ここ何年か、日米ともによく見かける「ずり下げズボン(droopy pants)」。「あのはき方を最初にしたのは誰?」とずっと疑問に思っていたら、知り合いが教えてくれました。その方が言うには、一種のストリート・ファッションというか、都市部に住む貧困層の子どもが、兄や「近所のお兄ちゃん」から貰ったぶかぶかの服やズボンをはいていたのが発端だとか。(そう言えば、90年代にはぶかぶかの服を着ることが流行しました。)もしこの説が本当だとすると、貧困層のファッションを裕福層が取り入れたことになりますね。
ファッションの流行というと、「庶民がエリートをまねる」ことが多いように感じます。この場合の「エリート」とは、モデルや芸能人などの人間だったり、「今、ニューヨークで流行中の・・・」に代表される場所だったりします。けれど、「ずり下げズボン」のように、中流階級やエリートが貧困層を真似る逆のパターンもありますね。ここ何十年か、ラップ・ミュージックをはじめ、都会の貧困街を発祥とする文化がすっかり主流になっているので、「ずり下げズボン」の流行も驚くべきことではないのかもしれません。こうやってみると、階級間の文化交流は活発に行われていますね。
庶民が「top dogs」を真似る(流行の流れが上→下)のに対して、「underdogs」のファッションを庶民や「top dogs」が真似る(下→上)というのは、ある意味民主的。貧困層のファッションだった「ずり下げズボン」を「だらしない」と蔑む人は、わたしのように「上からモノを言っている」非民主的な人になるのかもしれません。ね、流離人さん?
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ファッションの流行というと、「庶民がエリートをまねる」ことが多いように感じます。この場合の「エリート」とは、モデルや芸能人などの人間だったり、「今、ニューヨークで流行中の・・・」に代表される場所だったりします。けれど、「ずり下げズボン」のように、中流階級やエリートが貧困層を真似る逆のパターンもありますね。ここ何十年か、ラップ・ミュージックをはじめ、都会の貧困街を発祥とする文化がすっかり主流になっているので、「ずり下げズボン」の流行も驚くべきことではないのかもしれません。こうやってみると、階級間の文化交流は活発に行われていますね。
庶民が「top dogs」を真似る(流行の流れが上→下)のに対して、「underdogs」のファッションを庶民や「top dogs」が真似る(下→上)というのは、ある意味民主的。貧困層のファッションだった「ずり下げズボン」を「だらしない」と蔑む人は、わたしのように「上からモノを言っている」非民主的な人になるのかもしれません。ね、流離人さん?
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僕はこう考えていました。ずり下げずぼんは走ったり蹴ったりと運動を制限します。何かから逃げる時、追いかける時、喧嘩するとき、災害時、とにかく不利です。ファッションでそういう格好をする人は、実益よりも見せかけを優先する種類の人、軽佻浮薄な人々である傾向が強いのかなーと。
わたしが思っていたのは、いわゆる大人が「だらしない」と思うことをわざとやっているのかな、と。つまり、反抗心の表明として。
だぶだぶファッションはまだまだ続きそうです。
どこがそんなに魅力なんでしょう?
「かっこいい」っと思うのですが、
日本人がやると。。。(;^^
ただでさえ短い脚をさらに短くしていて、いただけません。
お洒落をするなら自分に似合うお洒落を~。
いわながひめさん、
そういえば、ハリーポッターのファッションが流行ったとは聞きませんね。優等生過ぎておもしろくないのでしょうか?
蘭丸さん、
「上からモノを言う」わたしに言わせると、外国人でも誰でもかっこいいとは思いません。
マーフィーさん、
恐らく、反抗心と表れというか、周りに「マヌケ」とか「だらしない」と思わせるところが「ミソ」なのではないかと思います。
ikuraさん、
わたしも、目の前にパンツが見えていてとしたことがあります。バージニア州には、「ずり下げズボン」を取り締まる法律があるようです。