(Boston)3日目です。

話が戻るのですが、おとといの午後ボストンに来る前に寄ったのが、マサチューセッツ州アマースト(Amherst)。ノースアンプトンから車で20分ほど北東にある、アマースト・カレッジ(Amherst College)を抱えるカレッジ・タウンです。アマースト・カレッジは、大学院を持たない小さなリベラル・アーツ系の大学で、レベルが高い名門校。Holyoke Range と呼ばれる山並みを眺望できる抜群の環境と、小さくてお上品なアマーストの街並みとも相成って、いかにも「ニュー・イングランド地方にある名門カレッジでござい」という雰囲気でした。


(1946年に設置された第2次世界大戦のメモリアルからの眺望)

アマースト・カレッジは、同志社大学(京都)の創立者である新島襄の出身校でもあります。幕末の鎖国時代、日本人の海外渡航が禁じられている中で密航し、あるアメリカ人の援助を受けてアマースト・カレッジを卒業して明治維新後に帰国し、同志社を創立したようです。アマーストと同志社は姉妹校関係にあり、アマースト・カレッジのキャンパスには有志園という名の日本庭園(写真下)があります。ちなみに、2008年度の大河ドラマの舞台は幕末だそうですが、新島襄も大河ドラマのいい題材になりそうですね。でも、ある特定の学校創立者を題材にするとその学校の宣伝になってしまうので、公共放送としては好ましくないのでしょう。福沢諭吉や大隈重信の場合も、またしかり。





ちなみに、アマースト大学出身者には内村鑑三、「少年よ、大志を抱け」のクラーク博士、それに、日本史研究の第一人者でマサチューセッツ工科大学教授のジョン・ダワーなどがいるようです。

アマースト・カレッジを訪れたのは、日曜日の朝8時。静かなキャンパスを存分に堪能しました♪


(ノースアンプトンとアマーストをつなぐサイクリング・ロード。もう一日長く滞在できたなら、この道を自転車で走りたかった!)

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