われらしんじんのこども

真人幼稚園の子どもたちの日々の様子や、
  楽しいエピソードなどをお伝えしています。

11月の風に吹かれる

2005-11-30 18:35:07 | Weblog
 みなさんこんにちは。
 冬型が強まってきて、雪の降り始めている地域もたくさんありますが、新潟市は意外と暖かいですね。風は強いけれど、日中は陽も差していました。
 11月もきょうで終わり、クリスマスや年末に向けて街は少しずつ慌しく走り始めているように感じます。みなさんのお宅でもクリスマスツリーを飾ったりされますか?園の前の道路に面した木々には今日からささやかなイルミネーションが取り付けられ、点灯されましました。私たち自身はもとより、道行く人にもクリスマスと年末を少しでも暖かい気持ちで過ごしてもらおうと、毎年おこなっているライトアップです。どうぞ機会がございましたらぜひ夜に園の前を通ってみて下さい。平日はほぼ毎日点灯していますので。

 さて、子どもたちは寒さにもまけず元気に毎日を過ごしています。年中組の音楽会の練習もほぼ完成しつつあり、そのエネルギーと集中力の高さに圧倒されます。音楽会当日をどうぞお楽しみに!
 年少組の子どもたちも音楽会へ向けた活動が静かに開始され、今まさに園内は音楽会一色といったところであります。


【今日の一枚】
午後、陽が差してくると、子どもたちは待ちわびたように園庭へ。
ブランコ、おままごと、おにごっこ。
こどもは風の子、しんじんの子!
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年中組の音楽会練習(1)

2005-11-28 15:21:27 | Weblog
 みなさんこんにちは。
 今日はまた穏やかな一日で、子どもたちは園内外を存分に使って思い切り体を動かして遊んでおりました。連日、音楽会の練習などで自由に遊ぶ時間も削られているので、こんな日には日頃の分までたっぷり暴れまわって大いに発散してもらいたいものです。根をつめてばかりいても決して良いものは生まれません。大切なのは集中力です。それは、大人も子どもも同じこと。時間を上手に使って、集中して物事にあたる、これは子どもたちがこれからの人生を自分なりに生きていくうえでもとても大切なことだろうと思います。

 そんなわけで、先週末の年長組音楽会は大成功のうちに終わり、今週はいよいよ年中組の子どもたちが運動場へ出て本格的に練習を開始しました。早くも本番さながらのほどよい緊張感に満ちて、年長児たちに追いつけ追い越せとばかりにものすごいパワーで活動していました。ここからどんな風に仕上がっていくのか、本番が楽しみなところであります。



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年中組の練習(2)

2005-11-28 14:57:58 | Weblog
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年中組の練習(3)

2005-11-28 14:57:19 | Weblog
 
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みんなのおもいで

2005-11-26 23:02:39 | Weblog
 ここに一枚の印刷された文章があります。その文章のはじめには一編の詩が書かれていて、詩の題名にはこう書かれています。
 「みんなのおもいで」
 今年の年長組の子ども達が全員で様々な園生活の思い出を語り合い、意見を出しあって、それを担任たちがひとつの詩にまとめたものだそうです。出来上がった詩はこんな詩だった。


「みんなのおもいで」

おかあさんとはなれることは
さみしかったけど
こえをかけたら
たくさんともだちがふえた
ケンカをしたり
うんどうかいでまけたり
くやしいことも
あったけれど
ぼくらはあきらめず
がんばった
だいすきなようちえん
いつまでも
ぼくらのともだち


 文章の冒頭にこの詩が書かれ、次に担任たちがこの詩をみんなで(子ども達全員と)作り上げるまでに至ったいきさつを解説の形でこう書いている。

〈この曲が出来上がるまでの経緯〉
『幼稚園生活最後の音楽会が子どもたちにとってより充実したものとなり、思い出深いものとなるよう、担任3名で考えた結果、「年長組だけの、オリジナルの歌を作ろう」ということになりました。このことには、普段漠然と歌っている「うた」というものには、「メロディーを作る人がいて、歌詞を作る人がいる」という製作過程があるということを知らせたい、自分たちで作ることによって「うた」というものにより深い愛着、親しみを感じてほしい、自分たちで作り歌うことによって充実感を味わってほしい、という担任たちの願いが込められています。
 
 担任たちで曲を作り、そのイメージと3年間の集大成ともいえる行事にふさわしいテーマということで考えたものは、「思い出」というテーマでした。けれどそれはとても沢山あるもの。その中で子どもたちがその時の気持ちを思い出しながらエピソードを思い出せるように、幼稚園で「楽しかったこと」「うれしかったこと」「悲しかったこと」「頑張ったこと」という風にわけてエピソードを話してもらいました。その中からいくつかの言葉をピックアップして歌詞としてまとめ、メロディーにのせていきました。

 悲しいこと、うれしいこと、いろんなことがあった幼稚園生活。その大切な日々をひとつの「うた」に集約しました。この曲を子どもたちが思い出の1ページとして心の中に刻みこんでくれたら、と願っています。そして大切な思い出を胸に、これからも「未来」へ向け、子どもたちは歩み続けることでしょう。』


 この文章は今日行われた年長組音楽会でおいで頂いた皆様におくばりした文章をそのまま転載したものであります。曲も実際に本日おこなわれた音楽会の第二部で歌われ、初のお披露目となりました。子どもたちは淡々と優しく澄んだ歌声でこの曲を披露してくれました。完全オリジナルの、われらしんじんの年長組の子どもたちの楽曲です。おこしいただいた保護者の皆様、いかがでしたか? 子どもたちの思いが伝わったでしょうか?

 私自身も十代の頃から(かれこれ20年くらい)詩を書き、今も細い糸にすがるような思いで書きつづけている一人なので、子どもたちがこんな形で詩をあらわし歌にしてくれることを心からうれしく思います。言葉とメロディーがこんな形で出会うということはひとつの奇蹟であり、それはたびたび起こることではありません。この年長組の子どもたちと、担任たちだからこそ成し得たことであろうと思うのです。
 話す言葉は口にしたさきからこぼれおちていく。たいていそれはすぐに消えてしまう。しかし書きとめられた美しい言葉は人の心に深く染み込んでいく。汚い言葉は人の生きる力さえも奪っていく。だからこそ人は美しい言葉で世界を語る時と場所が必要なのです。言葉で世界を切り取って、確かめてみる経験が。もしその言葉が誰かを勇気づけるものであったとしたならば、生きていてこんなにうれしいことはない。
 この年長組の子どもたちにそのことの意味が少しでも理解されていたとしたら、もうそれ以上何も言うことはありません。
 
 彼らの作り上げた言葉と音楽がこれから先も歌い継がれ、語り継がれていくことを心から願っています。


 さて、来週はお待ちかね、年中組の音楽会がおこなわれます。どうぞお楽しみに!
 それでは皆様、良い週末をお過ごしください。







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ようこそ、ぼくらの音楽会へ!

2005-11-25 20:24:48 | Weblog
 みなさんこんにちは。
 ここ数日、毎日のように雷が鳴って激しい雨が降り続いていますが、いかがお過ごしですか?今日も昼間に何度も激しい雷鳴が轟き、そのたびに教室のあちらこちらからひゃ~、きゃ~、ぎゃお~(ぎゃお?)と子ども達の歓声が上がっていました。子ども達の中には雷に対して真剣に恐怖を感じている子どもも確かに大勢いるのですが、それでも園の中であるいはクラスの中で大好きな友達や先生と一緒にいると、恐怖心も少しは薄らぐのか、きゃ~と叫ぶ声にもどことなく余裕が感じられるのです。新潟では昔から「ゆきおろしの雷」などと言って、この時期の雷は雪が降り始める合図であると言われていますが、北陸地方に行くと「ぶり起こし」とも言われ、丸々と太って脂ののった寒ぶりが活発に動き始める季節を知らせているとも言われています。眠っていたぶりを起こすから、ぶり起こし。うまいこと言いますね、昔の人は。いずれにしても、空も本格的な冬の到来を告げているようです。
 
 さて、明日はいよいよ待ちに待った年長組の音楽会が開かれます。この日のために子ども達は連日のように合奏と歌に取り組んでまいりました。各ご家庭でもお子さんの様子からそのことを肌でお感じになった方もいらっしゃるのではないでしょうか?音楽会という行事はそもそも音楽というものが持つ性質上、相手に何かを伝えたいという大きな目的があります。つまり、聞きに来てくださる方々に自分達の表現を通して何かを伝えたいという思いがあるのです。これは明らかに他の活動とは異なっています。たとえば、マラソン大会は自分との戦いです。大きな声援が耳に届いていても最後は自分でなんとかするしかない。あるいは、真人祭の作品は純粋に自分と向き合った自己表現です。私達は熱心な観客であり応援者ではあるけれど彼らの頑張った結果を見守ることしかできません。しかし、この音楽会はそれらとは少し違っています。音楽はそれを表現している彼らと私達聴衆とが同じ時と場所で同時体験することができる。彼らのつむぎ出す音を分かち合うことができる。これは本当に素晴らしいことですね。少なくとも、子ども達はそのことを良く知っているのです。なにしろ音楽を通してたくさんのことを分かち合ってきたのだから。
 
 そこで、年長組の子ども達はこの音楽会を通して聞いてくださる皆さんにいったい何を伝えたいのか、そのことを考えてきました。趣向を凝らし、音楽を美しく奏でることはもとより、曲間に声をそろえて言う言葉ひとつひとつにいたるまで注意を払い作り上げてきました。自分達がただ楽しめば良い、楽しんでいるところを見てもらえば良い、というレベルからもう一歩踏み出して、分かち合いたい、と。これはいかにも年長児らしい心の変化であると言えましょう。自分達が楽しいことを、人にも分けてあげたい。人も楽しませてあげたい。できることなら共に楽しみ、分け合いたいという感情がめばえ、それを形にしてみる。この音楽会にはそういう意味がこめられているのです。その思いがどんな形になったのか、明日はどうぞじっくりご覧ください。じっと耳を傾けてください。彼らの歌や合奏の向こうからふっと見えてくるものがあるはずです。心の奥に静かに染み込んでくるものがあるはずです。一年間、あるいは二年間の膨大な蓄積の上に彼らが築き上げてきたものが。それを感じていただけたらこの音楽会は大成功であったと言えるでしょう。

 長い二学期を締めくくるにふさわしい音楽会が間もなく始まります。年長のつぎは年中、そして年少と続いてまいります。どうぞ保護者の皆様お楽しみにおいでください。教職員一同、心よりお待ち申し上げております。

 (おしまいに、二年前の音楽会に寄せて書いた詩を再掲します。この年長児達もまだそのころは年少組でした。時のたつのは早いものです。)



『子どもとおんがく』
     まえだ かん

ひとはなぜうたうのだろう
ひとはなぜかなでるのだろう
ひとはなぜおどるのだろう
こたえはいつも
すぐそばに
すぐそこに ある
めにはみえないけれど
てではさわれないけれど
みみをすませばきこえてくる
きみとぼくのあいだ
そらとうみのあいだ
だいちとかぜのあいだに

たいせつなことをつたえようとして
うまくことばにできないとき
あふれそうなよろこびを
きみにもわけてあげたいとき
しずかにふりそそぐかなしみに
こころがはりさけそうなとき
きみとぼくが
いまここにいるということの
ちいさなきねんに
ひとはうたうのだろう
ひとはかなでるのだろう
ひとはおどるのだろう

だきしめるようにやさしく
てをとりあうようにちからづよく
こころをおおきくふるわせて







 


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ふゆがはじまるよ!

2005-11-22 15:24:31 | Weblog
 みなさんこんにちは。
 きょうは朝から登園して来た子どもたちが、園児玄関で大騒ぎしておりました。それもそのはず、きょうからいよいよ玄関に大きなクリスマス・ツリーが飾られ、きれいなネオンも灯されたからであります。毎年この季節になると、音楽会にあわせるようにして、園児玄関には素敵なクリスマスの飾り付けがおこなわれています。天井まで届きそうな装飾にさまざまなクリスマスらしい小道具がちりばめられていて、子どもたちの多くは登園してくるなり玄関先で口をぽかんと開けたまましばし見上げておりました。今年はまた、どんな願いごとをするのかな?

 このクリスマスの飾りつけは二学期いっぱいおこないますので、園においでの際にはぜひご覧ください。





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17年度 真人祭大賞

2005-11-22 14:46:34 | Weblog
 毎年、真人祭において特に優れた作品を作り上げた年長児に対し、園長より授与しております真人祭大賞の受賞者が決まりましたのでお知らせいたします。
 
 本年度の受賞者は、
 【あお組】 いのうえ ゆうた 君の版画作品です。

 おめでとうございました。
 なお、受賞作品を園児玄関に再展示してありますので、園にお越しの際にはぜひご覧ください。
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音楽会練習1(年長組)

2005-11-22 14:29:26 | Weblog
 今週末におこなわれる年長音楽会に向けて、連日のように全体練習がおこなわれています。本番が近づいてきて緊張も高まってきた子どもたちのまなざしはきりっと引き締まり、顔つきもがぜん凛々しくなってきたようです。
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音楽会練習2(年長組)

2005-11-22 14:17:35 | Weblog
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