oregonian way of life. 

オレゴンでの学生生活から南下して社会人生活へ。IT産業でホットなサンフランシスコ・ベイエリアで地味~に文系の仕事してます

コーチ・ショップで異文化体験

2007-05-27 | 消費文化
「ブログ、調子いいですね。わたしものぞいた時は必ずランキングボタンをクリックしています」という文で始まる、わたしのsibling(兄弟姉妹)から先日メールが。ヤツからそんな調子のいいメールというのは、嫌~な予感。やっぱり、「コーチのバッグを買ってきて~」でした。

それもあったので、昨日ポートランドへ行って入ってみました、コーチ屋さん。改めて思ったのは、コーチの店内ってわたしには全くの異文化空間だということ。コーチが好きだとか嫌いだとかというより、コーチのバッグというのは、雨でも自転車を毎日利用し、コーヒーカップやノートパソコンを持ち歩くわたしのライフスタイルには合わない。たとえ合ったとしても、あういうバッグを持って行きつけのコーヒーハウス自然食品店に行くと「浮く」こと必至!?

それに、コーチ店内の白い壁。真っ白な壁って、落書きをしてみたくなって落ち着かない。白い壁にしているのは、白パンや白砂糖を高級品の象徴だとした昔の名残なのかもしれませんね。同様に、「白い=最も文明化」として白人至上主義の考え方を形成したようですし。病院の建物が概して白かったり医者が白衣を着用したりするのも、清潔感の演出のほか、医学の権威を表している部分もあるのでは?色んな意味で、「白=高級」。コーチ店内の壁が白いのは「いかにも」という感じがします。

「異文化」というと国や言語レベルの「異」を連想しやすいけれど、文化というのが「人間が作った生活様式や内容」を含むならば、商品やインテリアを含めた店内の雰囲気というのも立派な文化。わたしにとってはアメリカや英語以上に、コーチの店内というのは異文化を感じる空間なのでした・・・。

(写真は、わたしが愛用しているEagle Creekのバックパック。マサチューセッツ州ノースアンプトンで去年20%引きで購入。コーチのバッグ一個買うなら、このバックパックが3、4個は余裕で買えてしまいます。わたしには、コーチよりもこっちのバッグ)

人気blogランキングへ(←最後にさりげなく、またおバカギャグ

最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (keiko)
2007-05-27 18:21:40
コ-チは.日本ではすごい人気.歩いていれば.かならず.持っている人.に会います.そんな私もコーチが好きなので.アメリカのメインのフリ-ポートのアウトレットコーチに行きました.値段がすごく安くびっくりです。もう日本で買うのはばかばかしいです.バックはあまりにも持っている人が多いので.お財布とか.バックにつけるチゃームとか.小物に目がいきます
返信する
Unknown (MIHO)
2007-05-28 02:52:59
白の色を使うのはやはり清潔感ですかねぇ~・・
白の服やバッグは汚れやすいので違う意味で高級って感じもしますね。庶民なのでどうしても汚れが目立たない色にしてしまいますw
返信する
コメント、ありがとうございます (しんのすけ)
2007-05-29 07:04:39
keikoさん、

日本におけるコーチ人気は、地元の新聞で以前報道されていました。オレゴン州は消費税がないこともあり、コーチ・ポートランド店の客の20%は日本人で、日本人の店員を雇っています。その店員さんに「アメリカでしか販売されていない香水はいかがですか?」なんて勧められたけれど、作った匂いはわたしは苦手なので・・・。

わたしはこの夏メイン州に行く予定です。アウトレットには行かないと思いますが。

MIHOさん、

普段アクティブに動き回っていると、白い服は汚れが目立って着れませんよね。白い服を着ても汚れない生活ができるのは有閑マダムの証拠かも。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。